―Tea For Us―
茶坊主のひとりごと。
茶坊主・ごうどじょうの
vol.18より

収録最中、茶坊主の琴線にふれた
ひとことを紹介します。


BOSEさん:
「結局、嫌なことは同じだし、
 テレビ観ていて文句いってたりするのも
 キモのところが同じで、
 気に入らない人も大体似ていて。
 当時、気にいらなかったものの、
 なんか似た人が今もいるだけで、
 変わらないなぁ!
 って思って。」


4年ぶりにリリースする、
スチャダラパーのニューアルバム 「The 9th Sense」
を聞いて「良い意味で進歩がない」と評したdarling。
一方で「最近の音楽の人って進歩しすぎ」とも。
それを受けてアルバム制作中にBOSEさんが思った一言。

二杯目◎ご意見やご感想もお待ちしております
 ゲスト:BOSEさん

茶坊主、ごうどじょうです。
ほぼにちは。
(一度、使ってみたかった)
「ザ・チャノミバ」の構成会議は
ラジオ番組としては多い方なんですけど
毎回5人のメンバーで行っています。

編集部註:
プロデューサー、ディレクター、
AD、茶坊主に加え、
ほぼ日スタッフも2名参加している。
会議室は非常にタバコ臭い。
(紅一点アロハ・トミタ談)

先週もお伝えしたとおり、
この番組に関しては、
「内容を煮詰める」なんてことがないんです。
最近の会議の議題は
「ゲスト、誰にしましょうか?」
ということ。

糸井さんの茶飲み相手がいないと成立しない番組ですから
とにかく5人のメンバーが気になる人を中心に
名前を挙げていって糸井さんの茶飲み相手として
ふさわしいかどうか? ってことを会議しているのです。

こういう書き方をすると
すっげえ厳しい会議のようですが
「女子ゲストいないですね?
 誰がいいですか?」
「松浦亜弥ちゃん!」
「いいよなぁ!」
「本上まなみ。」
「オレも会いたい!」
「じゃ、僕は上戸彩。」
「パンダの着ぐるみ着てるやつかわいい!」

と、単に逢いたい女性の名前を羅列するだけ。
「お前、クラスの女子で誰好き?」
って言ってた中学時代と何も変わってません。
挙句の果てに、唯一の女性スタッフ、
ほぼ日の冨田さんまでも、
「私は、いつか、
 元巨人軍の篠塚さんに逢えれば(ハート)」

と言い出す始末。
僕達だけで話していてはラチがあかないわけで、
みなさんは誰をゲストに呼んだらいいと思いますか?
良かったら、こっそり教えてください。
「糸井さんと、こんな話で盛り上がるんじゃないか?」
「あの人のこういう話を聞いてみたい」
そんなご提案をお待ちしています。
段取りのない、放送の中では、
こんな募集告知もしないと思いますので、
よければ、メールで教えてください。
今後の会議で、
私、茶坊主が積極的に提案していきます。

編集部註:
「ちなみに松浦亜弥のラジオは凄い!
 あいつは天才だ!」
というのが男子スタッフ全員が一致した意見。
立ち読みで松浦亜弥のエッセイ
「亜弥とあやや」を読破したと
自慢気に話すスタッフがいたことをここに記す。

さて、そんな締まりのない会議の中で、
すんなり決まった最初の茶飲友達BOSEさん。
みなさん、第1回目の放送は、聞いていただけましたか?

とにかく、無駄話をしたい糸井さんが
記念すべき番組一発目の質問、
「何座?」から、始まった第1回目。
人間、なかなかダラダラできないってことが、
よく分かったかと思います。

編集部註:
「番組の第一声をどうしようか?」ということを
考えに考えぬいたdarling。
「すでに段取りを気にしてるんじゃないか?」
という声もちらほら。
ちなみにBOSEさんは山羊座。

「いったんCMです。」といっても、
収録テープは回りっぱなし。
どこまでが放送で、
どこからがオフトークなのか、
境目も定かじゃないまま、
ぐんぐん時間は過ぎていきます。

台本のある番組では、
「ここでこういう話して、
 それを受けてこっちの話をして……。」

と、理詰めで構成が作られていくんですけど、
ただ自由な話だと、突拍子もない流れで
話が進んでいくものなんですね。
「その話から、そう行くのか〜?」
「今、この人は何考えてるんだろう?」
「そういえば、何の話をしてたっけ?」
などと想像しながら聞くと、
より一層楽しめるのではないかと、
間近で見ていて、そう感じました。

それと、「同じものが好き」というのは、
否応なしに盛り上がるものなんだとも
改めて思いました。
第2回目の放送では、
BOSEさんと糸井さんが“犬”について語ります。
「そうそうそうそう!」
「いいよねー!」
と、
同じ気持ちを共有しあった仲間という雰囲気が
ヒシヒシと伝わってきます。
よく合コンなんかで、
「あの映画いいよねー。」
「俺も好きー。」

といった会話が聞こえてきますが、
早く打ち解けるためには、
この手はかなり使える。
「心のメモ帳」に書いておきました。

最後に、この番組のオススメの聞き方です。
ダラダラトークをダラダラ聞き流すのも、
もちろんいいんですけど、
テープやMDなどに録って、
何度も聞きなおすのも、意外と楽しいですよ。
「こういう話が出たら、
 次はきっとこう言うな」とか、
徐々に、糸井さんやBOSEさんの脳の動きが読めてきて、
考え方とか話し方のコピーができるような気がします。
慣れてきたら、糸井さんかBOSEさんになりきって、
「で、その時、どうしたの?」とか、
自分も会話に入っていくと、
また違った味わいが出るのではないかと思います。

それでは、この辺で。
最近、浦島伝説のことが気になってる、
茶坊主・ごうどじょうでした。
あ、みなさん、本当にゲストのアイデアくださいね。


BOSEさん。やぎ座。


番組中に段取りがないので、
ボーズさんにかわってお知らせです。
スチャダラパー情報!!
 4年ぶりのニューアルバムが出ます!

 
 「The 9th Sense」
 4年ぶりのニューアルバム完成!
 2004年4月28日発売

 
ニューアルバム
  「The 9th Sense」をひっさげて
  スチャダラパーが「The 9th Sense Tour」で
  日本全国を駆け巡るのだ!

  「The 9th Sense Tour」

 ・福岡 DRUM-Be1
 日時:6/23(水) open:18:00  start:19:00
 お問合せ:キョードー西日本 092(714)0159
 
 ・大阪 心斎橋クラブクアトロ
 日時:6/24(木) open:18:00  start:19:00
 お問合せ:クラブクアトロ 06(6281)8181
 
 ・名古屋 クラブクアトロ
 日時:6/26(土) open:18:00  start:19:00
 お問合せ:クラブクアトロ 052(264)8211

 ・仙台 CLUB JUNK BOX
 日時:7/14(水) open:18:00  start:19:00
 お問合せ:キョードー東北 022(296)8888
 
 ・東京 渋谷クラブクアトロ
 日時:7/16(金) open:18:00  start:19:00
 お問合せ:クラブクアトロ 03(3477)8750

 <総合問い合わせ>http://www.schadaraparr.net/
 

2004-04-11-SUN


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