ねえねえ、知ってる?!
「アペロしよう!」って
フランス人が大好きな言葉。
フランスでは夕食が始まる前、
軽くおつまみを食べながらお酒を飲む習慣、
「アペリティフ」という楽しい時間があるんです♪
「Apéritif」(アペリティフ)とは
「食前酒」の意味。
これを略してみんな
「Apéro」(アペロ)、「アペロ」。
「友達とアペロするんだけど来る?」
「ご飯の前にちょっとアペロしていかない?」
フランスに来て最初のころは
一体何を言われているのか分からなかった
不思議な言葉、「アペロ」。
日常会話にものすご〜く頻繁に登場するのです♪
シャンパンを飲んだり、
ちょっと甘いカクテルを飲んだり。
本来、食欲を増進させたり、
会話を楽しんだりという意味がある習慣です。
これ、楽しくて
おいしいけれど、要注意!
お食事前のちょい飲み、
「アペロ」って言ったって、
1時間も2時間も、おいしいおつまみいただきながら
グラス片手におしゃべりするのがフランス流。
それだけでお腹いっぱいになってしまう、
という困った自体がね。。。
焼きたての一口サイズのパイ類とか、
生ハムとかサラミの盛り合わせとか、
ナッツとドライフルーツとか。
これがおいしくてボンボン口に放り込んでしまうから。
おつまみがおいしくて、
「食前酒」からどんどんすすんでしまうから。
夜8時すぎ、夕食が始まる頃にはお腹がいっぱいに。。。
と、何度困ったことになったことか。
今日の「アペロ」の写真は
ボクがフランスの田舎に旅行した時に泊まった、
シャンブル・ドット(フランス版B&B)の時のだよ!
りんごの産地の地方だったから、
「アペロ」のカクテルは、
おかあさん特製の自家製「リンゴ酒」!
こんなところでも、
到着したらアペリティフを出してくれて、
宿の人や宿泊する他のお客さんたちと
おしゃべりをしながら「アペロ」するのが当たり前。
「アペロしよう!」は
フランス人にとって、
とっても楽しくて大切な時間なんだ♪
お料理教室では、
アペリティフ用のオシャレで簡単な
おつまみを習うコースもあって大人気なんだよ!
ちなみに日本人同士の日本語の会話だと、
「レストランの予約20時だし、
その前にちょっとアペってく?」
な〜んて感じ。
日本語の活用を使って、「アペる」です。
じゃあ今日からみなさんも、使ってみて!
「ちょっとアペらない?!」ってね!
何かしらおすそわけをもらえる「アペロ」。
ボクも大好き〜!!
|