渋谷〜青山をまわるスタンプラリー 笹尾光彦 新しい発見 数字は、自画像だった。笹尾光彦さんの「発見」
青山にある「ほぼ日のTOBICHI2」で、
2018年版の「ホワイトボードカレンダー」
「月の数字」を描き下ろしてくれた
画家・笹尾光彦さんの展覧会を開催します。
「オファーを受けたとき、身体がふるえた」
「描いてみたら、それは自画像だった」
という「月の数字」の原画を軸に、
20点のミニフレーム絵画や陶芸作品など、
笹尾さんの世界を会場いっぱいに展開します。
オリジナルのマグカップやポストカードなど、
お買いものもバッチリ楽しめますよ。
さらに、まったく同じ時期に、
渋谷のBunkamura Galleryでも笹尾さん個展が、
ケーキのお店・キルフェボン青山店では、
笹尾さんとコラボしたタルトが販売されます。
そこで、これら3会場を回るスタンプラリーを
開催したいと思います!
すべての会場に足を運んだら、
笹尾さんから素敵なプレゼントがもらえますよ。
開催期間

2017年11月18日(土)〜28日(火)

「ほぼ日ホワイトボードカレンダー2018」ための
月の「数字」原画の展示・販売をメインに、
20枚のミニフレーム絵画や、
糸井重里が所有する作品「Red Sofa」の
手描き複製画など本格的な作品も展示・販売します。
マグカップやポストカードなど
ファンにはおなじみの定番グッズはもちろん、
限定数20のミニフレーム入り絵画や缶バッヂなど、
ここでしか購入できないグッズもたっぷり。
また、陶器の作品やアンティークのアイロンなど、
私的コレクションも展示・販売。
気軽に買えるグッズや小作品から、本格的な絵画まで。
会場は、笹尾さんのアトリエの雰囲気を再現。
今年で20回めを迎える
渋谷のBunkamura Galleryでの個展とは一線を画す、
「もうひとつのSASAO」に触れられる個展です。

ほぼ日のTOBICHI 2
東京都港区南青山4-28-26

11:00〜19:00( 会期中無休・入場無料)

TEL: 03-6427-6800

どうして「身体がふるえた」の?
数字が「自画像」って、どういうこと?
笹尾光彦さんインタビューは、こちら。

開催期間

2017年11月18日(土)〜28日(火)

笹尾さんの毎年恒例の個展、
第20回笹尾光彦展「花のある風景」の会場がこちら。
代表作「Red Sofa」シリーズの新作など、
笹尾さんの絵画世界を知るには外せない展覧会です。
展示作品は、もちろん購入可能。
キルフェボン特製「バラ香るベリーのタルト」も、
ギャラリー前のLOBBY LOUNGEで味わえます
(販売時間は13時〜)。
笹尾作品を用いた2018年版「ほぼ日手帳」と
「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」も販売します。

Bunkamura Gallery
東京都渋谷区道玄坂2-24-1(東急本店横)

Bunkamuraメインロビーフロア1F

10:00〜19:30(会期中無休・入場無料)

TEL: 03-3477-9174 (直通)

>WEBサイト

タルトはじめ特別なお菓子の販売期間

2017年11月1日(水)〜11月28日(火)

笹尾さんとコラボしたスペシャルなお菓子がそろう、
おいしくて、しあわせな会場がこちら。
目玉は、ベリーと爽やかなクリームに、
バラの香りがふんわり香るタルトです。
その他、缶入り菓子「黒豆ショコラ(ベリー)」や、
素敵な復刻木箱入りの焼き菓子詰め合わせ、
その木箱や木製のタルト皿などを限定販売します。
描き下ろし作品の展示販売もあり。
笹尾作品を用いた2018年版「ほぼ日手帳」も販売!

※オリジナルタルトなど特別なお菓子の販売は青山店限定、
 11月1日(水)よりスタートします。
 スタンプラリーの開催期間は、
 他の2会場と同様に11月18日(土)〜11月28日(火)。
 また、笹尾作品の展示期間は
 11月15日(水)〜11月28日(火)となります。

バラ香るベリーのタルト
カット735円/ホール(25cm)6,987円(税込)
丹波 焙煎黒豆ショコラ(ベリー) 630円(税込)
復刻QFBオリジナル木箱 大:1188円 小:1080円(ともに税込)

Qu’il fait bon 青山
東京都港区南青山3-18-5

11:00〜20:00

TEL: 03-5414-7741

>WEBサイト

3会場を回ってスタンプラリーが完成したら
笹尾さんから素敵なプレゼントが!

3つの会場すべてを回ってスタンプラリーが完成したら、
笹尾さんオリジナルポストカード(5枚セット)を
もれなく差し上げます。
しかも、そのなかの1枚には、笹尾さん直筆サイン入り!
また、笹尾作品によく描き込まれる
「evian」のミニボトルもプレゼントいたします。
20周年のSASAO、おいしいSASAO、数字のSASAO。
3つの会場を回ったら、
きっと「新しい笹尾光彦」を発見できると思います!

※会場を回る順番に決まりはありません。
どの会場が最後になっても、
その場でオリジナルポストカードとevianミニボトルを進呈します。

会 場
渋谷 Bunkamura Gallery

青山 Qu'il fait bon青山

青山 ほぼ日のTOBICHI2

スタンプラリー開催期間

2017年11月18日(土)〜11月28日(火)

※笹尾さんとコラボしたタルトや缶入り菓子など、
Qu'il fait bon青山でのスペシャルなお菓子の販売は
11月1日(水)から先行スタートします。

どこのどういう画家なのだろう。
一枚のポスターに呼び寄せられたある日曜日。

糸井重里



それはもう、まったく偶然でした。
ぼくは、渋谷の路地のようなところにある映画館に、
小さな映画を観に行きました。
行って、次の上映会の予約券を手に入れて、
しばらく時間があるので、坂を下り、
東急文化村のあたりをぶらぶらしようと思ったのです。
そこで、たまたま
妙に気になるポスターが目に入ったのです。
どこの国の、どういう画家なのか知らないのだけれど、
ひょっとしたら
ぼくが知らないだけの有名な作家なのかもしれない。
そう思わせてくれるような強さと明るさを、
この一枚のポスターから感じたのでした。
ポスターを発見した位置から数メートル歩くだけで、
この作家の個展が開かれているようだ。
手入れのいい花屋の店頭みたいにも思える
はなやかな会場に、ぼくは足を踏み入れました。
すみません、
この画家のことをまったく存じあげてない通行人ですが、
というような感覚で、恐る恐る赤い絵を眺めはじめたら、
後から声をかけられました。
「イトイさん、ササオです」
ぼくは振りむいて、この方がこの絵を描いた人か、
日本の人だったんだな、
どうしてぼくを知っているのだろう‥‥と、
短い時間にくるくると記憶のファイルがめくられました。
あああ、昔、あの仕事をしたときの
あのアートディレクターの笹尾さんでしたか。
笹尾さんが、この絵の画家だったんですか?
びっくりするやら、うれしいやら、
その10分後には、ぼくは展示されている絵のうちの、
どのこを家に持ち帰ろうかと会場を歩き回る人間に
なっていたのでした。
なにもかもが偶然でした。ただ、この偶然の連なりを
しっかりと結びつけている細くて強い糸は、
笹尾さんとぼくが知りあいであったことではなく、
あの赤い絵そのものの力だったのだと思っています。

2017-10-20-FRI