―Tea For Us―
茶坊主のひとりごと。

十四杯目◎
darlingの経営論
ゲスト:栗山英樹さん

糸井さんと栗山さんの話を聞いて、
「野球ってそんなにいいものなのか。」と
バッティングセンターというものに行ってきました、
茶坊主・ごうどじょうです。

今までバッティングセンターというと、
男女で行って、

女:「すごーい!」
男:「いやー、久しぶりだから調子でないよ。」
女:「そんなことないよー」

と、彼氏のカッコ良さを
「+1」ぐらいするところだと思ってましたが、
実際に行ってみると、まぁ、大体その通り。
付き合い始めっぽいカップルや、
友達以上恋人未満の男女をかき分けかき分け、
立ちましたよ。打席に。
結果は1割2分5厘といったところ。
順番待ちのカップルの視線がつらかったです。



さて、今回、栗山英樹さんとの茶飲み話は、
野球の話ではなく、組織とか仕事の話がメイン。

最近「組織とはどうあるべきなのか?」
そして「ビジネスって何だろう?」
とか考えているという栗山さんを生徒に、
糸井さんの講義が続きました。

糸井
「伸びている企業って、やることがたくさんあるから、
 組織ってないんですよ。」


糸井
「人って、組織を決めた途端に、
 自分の役割以外はしなくなる。
 活き活きしてたものが、
 そこで固定されちゃうんですね。」


そんな言葉に、栗山さんをはじめ、
スタッフ一同「ほ〜ぅ」とため息。
固定給で働く一応会社員の僕も、
「糸井さんって、
 バカなことばっかり考えてる人じゃないんだ??」と、
ちょっと感動。
さらに!?

糸井
「ビジネスって、究極は、
 新しい市場を作ることなんですよ。
 そうでないと、
 限られたものを奪い合うだけになるんです。」


という話には、
何か働く目標を見つけられた感じがしましたね。
ディレクター大西さんも、
「俺等の仕事って、限られた放送枠を
 奪い合ってるようなもんだよなー。
 だから、やるせない気持ちになるのかな。
 そうだよな、新しい市場だよなー。」
と、北の大地に沈む夕陽を見つめて、
物思いにふけってる様子。

最後は、いつまでも腰の低い栗山さんと
硬い握手を交わして、
ずっと見送られながら、北海道を後にしました。


栗の樹ファームに、darlingも桜の苗を植樹。
大きくなって花の咲く日はいつごろでしょうか


以上、「なじみのバーを作る作戦」大苦戦中の
茶坊主・ごうどじょうでした。
来週は、ドラマーの沼澤尚さんの登場です。


栗山英樹:スポーツジャーナリスト
1961年4月26日東京都出身
中学・高校時代は野球部のエースとして活躍。
東京学芸大学進学後は、教職を目指し、
小・中・高校の教員免許を取得するが、
1984年にドラフト外でヤクルトスワローズに入団。
1989年にはゴールデングラブ賞を受賞。
1990年のシリーズ終了後、現役引退。
スポーツキャスターだけでなく、
大学講師としての顔をもつ。


番組中に段取りがないので、
かわってお知らせです。
栗山英樹さん情報!!
栗の樹ファームを紹介します!

今回の収録が行なわれた
栗山さんが手作りで作った野球場、
栗の樹ファームの連絡先はこちら
これから秋にかけて野球するには
最高の場所ですよ。
イチローが所属するシアトルマリナーズの
セーフコ・フィールドと同じ芝生を植えた野球場。
日本版・フィールド・オブ・ドリームがここにあります!


〒069-1508
北海道夕張郡栗山町湯地22-25
 栗の樹ファーム
TEL&FAX(01237)2-3917

※野球グラウンドを利用希望の方は、
上記のTEL番号へ、またはFAXで直接、お問い合わせください。
http://www.sponichi.co.jp/kuriyama/

2004-07-18-SUN


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