好きなものを集めたら、
ちょっぴり奇妙な「雑貨」が集まる店ができました。
店の名は『HOBO SUPER OMISE SHOP』。
自分の人生に必要かと言われたら、
そんなことはない。
でも、所持したい。
コレクターになるというよりも、これは所持欲。
自分が買わないで誰が買う。
自分が買わなかったら誰かに買われてしまう。
買わねば。
そして家やお気に入りの場所に飾ることを、
たのしみたい。
バイヤー経験もある目利き店主、
塚本太朗さんが集めた品々を
ひとつずつ見せていただく連載です。
週に2回、火曜と金曜にお届けします。
1月の「生活のたのしみ展」にも出展するので、
どうぞおたのしみに。
すごく、存在感のあるものが届きました。
うわー! 北浦和也さんの作品ですね。
あー、これはすごい。
これも、これもすごいです。
ほんもののハンバーガーの大きさですね。
やばい。欲しい。
そちらのモチーフは‥‥何でしょうか。
うさぎさんですかね。顔をつままれちゃってる。
「ぐにゅ」となってる。
あ、うさぎ。たしかに。
これらの作品は、
ひとつの木から削り出してつくっているそうですね。
そう、接着剤などは使っていないんです。
仏像とかと同じつくり方なんですね。
かわいいくまと、
いかつい土偶の頭がくっついている、この像が。
北浦さんの作品の「ヘンさ」って、
なかなかマネできないです。
どういう発想からこの土偶が出てくるんだろう。
お聞きしてみたいですね。
塚本さんは、このなかで、
特にお気に入りはありますか。
やっぱり‥‥これです。
あーー。
これはちょっと、激しい。激しくいい。
色がまた、すごく味のある感じじゃないですか。
そこもいい。
ちょっとムラ感があって、木目が透けているのが、
独特でいいですね。おもしろいです。
これもかっこいい。
なんで、この3人(3匹?)なのか‥‥。
ほんと、眺めているとクセになります。
このおもしろさは、世界共通だろうなぁ。
誰が見ても
「おぉ、ヘンだなぁ!」と思うんじゃないかな。
たのしみ展では、
どのくらいの数を置かせてもらえるのでしょうか。
1個つくるのにとても時間がかかるそうなので、
小さめの彫刻がメインで、
そのときにある大きめの作品を
いくつかご出品くださる予定です。
きょうご紹介しているものも、
たのしみ展に持ってきてくださるかもしれません。
みなさんに実物を見ていただくのがたのしみですね。