―Tea For Us―
茶坊主のひとりごと。

三十六杯目◎
落語会初!「こたつ落語」とは?
ゲスト:立川志の輔さん

遅ればせながら、
会社の大掃除をしていらない物を全部捨てたら、
机の引き出しの中が
「官能小説」と「恋愛How to本」
だけになってしまいました。
茶坊主・ごうどじょうです。
普通の会社員じゃなくて良かったと思うのは、
こういう時ですね。

さて、今回のゲストは、会社務めを経て、
落語家になられたという、
変わった経歴の持ち主、立川志の輔さん。
まずは、修行時代のお話から。



糸井 落語の稽古ってのは、
テープに録ってやるんですか?
志の輔 師匠が許せば、テープに録音しますね。
だから稽古中は、
師匠の話を聞かなきゃって気持ちが半分。
テープがちゃんと回っているか
っていう気持ちが半分でしたね。

そうやって落語を覚えていった志の輔さん。
今では、お弟子さんに稽古を付けてあげる立場ですが、
こんな悩みがあるそうです。



志の輔 何度も言うんですけどね、
弟子がテープを文字に
書きおこさないんですよ。。
糸井 やっぱり、聞くだけじゃダメですか?
志の輔 ダメですね。
内容は聞くだけで覚えれるんですけど、
間は、自分で書いてみないとダメですね。
自分で書いてないやつは、
聞いてすぐに分かります。

自らもまだまだ勉強中と語る志の輔さん、
現在挑戦してみたいことがあるそうです。

志の輔 イッセー尾形さんの
ワークショップみたいなこと
やりたいんですけど、
落語でどうやったらいいのか、
糸井さんに相談しようと思って。
糸井 いい方法がありますよ。
『こたつ』に入って、
友達2人ぐらい呼んで、
志の輔さんの新ネタを、
その2人に見せる。
それだと、落語のワークショップに
なるんじゃないですか?
志の輔 『こたつ落語』ですか。いいですね〜。

またまた、ザ・チャノミバ発のイベントが
誕生しそうです。
以上、茶坊主・ごうどじょうでした。



立川志の輔:落語家
1954年2月15日生まれ。富山県新湊市出身。
大学卒業後は広告代理店を経て落語家に。
立川流所属。1990年真打昇進。
師匠は立川談志師匠。


番組中に段取りがないので、
かわってお知らせです。
立川志の輔さん情報!!
志の輔らくご21世紀は21日
立川志の輔さんが毎月「21日」に開催している
落語の会が今月も開催されます。
日時 2005年1月21日(金)
開場 18:00  開演 19:00 
    ロビーゲストあり
場所 新宿明治安田生命ホール
チケット 前売り4,000円(税込・全席指定)
      当日 4,300円(税込・全席指定)
前売りチケット取り扱い
 ぴあ(Pコード:358−045)
 ローソン(Lコード:37953)

毎月21日に開催されますので、
今月ご都合がつかない方も、ぜひ来月どうぞ!
2月21日(月)の公演は1月22日(土)から
前売りが開始されます。

問合せ:オフィスほたるいか 03−5489−1682
    (平日10:00〜18:00)
 ※「志の輔らくご21世紀は21日」は
  ほぼ毎月開催されていますが、
   開催されない月もございます。
  詳しくはお問い合わせください。

2005-01-18-TUE


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