―Tea For Us― 茶坊主のひとりごと。 |
糸井さんと栗山さんの話を聞いて、 「野球ってそんなにいいものなのか。」と バッティングセンターというものに行ってきました、 茶坊主・ごうどじょうです。 今までバッティングセンターというと、 男女で行って、 女:「すごーい!」 男:「いやー、久しぶりだから調子でないよ。」 女:「そんなことないよー」 と、彼氏のカッコ良さを 「+1」ぐらいするところだと思ってましたが、 実際に行ってみると、まぁ、大体その通り。 付き合い始めっぽいカップルや、 友達以上恋人未満の男女をかき分けかき分け、 立ちましたよ。打席に。 結果は1割2分5厘といったところ。 順番待ちのカップルの視線がつらかったです。 さて、今回、栗山英樹さんとの茶飲み話は、 野球の話ではなく、組織とか仕事の話がメイン。 最近「組織とはどうあるべきなのか?」 そして「ビジネスって何だろう?」 とか考えているという栗山さんを生徒に、 糸井さんの講義が続きました。 糸井 「伸びている企業って、やることがたくさんあるから、 組織ってないんですよ。」 糸井 「人って、組織を決めた途端に、 自分の役割以外はしなくなる。 活き活きしてたものが、 そこで固定されちゃうんですね。」 そんな言葉に、栗山さんをはじめ、 スタッフ一同「ほ〜ぅ」とため息。 固定給で働く一応会社員の僕も、 「糸井さんって、 バカなことばっかり考えてる人じゃないんだ??」と、 ちょっと感動。 さらに!? 糸井 「ビジネスって、究極は、 新しい市場を作ることなんですよ。 そうでないと、 限られたものを奪い合うだけになるんです。」 という話には、 何か働く目標を見つけられた感じがしましたね。 ディレクター大西さんも、 「俺等の仕事って、限られた放送枠を 奪い合ってるようなもんだよなー。 だから、やるせない気持ちになるのかな。 そうだよな、新しい市場だよなー。」 と、北の大地に沈む夕陽を見つめて、 物思いにふけってる様子。 最後は、いつまでも腰の低い栗山さんと 硬い握手を交わして、 ずっと見送られながら、北海道を後にしました。 栗の樹ファームに、darlingも桜の苗を植樹。 大きくなって花の咲く日はいつごろでしょうか 以上、「なじみのバーを作る作戦」大苦戦中の 茶坊主・ごうどじょうでした。 来週は、ドラマーの沼澤尚さんの登場です。 栗山英樹:スポーツジャーナリスト 1961年4月26日東京都出身 中学・高校時代は野球部のエースとして活躍。 東京学芸大学進学後は、教職を目指し、 小・中・高校の教員免許を取得するが、 1984年にドラフト外でヤクルトスワローズに入団。 1989年にはゴールデングラブ賞を受賞。 1990年のシリーズ終了後、現役引退。 スポーツキャスターだけでなく、 大学講師としての顔をもつ。
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2004-07-18-SUN
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