ヒグチユウコ BABEL 原画展@TOBICHI

2017年4月18日(火)~5月7日(日)

好評につき、ちいさなスペースで会期延長!

予定の会期は終了しましたが、もっと多くの方に見ていただくため、
5月いっぱいまで会場をちいさくして全原画の展示を続けます。

2017年 5月9日〜5月31日

※22日(月)はお休み

くわしくはこちらをお読みください。

ヒグチユウコさんの本格的な原画展を、
ほぼ日のTOBICHIで開催します。
東京都美術館で4月18日から開催される
ブリューゲル「バベルの塔」展にあわせて、ヒグチさんは、
とんでもない作品集を完成させました。
もちろん、いい意味で、とんでもないのです。
細密にして精巧な筆致が、もう、これでもかと‥‥。
BABEL Higuchi Yuko Artworks』。
この作品集の、全原画をTOBICHIに展示します。
会場では一般発売に先駆けて、
BABEL Higuchi Yuko Artworks』をサイン入りで先行販売。
様々な原画・複製画の展示販売や、
ヒグチさんのオリジナルブランド、
GUSTAVE(ギュスターヴ)」のショップも開きます。
さらに、「ふしぎなトークショー」や
シルクスクリーンプリントのサービス」などなど、
おたのしみも盛りだくさん。
会期は長く、ゴールデンウィークの終わりまで。
東京都美術館とTOBICHI、ぜひ両方にお越しください!

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
ヒグチユウコさんのプロフィールブリューゲル「バベルの塔」展について

TOBICHIがヒグチユウコさんの世界に。

糸井重里をはじめ、ほぼ日にもファン多数、
ヒグチユウコさんの原画展がついにTOBICHIでひらかれます。
会期中のTOBICHIは、
内部を黒く染めて「ヒグチユウコ仕様」に。
その世界観を、こころゆくまでおたのしみください。

この催しの、8つのポイントをご紹介しましょう。

原画・立体作品の展示

「はまぐりの船にのる音楽家たち」 ©Higuchi Yuko

こどものころから、ブリューゲルやボスの
幻想的な絵が好きだったというヒグチさん。
このたび東京都美術館に展示される作品のなかから、
ヒグチさんは13点を選び、
それぞれへのオマージュを込めた作品を描きおろしました。
それらを一冊にまとめた作品集が、
『BABEL Higuchi Yuko Artworks』です。
この本に収録されている、
「全原画」をTOBICHIに展示します。

緻密な筆づかい。息を呑む迫力‥‥。
ヒグチさんの原画を、どうぞ間近でご覧ください。

さらに、ヒグチさんが描くモンスター、
「ひとつめちゃん」の立体作品も展示。
全4種類の立体作品は、
数量限定で受注販売をいたします。

立体作品の「ひとつめちゃん」。
ヒグチさんがひとつひとつ着色します。©Higuchi Yuko

『BABEL Higuchi Yuko Artworks』先行発売

出版社:グラフィック社
価格:4,104円(税込)

5月初旬に一般発売される
『BABEL Higuchi Yuko Artworks』を、
TOBICHIと東京都美術館では、
ひとあし早く4月18日から販売します。
ボスやブリューゲルの作品に多く使われている
版画技法を再現した作品があったり、
半分の作品には箔押し加工が施されていたりと、
「本自体が作品」といえる、スペシャルな画集です。
会場では、
ヒグチさん直筆サイン入りのものを販売。
初回特典の「ひとつめちゃんカード」もついてきます。

なんと、この作品集のどこかに、
糸井重里の愛犬・ブイヨンが登場しています!
ぜひ探してみてくださいね。
ちなみに上の絵は、この予告ページのために、
ヒグチさんがTOBICHIで描いてくださいました。©Higuchi Yuko

すてきな4畳間も展示会場に

2016年9月に「ヒグチユウコ 100のポストカード展」を開催した「すてきな4畳間」の様子。

会期中、TOBICHI常設ショップの奥にある
4畳ほどのスペース「すてきな4畳間」も、
ヒグチユウコさんの世界になります。

すてきな4畳間では、
『BABEL Higuchi Yuko Artworks』に
収録されなかった原画などを展示。
ヒグチさんの大きな絵をバックに
写真を撮ることができるフォトスポットもご用意します。

