MOVIE
泣きたい時が観たい時。
深夜に「泣ける映画」を
ビデオで観る集い。
名作だろうが愚作だろうが「泣ける」だけを追求する!
みんなで深夜に集まって、たがいのオススメ「泣ける映画」を、
静かに観賞しようではありませんか企画。

おっもしろかったーっ!
ひとりで観るのもいいけれど、
大勢で観るっていうのは、また全然ちがうもんだねぇ。
深夜にはじまり夜明け前に終了いたしました、
「泣きたい時が観たいとき」
泣ける映画ビデオ鑑賞の集いでしたが、
いま、2本の映画を見終わったところで、
ワタクシ、報告の原稿を書かせていただいております。
実は、「もっと!」という声がでて、
ここから先は自由参加(もともとそうだけど)ということで、
3本目の「クールランニング」に行こうとしています。

泣き率は、以下の通りでした。

1.「自転車泥棒」  38%(8人中3人)
これは、すでに3人の参加者が、はじめてじゃない
という作品。
モノクロの時代ものというハンデはあったものの、
3人の目玉から目汁をしぼり出させました。
ラストまでのサスペンス要素もたっぷりの、
「一直線集中型」構造で息抜けなすぎ、は、少しつらいか?
こどもを持つ親には、泣き率100%間違いなしでしょう。
そういうメンバーが、ひとりしかいなかったのでした。
また、上映直前に駆け込んできたメンバーは、
気持ちのウォーミングアップができてなかったと、
残念がっていました。
早めにスタンバイ・スイッチを入れておくのは
重要なようです。

2.「フィラデルフィア」67%(9人中6人)
基本的に、泣きのタイミングは2度でした。
一度は、音楽のちからそのものを、そのまま使って、でした。
詳しくは書きませんが、トム・ハンクスに感情移入する人と、
もうひとりの弁護士に入っちゃう人と、両方いたようです。
これも、すでに3人観ていたのですが、
3分の2の目汁を流させたのだから、すごいものです。
トムのセリフがあんまり多くなかったのに、
びっくりしました。
タイトルの都市名も風景も、大事だったんですよねぇ。
この映画が呼び水になって、
「もう一本!」の声があがったのでしょう。

次回は、
「パーフェクトワールド」と「陽のあたる教室」の予定。  

1998-11-14-SAT

目汁で、目玉をきれいに洗いたい。
ぼくは昔からレンタルビデオ屋に行っては、
「泣ける映画」を探す人間でした。
A級でもB級でも、映画としての上等下等はどっちでもいい!
ポルノ好きが、映画としての質を問わないのと同じです。
涙がいっぱいでるかどうかだけの勝負、というコンセプト。
周囲の人々に聞くと、みんなそれぞれに、
いい手持ちのコマ(泣ける映画)を持っているようです。
すすめられても、「いつか観る」じゃぁ忘れちゃうから、
いっしょに夜中に観ようじゃねぇかということに、
相談がまとまりまして・・・さっそくやります。

趣旨に賛同なさる方は、空間こそちがえ、
同じ「泣き空間」を共有しませんか?

第1回「深夜の泣き映画観賞の集い」の、ネタ(材料)は、

1.『自転車泥棒』
  イタリア映画の親子貧乏もの。モノクロ。darling所有。

2.『フィラデルフィア』
  アメリカの正義のエイズの弁護士もの。

この2作を、
間に20分のインターミッションをおいて連続で。

全国の「泣ける映画」好きのみなさん!
いまから、ビデオを借りに行って、セットして待つ。
金曜日23時の時報と共にスタートしましょう。
うちらもそうします。
これでいっしょに泣けるじゃないっすか。うれしいねぇ。

◆ルールとマナー

1)上映中の私語は禁止する
2)上映中の食は禁止するが、飲は許す
3)上映中の喫煙は「ほぼ日」では許す
4)上映中の仕事は禁止する
5)上映中の電話は、送受信ともに禁止する
6)上映中の用便等は、周囲に遠慮しつつ速やかに立つ
7)上映中は他参加者の顔を見ないようにする  

このページを読んでの感想などは、
メールの表題に「泣きたい時を読んで」と書いて
postman@1101.comに送ろう。

1998-11-13-FRI

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