イイダ傘店とは?
飯田純久さんによる、オーダーメイドの傘店です。
年2回、春と秋のオーダー会で、
シーズンごとに発表される
オリジナルのテキスタイルの
傘の注文を受け付けます。
ファッションブランドのコラボレーションも
たくさんされています。
「ほぼ日手帳2016」では
イイダ傘店の傘生地を使った手帳カバーを販売しています。
イイダ傘店についてのインタビューは
こちら
イイダ傘店の魅力について聞きました!
一般の方はもちろんのこと、
ものづくりをする方のなかにも
イイダ傘店のテキスタイルのファンが
たくさんいらっしゃいます。
女優、モデルの菊池亜希子さん、
TEMBEAのデザイナーである早﨑さん、
料理家のなかしましほさんに
イイダ傘店の魅力をうかがいました。
女優、モデル 菊池亜希子さん
ファッション誌のモデルとしてデビュー後、
映画や舞台、ドラマなどで活躍。
『菊池亜希子ムック マッシュ』の編集長でもる。
『マッシュ』でイイダ傘店の傘を扱ったことも。
いつも持ち物が素敵な歳上の友人何人かが
飯田さんの傘を持っていて、
鞄の端っこからチラリと覗く傘の存在に、
会う度にトキメイていました。
だけど、受注生産という買い方や価格など、
少しばかりハードルの高いものだというイメージもあって、
憧れを募らせながら
じりじりと見つめていました(笑)。
はじめて買ったのは動物の毛シリーズという、
リスの持ち手の日傘。
オリジナルの生地も、
一見シンプルな単色の生地だけど、
生地の手触りがとても気持ちよく、
とても深みのある生地で、
使うほどに愛おしくなる雰囲気に惹かれました。
イイダ傘店の傘は、
生活の道具という枠を超えた、
愛おしい家族のような存在です。
褒められると、我が子のことのように嬉しくなります。
イイダさんの、誠実でユーモアのあるモノづくりへの姿勢、
いつも素敵だなと思っています。
同世代の作り手として、
とてもとても尊敬しています。
「TEMBEA」デザイナー 早﨑篤史さん
株式会社TORSO代表、
帆布を使ったバッグのブランド、TEMBEAのデザイナー。
ほぼ日の「Miknits」では三國万里子さんとの
コラボレーションアイテムを制作したことも。
イイダ傘店を知ったのは、4年くらい前です。
おもしろい傘屋さんがあると、
当時いろいろな友人や仕事仲間から聞いたのがきっかけで。
初めてオーダー会に行ったときに
無地のネイビーにふちがブラウンの
シンプルな傘を買いました。
さらに2年くらい前、
飯田さんと打ち合わせをした時に、
ご自身が黒に近い
濃いグリーンの折りたたみ傘を使われていて、
それがとてもよいなと思い、
同じ色の折りたたみ傘をオーダーさせてもらいました。
持っていると、だいたいどこの傘なのか聞かれるんです。
軽くて丈夫なので、
使い勝手がとてもよく、使用頻度は高いですね。
そのうえ、自分好みにオーダーができるというのは、
これはもう、正直いうと卑怯ですよね(笑)。
料理家 なかしましほさん
料理家。2006年、からだにやさしい素材を使ってつくる
お菓子の工房「foodmood」をスタート。
ほぼ日からは書籍『みんなのおやつ ちいさなレシピを33』を刊行。
イイダ傘店を知ったのは、実はもう、かなり昔のことです。
以前京都の恵文社で、姉と一緒に
「長津姉妹店」とう展示をやらせてもらったとき、
もうひとつのスペースで展示されてたのが
イイダ傘店さんでした。
テキスタイルがとてもすてきで、
こんな傘の世界があるんだ、と感動しました。
それ以来、ときどきイイダさんのテキスタイルの
ポストカードを買わせていただいています。
美しい傘をたくさん作られていらっしゃいますが、
一方でちょっとクスっとするような柄もあったりして、
かっこつけすぎない魅力を感じています。
そこに自分が作るお菓子との共通点を感じています。