たくさんの方の最期に立ち会ってきました。
病院勤務を経て訪問看護師となり、
「日常の延長の先にある死」と関わるなかで、
私も最期は絶対自宅がいい、義母も在宅で、と、
なんとなく考えていました。
先日、叔母が癌で緩和病棟で亡くなりました。
病棟には家族5人まで、
病室には2人ずつ入れたそうです。
叔母は亡くなる1週間前に緩和病棟に入院し、
髪を染めて、パーマもかけてもらいました。
子供たちやお嫁さんをひとりずつ部屋に招き、
いままでの想いを話すこともできたそうです。
「いろんなことを話せた!」と話す、
お嫁さんのスッキリした表情が印象的でした。
いままで在宅医療信者(笑)だった私ですが、
在宅がすべてじゃないなぁと感じた出来事でした。
(I子)