日本の夏休みは、
フランスも、夏休み真っ最中。
６月に一学年の終わるフランスは、
日本の小学生が聞いたらうらやましがるくらい
長〜い長〜いバカンスだよ！
しかももっとうらやましがられちゃうこともあるんだよ。
それはね‥‥宿題♪

フランスの学校、夏休みも、
冬休みも、春休みも‥‥。
宿題は、一切なし！

だってバカンスは
「休むためのバカンス。
　勉強をするためのバカンスではない。」

というのがフランス人の考え方。
休み中に勉強をさせるなんて
もってのほかなんだそう。

日仏カップルなどの家庭では、
意見が分かれて大げんか、なんてこともしょっちゅう。
日本だったら学校から大量の宿題が出て、
こどももお母さんも夏休みは大忙し。
自由研究や工作はお父さんもお手伝いしたりして
家族総動員かしら？

ちなみに私も典型的なこのタイプ‥‥。
今年こそはと計画的になるのは最初の３日間。
うってかわって最後の３日間に泣いている
ダメなタイプでございます‥‥。

日本では、休み中でも毎日決まった時間お勉強するとか、
習慣づけるということも大切だと
考えるような気がします。
ところがフランスでは正反対。
バカンス先にお勉強を大量に持っていて、
義理のご両親に「お休み中に勉強なんて！」と
叱られたという話もよく聞きます。

とはいえ、バカンス用ミニドリルみたいなものは
本屋さんや高速のパーキングエリアで
売られていたりもします。
でもね、バカンス先に持って行っても
荷物の中に埋もれちゃうことが多いって‥‥。

私も今まで、
いろんなお友達ファミリーと旅をしてますが、
バカンス中にちびっ子がお勉強をしている姿も、
大人が仕事をしている姿も、見たことがありませんよ〜。

ボクにはずーっと、宿題はないよ。
だけどボク、バカンス中は、
ちびっこたちのベビーシッターっていう
たいへんなお仕事があるんだよね‥‥。