―Tea For Us―
茶坊主のひとりごと。

二十六杯目◎
落合ドラゴンズとハウルの動く城
ゲスト:鈴木敏夫さん

『スウィング・ガールズ』という映画を観てきました。
茶坊主・ごうどじょうです。
方言を話す女の子には、
どうしてこんなにキュンと来るものなんでしょう?
何度目かの思春期に突入中です。

さて先週は、生チャノミバの予定だったんですが、
プロ野球、日本シリーズが白熱してしまい、
放送をお届けできませんでした。
ずーっと、みんなで野球を観てましたよ。
実は、その野球を観ながら、
今週に向けての収録を行ったんですが、
スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーは、
大の中日ファンということで、
普段とは全く違った熱気を放ってました。

そんな鈴木さんの印象に残る話は、

鈴木 選手時代にライバル同士だった人が、
今度はそれぞれ別の球団の監督になって対決する。
長く観ていくと、そういう物語があるんですよ。
僕は物語があれば、それでいいと思ってるんです。
本当であるかどうかよりも、
人は物語に惹かれるものですから。

そして話は、11月20日公開の
『ハウルの動く城』の話へ。
一足早く観たという糸井さんは!?

糸井 木村くん、いいですよね。
僕、女の子の立場で、
抱かれても良いと思っちゃいました。
観ていて、どんな話なのか考えるのを
やめたんですね。
すると、もう楽しくて、楽しくて。

と、大絶賛。
「うぉ〜、観たい〜!」という気持ちが
否が応にも高まりますよね?
だって、『ハウルの動く城』って、
情報がそんなに出回ってないでしょ?
実は、そんな風に宣伝をあまりしないっていうのも、
鈴木さんに考えがあってのことだったんです。

鈴木 今年の夏の映画は、面白いことに、
宣伝費をかけた映画ほど、
興行成績が伸びてないんですね。
そういうのもあって、
今回は宣伝を一切しないって決めたんです。
そうすると、いろんな評論家やマスコミの方から、
広報資料はないかって問い合わせがすごいんですよ。
でも、広報資料とか本当に作ってないんです。
糸井 なるほど〜、こっちで感想をリードしないんだ。

どうです? これって、実はすごいことですよね?
僕も番組で映画を紹介する時とかには、
広報資料に「壮大な愛の物語」ってあったら、
ついついナレーションに使ってしまいがちなので、
反省しなくては!と思いました。
これはもう自分で観て見るしかないですね!



以上。茶坊主・ごうどじょうでした。
来週は、ついに笑福亭鶴瓶さんが登場です!

さらに、山田五郎さんの出演も決定!
山田さんに聞いてみたいことなど、大募集中です!


鈴木敏夫:スタジオジブリ・プロデューサー
1948年、名古屋市生まれ。慶大卒業後、
徳間書店に入社。
「月刊アニメージュ」編集長などの傍ら、
宮崎駿、高畑勲作品の製作にかかわり、
85年にスタジオジブリ設立に参加。


番組中に段取りがないので、
かわってお知らせです。
鈴木敏夫さん情報!!

<いよいよ11月20日より公開!>

公開まで残り1ヶ月をきった
映画「ハウルの動く城」。
鈴木さんの宣伝方針にならって
あれやこれやと
ここでは余計なことは一切いいません!
11月20日を楽しみに迎えましょう。

オフィシャルサイトはこちら
http://www.howl-movie.com/

全国の上映館リストはこちら
http://www.toho.co.jp/gekijo/howl/welcome-j.html

全国のローソンではオリジナルデザインチケットも
発売中だそうですよ。
http://www.lawson.co.jp/loppi/howl/
予約期間が10月30日までなのでお早めに!
 

2004-10-26-TUE


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