日本にも各地に伝統的なお祭りがあるように、
フランスにも地方ごとに、季節ごとに、
色々な楽しいイベントがあるよ。

その中でも
なんと130年以上の歴史がある（今年で133回目）、
フランスで最も大きなカーニバル
南仏・ニースのカーニバルに
ボクの飼い主まりこちゃんが行ってきたよ！

毎回日程をチェックしていながら、
なかなかスケジュールが合わなかった
ニースのカーニバル。
念願かなってついに体験してきました。

このニースのカーニバルは、
「スポーツ」「音楽」「グルメ」など
毎年テーマが決められていて、
今年のテーマは「エネルギーの王様」。

ニースのメセナ広場を中心に
巨大なフロートが練り歩くパレードなど
約２週間にわたってニースが盛り上がります。

「エネルギー」のテーマに合わせた
フロート（山車）が練り歩く昼のパレード、
イルミネーションが美しい夜のパレード、
「花合戦」と呼ばれる花のパレード。

この３つのパレードが
ニースのカーニバルのメインイベント。
２週間のスケジュールの中、
昼と夜、何度もこのパレードが開催されて
観客たちを楽しませてくれるんだ。

今日はたくさんの候補者の中から選ばれた
美しい「花の女王」たちが練り歩く
「花合戦パレード」の写真をお届けするよ！

１台に約2500本から3000本の花を使って
飾られる花車は全部で16台。

女王が乗る花車には３人。
そして残りの花車には１人ずつ。
計18人の女の子たちが
「エネルギー」のテーマに合わせて作られた
花車に乗って。
世界中から集まった大道芸人や
ミュージシャンたちと練り歩きます。

今年選ばれた女王は18歳のSiam（シアム）さん。
その他の女の子たちもみんな学生さん。
美しい彼女たちはそれぞれの花車に合った
衣装に身を包んで。
まさに今南仏で満開のミモザの花を抱えて
花車の上から観客の声援にこたえます。

そしてパレードで練り歩きながら、
女王たちが抱えている花や、
花車に飾られているたくさんの花たちが全部
観客席や沿道の人たちに投げられるんです。

（だから「花合戦」という名前が
ついているんですね！
届かないような遠くの観客席にも
ちゃんと大道芸人たちやスタッフたちが
配り歩いてくれるのです。）

縁起もののこの「花パレード」のお花を
もらうのも観客たちのお楽しみのひとつ。
パレード毎に、花車に飾られていた全ての花が
観客に配られるので
パレードが終わって帰途につく人々の
手には花がいっぱい！

私もミモザやバラやガーベラの
お裾分けをもらって。
滞在中のホテルの部屋が
ちょっと華やかになりました♪

残念ながら今回、
ボクはパリでお留守番だったんだけど‥‥。
フランスにはこういう
楽しいカーニバルやお祭りがたくさん！

各地方の特色が楽しめるカーニバルやお祭り。
いつか全部制覇したいなあ‥‥
って思ってるんだ。
（ボクの写真のしたは動画です。
お祭りの雰囲気を楽しんでね！）

※音が出ます。

※この連載を再編集し、
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