石川九楊の書から、音が生まれる日。塚田哲也×スコット・アレン 石川九楊の書から、音が生まれる日。塚田哲也×スコット・アレン
ほぼ日の「おちつけ」の書を手掛けた書家、
石川九楊さんの書論のひとつに
「書は音楽である」というものがあります。
その理論を概念として感じ取るだけでなく、
本当に聴くための楽曲にするプロジェクトが
まさにいま、進行しています。

石川九楊さんの代表作『歎異抄No.18』から
一文字ずつを抜き出して、
一点一画を計測、解析、数値化して、
楽譜にしたものを弦楽四重奏で演奏します。
この作品から、どうやって音楽に?
「書譜楽(しょふがく)」という世界初の試みを
現実のものにしようとしているおふたりから、
プロジェクトの動機と過程をうかがいました。
(1)書を音楽にしたい。
2024-04-30-TUE
(2)140文字に3カ月。
2024-05-01-WED
(3)夢は「みんなの歎異抄」。
2024-05-02-THU




2024年6月14日(金)18時開演
書譜楽「歎異抄No.18いはんや悪人をや」
コンサートのチケットを発売中!
石川九楊さんの代表作『歎異抄No.18』に
書き込まれた音を取り出し、
楽曲化した世界初のプロジェクトの
お披露目としてコンサートが開かれます。
書の一点一画を解析して音楽化した
「電子音楽奏byスコット・アレン」と、
藝大フィルハーモニア管弦楽団奏者が弾く
「弦楽四重奏byカルテット・オリーブ」の
ふたつを聴き比べるコンサートです。
石川九楊さんのご挨拶や、
スコット・アレンさんによる解説も
ぜひたのしみにいらしてください。
「石川九楊大全」展開催記念コンサート

書譜楽「歎異抄No.18いはんや悪人をや」
[日時]

2024年6月14日(金)18:00開演(17:30開場)



[会場]

旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園)



[チケット(全席自由・税込み)]

一般:3,000円

学生:2.500円

※「石川九楊大全」展は上野の森美術館で

【古典篇】遠くまで行くんだ

2024年6月8日(土)~6月30日(日)

【状況篇】言葉は雨のように降りそそいだ

2024年7月3日(水)~7月28日(日)

こちらの前後期で全面掛け替えをして展示されます。

展示の詳細は公式サイトをご覧ください。