メイン会場はTOBICHI②ですが、
常設ショップも忘れずにご来場ください。

原画・複製画の販売

こちらは複製画です。

ヒグチさんが
今回の展示会のために描きおろした原画を、
不定期に販売します。
どんな原画が、いつやってくるのかは未定です。
ご来場いただいたときのおたのしみにしてくださいね。
※『BABEL Higuchi Yuko Artworks』の原画は
 販売いたしません。

©Higuchi Yuko

また、数に限りがありますが、
原画を忠実に再現した複製画(ジークレー)を販売します。
ヒグチさん直筆のサインと
エディションナンバー(限定枚数)が入っています。

原画、複製画のどちらも
その場でお持ち帰りいただけます。

書籍や「GUSTAVE」のグッズを多数販売

オリジナルブランド「GUSTAVE」のグッズたち。©Higuchi Yuko

TOBICHI②の1階は、
ヒグチさんの書籍やグッズを販売する
ミュージアムショップになります。

このショップでは、以前TOBICHIでも販売した
『ヒグチユウコ 100POSTCARDS [Animals] 』や、
女の子とワニの物語『好きになったら』、
愛猫を描いた4コママンガ『ボリス絵日記』などなど
ヒグチさんの既刊本を販売します。
(サイン入りの本もたくさん!)

また、ヒグチさんのオリジナルブランド
「GUSTAVE(ギュスターヴ)」の商品もとりそろえます。
TOBICHIでおひろめとなる新商品もありますよ。

※会場で販売するものはすべて数に限りがあります。
 それぞれ完売の可能性があることをご了承ください。

ふしぎなトークショー
名久井直子 + 糸井重里 +(ヒグチユウコ)

4月29日(土)の20時より
『BABEL Higuchi Yuko Artworks』の
ブックデザインを担当された名久井直子さんと
糸井重里によるトークイベントを行います。
「ヒグチさんってどんな人?」
をテーマにふたりが話します。
主役のヒグチさんは、登場しない‥‥?
いえいえ、そんなことはありません。
登場はします。
ただし、ふしぎなかたちで‥‥。
当日をおたのしみに!
(どんなご登場か、レポートでもお伝えしますね)

参加ご希望の方は、もうちょっと下にある
専用フォームからご応募ください。

トークショー
「ヒグチさんってどんな人?」
名久井直子 + 糸井重里 +(ヒグチユウコ)

開催日時
2017年4月29日(土)20:00~21:00
場所
TOBICHI②・2階
東京都港区南青山4-28-26
地図を見る
お申し込み方法
  • 観覧希望の方は、下にある
    「ふしぎなトークショーに申し込む」ボタンから
    お申し込みフォームに進み、
    必要事項に記入の上、お申し込みください。
  • 入場は無料です。
  • 申し込み〆切は4月20日(木)午前11時。
  • お申込み多数の場合は、
    厳正に抽選を行い、当選の方には、
    4月21日(金)中にご案内のメールをいたします。

お好きな布に「ひとつめちゃん」をプリント

これはプリントの一部です。全体はイベント当日にご紹介しますね。©Higuchi Yuko

5月5日(金・祝)の17時30分より、
お持ちのトートバッグやTシャツ、ハンカチなどの
布グッズに「ひとつめちゃん」を
シルクスクリーンでプリントするイベントを行います。
プリントする絵柄は、
このためにヒグチさんが描きおろしてくださいました。
シルクスクリーンを刷るのは
ブックデザイナーの名久井直子さん。
名久井さんは、このプリントがとてもお上手なのだそう。
ご希望の方は、
以下の参加方法をお読みのうえ、ご来店ください。

