ボクの冬の日本滞在も
残すところあとわずか。
日本にいるとね、
もう何度も書いたトピックだけど、
日々感じるのは、日本の素敵なサービス。
どこにいっても、
仕事に対するまじめな姿勢が
垣間見えるのって、
日本の大きな特徴のひとつだよね。

一方、その逆をいくおフランス。
日本の働く人々が見たら、卒倒しちゃうと思う！
だって、「顧客サービス」の
マニュアルに書いてありそうなことの
反対のことが日常風景なんだもの。

カフェでは店員のボーイさんが
お隣のカフェの店員さんとおしゃべりしながら
タバコを吸ってちょっと休憩‥‥。

ちなみにこの場合、
お客さんがいなくて暇だからって
休憩しているわけじゃ〜ないですからね♪
「すみませ〜ん」って呼びたくたって、
そんなタバコ休憩中の彼のことは
客側ががまんして待たなくちゃいけない。
気づいてもらうまで待つ。
ってのがおフランスのルールなのだ。

こちら、従業員がベンチに座って
ひなたぼっこしながらランチしているのは、
糸井さんがパリに来た時に
一緒に行った「動物のいない？！　動物園」の
ひとコマ。

ポカポカ日和に楽しくお昼休憩している
なんでもないひとコマなんだけどさ。
よくよく考えるとこういうのも日本じゃ
ほとんど見かけない光景だよね。

遊園地で制服を着た従業員の人が、
園内のベンチに座って
楽しそうにランチタイム。
ってことだからね。

こちらはパリ市内の大きなデパート前。
デパートの外にずらりと座り込んで
タバコ吸ったりおしゃべりしているのも、
こちらのデパートの店員さんたち。

パリを歩いていると、こういう光景あちこちで‥‥。

たいていはタバコ休憩か、おしゃべり休憩ですが。
デパートの外でたまる従業員たち、
レストランの裏口でたまるコック着を着た若手達、
（星がついているようなレストランでも！）
警察署の前でタバコをふかしながら
おしゃべりする警察官たち、
スーパーのレジでおやつを食べながらレジ打ちする人たち、

フランスの日常の中では決して
悪いことというわけではなく、当たり前の光景。
だけど所変わってそんなこと〜したら
あっという間にニュースで流れそうな（？！）、
日本から考えたらとんでもない許されざること。

さてさて、みなさんは、
どっちの国でお客さんしたい？！
どっちの国で働く人したい？！
「当たり前」が違う国で考えると
なかなか難しい選択でしょ？！