2016年7月、
ミグノンの友森玲子さんが
一羽の雄のにわとりを保護しました。
鳥男(とりお)と呼ばれています。
保護からはや1年が経ち、
鳥男はミグノンで暮らしながら、
家族として迎えてくれる人が
あらわれるのを待っています。
鳥男は路上で保護されたため、
どこからやってきたのか、わかっていません。
年齢もわかりません。
昔は、お祭りなどで、
ひよこが販売されていたことがありましたが、
そのひよこが大きくなってどこかで「飼いにわとり」に
なっていたのかもしれないし、
小学校などで飼育されていたのかもしれません。
おんどりですが、養鶏場から来たのかもしれません。
にわとりは見かけがあまりファンシーではないし、
ふだん私たちが食べているものだし、
いろいろ大丈夫かな? と思っていたのですが、
いまでは鳥男はミグノンのアイドルのような
人気者になりました。
友森さんは、
「今年は酉年だし、今年中に
譲渡ができるといいなぁと思っています」
といいます。
鳥男を譲渡するためには、やっぱり
いくつまで生きるのかを知っておきたい。
この連載を読むみなさんが、
にわとりといっしょに暮らす機会があるかどうかは
わからないのですが、
にわとりとのつきあいのコツや心構え、
一般的な暮らしで同居可能なのかどうかも
検証していきたいと思います。
まずは鳥男のいるミグノンを訪ねることにしました。