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![]() ―Tea For Us― 茶坊主のひとりごと。 |
ひょんなことから、 プロボクサーの方と知り合いになり、 生まれて初めてボクシングを生で観戦してきました、 茶坊主・ごうどじょうです。 以前、格闘家の高阪TK剛さんが ゲストにいらっしゃった時、 「リングの上では、先の先の、 そのまた先まで読んで攻撃してるんだ。」 といった話を伺っていたので、 初体験のボクシング観戦も、 あっという間にのめり込めましたね。 「いいよ、いいよー。相手、効いてるよ~。」 「打ったら離れて!」 「そう! 右! 右!」 などの声援の真っ只中で、 「チャノミバやっててよかったな~。」 と感慨にふけってしまいました。 そう、この番組では、 今まで触れる機会がなかった世界の魅力を 糸井さんが引き出してくれて、 興味の幅が広がるんですよ。 (いやらしい宣伝になりましたが、 現在ラジオ界は、聴取率調査週間。 今まで聞いてなかったみなさんも、 ぜひ聞いてください。) ということで、今回のゲストは、 詩人の谷川俊太郎さん。 もちろん、詩の世界の楽しさや、 奥深さについての茶飲み話が広がります。 番組内では、谷川さんとご子息の谷川賢作さんによる CD『家族の肖像』から 「さようなら」という詩をかけさせて頂いたんですけど、 いや~、やばかったですね。 もう少しで泣きそうなところを、 ゴングに救われたって感じです。 ちょうど、その収録前、 糸井さんと「最近、何で泣いた?」みたいな話をしていて、 糸井さんも 「最近ね~、自分の家だったら絶対泣いてる! ってことが多いんだよ。」 と、おっしゃってたんですけど、 その直後の収録中にそんな体験が できるとは思ってもみませんでした。 ![]() 泣きそうなんですよ。みんな。 「さようなら」の歌が始まったあたりから、 予感はあったんですけど、 途中からは、涙を浮かべている目を見られたくないため、 スタジオにいる全員が視線を合わせない有様。 それでもチラッと様子を見てみると、 糸井さんもイッパイイッパイの目をしてました。 歌っている村上ゆきさんの声もまっすぐで、 「あぁ、もうちょっとでヤバイ。もう出る、出る!」 と涙ストッパーをかけるのに必死。 そして、聞き終わったあとの2人のお話にも、 また感激ものなんですよ。
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うぅ、なんだか、ものを生み出すことの不思議さに 触れた感じがしました。 というわけで、早速『家族の肖像』を 買って家で聞いてみた、茶坊主・ごうどじょうでした。 泣いたか否かは、秘密です。 来週は、ザ・チャノミバ初のロケ。 北海道から、栗山英樹さんとの茶飲み話をお届けします。 ![]() 谷川俊太郎:詩人 1931年12月15日生まれ東京都出身 1952年、「文学界」に詩を発表して注目を集め、 処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行、 詩集「マザーグースのうた」や スヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」などの翻訳、 脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍している。 現代を代表する詩人のひとり。
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2004-06-27-SUN
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