―Tea For Us― 茶坊主のひとりごと。 |
茶坊主・ごうどじょうの
収録最中、茶坊主の琴線にふれた ひとことを紹介します。 みうらじゅんさん: 「遅漏は絶対いいわけしないけど 早漏は妙にいいわけする。」 数々のマイブームを世に出しつづける みうらさんにとっても 糸井さんは趣味がよくかわる人間にみえるらしい。 どうしてそんなに興味が移るのかということを 説明する糸井さんに向けて みうらさんが思わず口をすべらせた一言。 |
先日、全然違う番組のスタッフの方に、 「あの『ザ・チャノミバ』という番組は すっごくテンポもよくて面白いんだけど どんな打ち合わせをしているのか?」 と聞かれました。 ちょっと悩んだのですが ぼくはこう答えました。 「打ち合わせはですね、 …そう言えば、していません。」 どうも、茶坊主・ごうどじょうです。 これは本当なんです。 この番組に打ち合わせというものがないことに、 最近気付きました。 というわけで、 今回は、番組本番前の過ごし方について お話をさせてもらいます。 一応、ゲストの方がいらっしゃったら、 「今日はお世話になります! じゃ、軽く打ち合わせをさせてください」
といった挨拶だか段取りだかわかんない 微妙な言い回しで なんとなく、糸井さんとゲストの方を囲んで、 スタッフ一同集まりはするのですが 番組の内容に関係のある話は、 たぶん誰もしてないんじゃないでしょうか。 みうらじゅんさんの時はこうでした。
といった感じで、 とりとめもない話が延々と続くだけ。 想像してください。 ワイワイ・ゲラゲラ・ヘラヘラと くっちゃべっている男だらけの会議室。 ちょっと異様でしょう? ただの部室です。 だからといって油断していると
といった、有り難いお言葉が 急に飛び出したりするので、 一瞬たりとも気が抜けません。
で、こんなダラダラした会話がしばらく続くと 大体、糸井さんから、 「じゃ、そろそろ働きますか。」 というキッカケが出て、 いざ、本番になります。 まぁ、「働きますか。」とは言っているものの、 本番も会議室でのおしゃべりと、 ほとんど変わらないんですけどね。 さて、今回の放送で中心となったのは、 6月5日・6日に行われる、 みうらじゅん・東京ドーム2DAYS 「郷土LOVE2004」のお話。 なんでも、今は、 このイベントの準備にかかりっきりだという、 みうらさん。 「全国の物産展が集まって、試食し放題!」 「ゆるキャラの入場行進に時間がかかるんです!」 などなど、イベントの見所、 味わい所についてのお話に華が咲きます。 そんな中、
と、「郷土LOVE2004」への参加を促すと
ということで、糸井さんも乗り気に。 久しぶりに、糸井さん&みうらさんの強力タッグで、 何やらしでかしそうですね。 詳細が決まったら、 ほぼ日でも発表があるのではないでしょうか? 私、茶坊主も楽しみにしています。 では。 (先週、ケンカをしていたカップルは、 女子のほうが「もう、いいから!」 と言って出て行き、 男子だけが、いづらそうに残ってました。 大変そうですね。 私の直感によると、どうも4月を迎え お互いの環境が変わって、 女子に気になる男性ができたのではないかと。 そこで、変化のない男子に 嫌気がさしたように見受けられました。 たぶん、当たってます。) みうらじゅん 漫画家、イラストレーター、エッセイスト、 ミュージシャン、プロデュース業他 1958年2月1日生まれ京都府出身 武蔵野美術大学在学中に月刊漫画「ガロ」でデビュー。 ほぼ日誌上では「バットくん」が連載中。 みうらさん、4年ぶりの原稿をお待ちしております。
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2004-04-25-SUN
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