さよならは、こんなふうに。 さよならは、こんなふうに。
昨年連載した
訪問診療医の小堀鷗一郎さんと糸井重里の対談に、
大きな反響がありました。
あの対談がきっかけとなって、
ふたりはさらに対話を重ね、
その内容が一冊の本になることも決まりました。



小堀鷗一郎先生は、
死に正解はないとおっしゃいます。
糸井重里は、
死を考えることは生を考えることと言います。



みずからの死、身近な人の死にたいして、
みなさんはどう思っていますか。
のぞみは、ありますか。
知りたいです。
みなさんのこれまでの経験や考えていることを募って
ご紹介していくコンテンツを開きます。
どうぞお寄せください。
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ほぼ日に譲渡されたものとします。



illustration:綱田康平
004 耳元で叫んだ「まだ駄目!」
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父が最後の入院をして(肝臓がんでした)、
「どうももう駄目だ」と聞いたので、
母が病室に泊まり込み、
上の妹と私が通うかたちで
1週間弱、過ごしました。



母が席を外している間に
あの心臓の波形が平らになり、あわてて
「お父さんやめて! 
お母さんいないから、まだ駄目!」
と耳元で叫んだら、
戻ってくるものですね。
本人も「やべっ」と思ったのでしょう。



家族そろって(下の妹は間に合わない前提)
見送れたので、
よかったと思っています。
さて、母ときはどうなることやら(まだ元気)。



(そま)



※このメールは、連載コンテンツ
「いつか来る死を考える。」にお寄せくださったものです。
2020-11-08-SUN
小堀鷗一郎さんと糸井重里の対話が本になります。


「死とちゃんと手をつなげたら、
今を生きることにつながる。」
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『いつか来る死』
小堀鷗一郎 糸井重里 著

幡野広志 写真

名久井直子 ブックデザイン

崎谷実穂 構成

マガジンハウス 発行

2020年11月12日発売


発行を記念して、
オンラインのトークイベントを行います。



日時:11/25(水)19:00

全国の紀伊國屋書店と紀伊國屋WEBで
『いつか来る死』を
ご購入くださった方に
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