―Tea For Us― 茶坊主のひとりごと。 |
今日は火曜日ですけど、 今回の放送は、月曜日は毎週、 『ビッグコミック スピリッツ』を買うという人には たまんない放送になると思います。 茶坊主・ごうどじょうです。 『スピリッツ』を読む人は必ず読んでるでしょ。 「20世紀少年」。 今回の『ザ・チャノミバ』には作者である 超多忙の漫画家、 浦沢直樹さんにお越しいただきました。 スタジオに入るなり、 「今日も締め切りがあるんですよ。」 と、浦沢さん。 本当に締め切りの合間をぬって スタジオに来てくださいました。 「20世紀少年」はコミックス全巻をそろえ、 手塚治虫さんとのコラボレート作品、 「PLUTO」にはまりまくっている上に 「本当は漫画家になりたかった。」 という糸井さんと「漫画」についての話が始まります。
そんな浦沢さんの口から、 漫画家のスゴさが次々と語られます。 浦沢: 「編集の人とストーリーを話してたら、 映像が浮かびますね。 フラッシュバックみたいに。 枚数も大体分かりますよ。」 浦沢: 「資料写真を探す時、 “こういう道があって、こんな車が止まってる、 そんな写真あったよね?” って、サッサッと絵を描いて アシスタントの人に探してもらうんですけど、 見つかった写真は、 僕の描いた絵とほぼ一致してるんですよ。 構図とかも全て同じ。 その写真を160%に拡大コピーすると、 僕の絵とピターって合いますね。」 本物のスゴさに、スタジオもサブも、 「こわ〜」という雰囲気。 その夜、知恵熱を出した 茶坊主・ごうどじょうでした。 次回は、文字通り “缶詰状態”で 仕事をなさっているという浦沢さんの、 意外なリフレッシュ方法をお聞きします。 浦沢直樹:漫画家 1960年東京都生まれ。 高校から大学にかけて、 コミック作りとともにバンド活動に熱中。 1981年小学館新人コミック大賞に入選し、 翌年SF作品『BETA!!』でデビュー。 主な作品には『YAWARA!』『MASTERキートン』 『Happy!』『MONSTER』がある。 現在はスピリッツ誌上で「20世紀少年」連載中!
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2005-03-08-TUE
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