開催日時
2017年5月5日(金・祝)17:30~19:00
開催場所
TOBICHI・すてきな4畳間
東京都港区南青山4-25-14
地図を見る
参加対象
『BABEL Higuchi Yuko Artworks』を
会期中にTOBICHIにてお買い求めいただいた方。
参加方法
  • たくさんの方がご来店くださることが予想されるため、
    11時の開店時よりTOBICHI②にて
    整理券をお配りします。
  • 参加ご希望の方は、TOBICHI②のスタッフに
    レシートをご提示ください。
    ※レシートがない場合は、対象外とさせていただきます。
  • 整理券がなくなりしだい、受付を終了いたします。
お持ちいただく私物の注意点
  • 綿素材で平らな面にしか刷ることができませんので、
    そういった素材の私物をお持ちください。
    Tシャツやエコバックなどがいちばん刷りやすいです。
  • 17cm×17cmサイズで刷らせていただきますので、
    それより大きな、平らな面のあるものを
    お持ちください。
  • その場で手で刷るため、
    多少かすれたり、滲んだりする可能性があります。
    その場合でも、
    現物の弁償や再度プリントすることはできません。
    あらかじめご了承ください。
  • 黒インクで刷る予定ですので、
    お持ちいただく私物は黒を避けてください。
    黒いものをお持ちいただくと、
    せっかく刷っても絵柄が見えない可能性が高いです。

東京都美術館→TOBICHIの順路で
タラ夫の名刺をプレゼント

ちいさなプレゼント、タラ夫の名刺。
裏にはヒグチさんが描いたタラ夫がいます。

今回のヒグチユウコさんの作品は
東京都美術館の「バベルの塔」展で展示されている
ブリューゲルやボスの絵が元になっています。
ぜひ、先に東京都美術館で元絵をご覧ください。
そのあとにTOBICHIで
ヒグチさんの作品を鑑賞いただくと、
よりたのしんでいただけると思います。

ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル「バベルの塔」展の半券を
TOBICHIでご提示いただいた方には、
「バベルの塔」展公式マスコット・
タラ夫のためにつくられた
オリジナル「タラ夫の名刺」をプレゼントします。
東京都美術館の半券をお持ちの方は、
TOBICHI②のスタッフにお声がけください。
(それぞれ別日のご来場でもOKです)

東京都美術館(上野)とTOBICHI(表参道)は
東京メトロ・銀座線一本で行き来できます。
ぜひ、両方の会場に足をお運びください。

Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands

オランダにある「ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館」が
所蔵する、16世紀のネーデルラント美術の絵画や彫刻が
約90点展示されます。
その時代の巨匠とよばれるピーテル・ブリューゲルの
代表作「バベルの塔」は24年ぶりに来日。
また、妖怪やモンスターがいる奇想な世界を細密に描き、
現代でもファンの多い画家ヒエロニムス・ボスの
「放浪者」「聖クリストフォロス」が
日本で展示されるのは、今回がはじめてです。
ボイマンス美術館が新館を建設することがきっかけとなり、
これらの作品の来日が実現しました。
日本にいながら16世紀のネーデルラント美術の
傑作をたのしむことのできる、またとない展覧会です。

東京都美術館のWEBサイト

ヒグチユウコ

画家・絵本作家。東京都在住。
個展開催を軸に様々な企業とのコラボをなどを経て
現在はオリジナルブランド『Gustave higuchiyuko(ギュスターヴ)』を展開中。
書籍には 『ふたりのねこ』『ボリス絵日記』(祥伝社)、
『せかいいちのねこ』『ギュスターヴくん』(白泉社)、
『ヒグチユウコ作品集』『Museum』
『ヒグチユウコ 100POSTCARDS [Animals] 』(グラフィック社)、
『すきになったら』(ブロンズ新社)など。

名久井直子(なくいなおこ)

ブックデザイナー。1976年岩手県生まれ。
武蔵野美術大学卒業後、広告代理店勤務を経て、2005年独立。
ブックデザインを中心に紙まわりの仕事を手がける。
第45回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。
『BABEL Higuchi Yuko Artworks』をはじめ、
ヒグチユウコさんとの仕事も多い。
主な仕事に、『あたしとあなた』(谷川俊太郎著)
『宇野亞喜良クロニクル』(宇野亞喜良著)、
『なかなか暮れない夏の夕暮れ』(江國香織著)、など。
登場書籍に『紙ものづくりの現場から』(グラフィック社編集部)など。