相馬市は福島県の北部にある海沿いの都市です。
東日本大震災の発生から約50分後、
高さ9メートル以上の津波が押し寄せ、
多数の集落が壊滅状態となりました。
また、相馬市は福島第一原子力発電所から
45キロの場所に位置していて、
事故後は放射線への不安も高まっていました。
さらに、震災直後はガソリンや医薬品といった
さまざまな物流がストップしてしまいます。
震災直後の混乱は想像に難くありません。
当時、災害対策本部長として多くの判断をくだした
立谷秀清市長は、現在も相馬市の市長を務めています。
あの日のこと、そしていまのこと、うかがいました。