「こどもはひとりじゃ 歩けない?!」
ねえねえ、知ってる?! フランスのこども達はひとりで 歩かないんだよ。 小学生までは 大人が一緒にいなくちゃいけないって 決まりがあるんだ!
そうそう、フランスでは ちびっ子が歩いている時は必ず大人が一緒。 小学生(日本でいうと5年生)くらいまで、 こどもは一人にしてはいけないのです。
学校の送り迎えも。 友達の家に遊びにいく時も。 家の中でお留守番させることも。 車の中でちょっと待っていてもらうなんてことも。 小さなこどもをひとりにすることはNGなのです。
日本では小学1年生が 大きなランドセルを背負って ひとりで通学していたり。 (電車通学だって当たり前だよね!)
こども達だけで外で遊んでたり。 お祭りに行ったり。 塾に行ったり。
小さな子がはじめておつかいの 大冒険に出かけるなんていう 番組もあるよね。
残念ながらあのかわいい番組も フランスではありえないんだ。
だから幼稚園や小学校の校門には お迎えがずらりと並んで、 先生が必ずひとりひとりの親を確認して 生徒を受け渡すシステム。
共働きが多いフランスでは ベビーシッターさんがお迎えという パターンも多いけれど、 そんな時も必ず誰が迎えにくるというのを きちんと登録しておかないと 受け渡してもらえないんです。
お店に立ち寄るから 5分だけこどもを車の中に置いて 「ちょっと待っててね!」 なんてことも絶対ダメ。
フランスの「てきと〜」ぶりが気になって。 日本の「きっちり」ぶりが浮き彫りになる フランスと日本の違いが多いけれど。
「こどもを一人にする」 ということに関しては、フランスと日本の 「きっちり」ぶりが逆転する 珍しいパターンなのです。
そのかわり、ボクたちワンコは 一人歩きオッケー?! というか、リードなしで歩いている子が いっぱいなんだよ。
そうそう、この間は「ぼわっと」オープン初日、 糸井さんがふらっと遊びにきてくれて。 ボクをだっこしてくれたんだ!
糸井さんのパリの旅以来の久しぶりの再会。 うれしかったな〜。 ボクもブイちゃんとお散歩したいな〜。
2014-08-26-TUE