うれしいご縁がふたつ、
『MOTHER』でつながりました!
新日本プロレスの大スターで、
現IWGPヘビー級王者のケニー・オメガさん。
ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」で、
バンドの全作詞作曲を担当するマキシマムザ亮君。
それぞれの世界で大暴れするおふたりから、
「『MOTHER』の大ファンです!」
という声をほとんど同時にいただき、
ならばということで、
糸井重里と『MOTHER』について、
大いに語っていただける場をご用意いたしました。
せっかくなので、ほぼ日まわりにいる
それぞれのファンにもお声がけをして、
ちゃっかり記念Tシャツまでつくって、
みんなでこの出会いをおもしろがってみました。
泣く子もだまる120分1本勝負!
いや、エンディングまで、泣くんじゃない!
『MOTHER』ファンの集い。
- 糸井:
- きょうはよろしくお願いします。
- 亮君:
- よろしくお願いします。
糸井さんにお会いできてうれしいです。
- ケニー:
- 私もです。
どうぞよろしくお願いします。
- 糸井:
- おふたりともお忙しいところ、
どうもありがとうございます。
きょうは、ケニーさんと亮君さんと、
3人でお話しすると聞いていたんですが‥‥。
なんですか、この集団は(笑)?
- 亮君:
- ぼくも知らない(笑)。
- ケニー:
- はい(笑)。
- 永田:
- こんにちは、ほぼ日の永田です。
きょうのことについて、
はじめにぼくからご説明いたします。
演出上、なんとなくマイクを持ってますが、
とくに意味はございません。
- 会場:
- (笑)
- 永田:
- 事実をそのまま話しますと、
先日、ぼくのとなりにいらっしゃる
田中泰延さんから連絡がありまして、
マキシマムザ亮君さんが
新曲CDとマンガをセットにした
最新作をリリースされるということで、
「糸井さんにその帯をお願いしたい」
というお話をいただきました。
- 田中:
- はい。
- 永田:
- 亮君さんは『MOTHER』のファンで、
糸井さんのファンということで、
「もしよければお会いできませんか」
というお誘いもいただき、
こちらも「それはぜひとも」と
お返事をしたんです。
- 糸井:
- ええ。
- 永田:
- で、その話があった翌日、
今度はそちらに座っていらっしゃる
燃え殻さんと古賀史健さんから
「プロレスラーのケニー・オメガさんが
『MOTHER』の大ファンで、
糸井さんとお会いしたいそうです」
という話をくださったんです。
ほんとに、ちょうど一日ちがいで。
- 燃え殻:
- あ、そうだったんだ。
- 永田:
- はい(笑)。
それで、糸井に
「どうなるかわかりませんが、
3人でお会いしてみるのはどうでしょう」
と提案したところ、
糸井も「よくわからないけど、
おもしろそうだからそうしましょう」と。
- 燃え殻:
- なるほど(笑)。
- 永田:
- なので、おおもとは
『MOTHER』ファン同士の語らい、
というシンプルな企画でございます。
- 田中:
- にしては、仕込みが大げさすぎません?
- 古賀:
- 記念Tシャツまでつくって(笑)。
- 糸井:
- あと、ぼくは別に
『MOTHER』ファンではないからね。
- 会場:
- (笑)
- 永田:
- えっと‥‥、ひとまず進行します!
3人でお話しをはじめる前に、
みなさんにケニーさんと亮君さんの
ご紹介をしたいと思います。
われわれは両者のセコンド役として、
きょうここに控えております。
- 燃え殻:
- じゃ、ケニーさんサイドからいきます!
こんにちは、セコンドの燃え殻です。
そもそもの話をしますと、
ぼくの本を担当してくれた新潮社の方から
「ケニーさんが糸井さんとランチをしたがってる」
という話を小耳にはさんだんです。
それで、そのことを永田さんに相談したら
‥‥なぜかこんなことに。
- 会場:
- (笑)
- 燃え殻:
- ちなみに糸井さんは、
ケニーさんをどのくらいご存知ですか?
- 糸井:
- 存在は知ってますよ。
すごく大きな大会で
チャンピオンになったとこも見ました。
- 燃え殻:
- あの「片翼の天使」で勝ったときの?
- 田中:
- なんですか、それ?
- 燃え殻:
- ケニーさんの必殺技
「片翼の天使」というネーミングは、
「ファイナルファンタジー」の楽曲から取っていて、
それくらいケニーさんはゲームが大好きなんです。
- ケニー:
- 『MOTHER』の技もありますよ。
私と飯伏幸太さんとの連携技「PKこころ」です。
- 燃え殻:
- あ、先に言われた(笑)。
- 古賀:
- ぼくからもいいですか?
あ、どうも、セコンドの古賀です。
- 糸井:
- みんな、そういう役なんだ(笑)。
- 古賀:
- ケニーさんは新日本プロレスの、
IWGPヘビー級というタイトルの
現チャンピオンを務めていらっしゃいます。
IWGPというのは、
アントニオ猪木さんが
世界統一という目標を掲げてつくった
特別なチャンピオンベルトで、
その王座に日本人ではなく、
外国人選手がつくということ自体、
ものすごく異例なことなんです。
それだけケニーさんは、
世界的にも実力、人気を認められた、
いま最高に輝いている
プロレス界のスーパースターなんです。
- ケニー:
- ありがとうございます。
- 古賀:
- ちなみにケニーさんは、
日本語がとてもお上手なので、
きょうは通訳なしで参加されるそうです。
- 糸井:
- へぇー、それはすごい。
- ケニー:
- がんばります(笑)。
- 永田:
- では、マキシマム ザ ホルモンのセコンドからも、
ひとことお願いします。
- 田中:
- わかりました。
亮君のセコンドを務めさせていただくのは、
私、田中泰延でございます。
どうもみなさん、こんにちは。
(パカっとノートPCを開ける)
- 古賀:
- パソコン(笑)。
- 田中:
- (ナレーション風に)
1998年に八王子で結成された
ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」。
ラウドロックと呼ばれる激しい音楽表現の中で、
極めてポップなメロディーと、
意味不明に見えてじつは奥深い歌詞が人気となり、
「腹ペコ」と呼ばれる
熱狂的なファンを獲得しています。
- 燃え殻:
- アナウンサーみたい(笑)。
- 田中:
- ちなみに、マキシマム ザ ホルモンを略すときは
「ホルモン」と呼んでください。
「マキホル」みたいな略し方をすると、
メンバーの皆さんは「なんか、イヤ」だそうです。
- 会場:
- (笑)
- 田中:
- そして、きょうお越しいただいたのは、
歌と6弦と弟担当のマキシマムザ亮君。
亮君の「君」をひらがなで表記すると、
ご本人は「しょんぼり」するそうです。
- 亮君:
- ああ、はい(笑)。
- 田中:
- 亮君は『MOTHER』の大ファンということで、
本日はケニーさん、糸井さんと共に、
異種格闘技戦にのぞんでいただきます。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
- 糸井:
- もう、なんなのこれ(笑)。
- 永田:
- 決まった段取りはここまででございます。
- 糸井:
- やりにくいなぁ(笑)。
ちょっとだれか司会してくれない?
- 永田:
- それでは、ぼくが進行役になります。
じゃあ、まずはそれぞれの方に、
『MOTHER』との出会いから‥‥。
- ケニー:
- じゃあ、私からいいですか?
私、パスポートブックは、
ずっとこれを使っているんです。
ほんとうはパスポートブックじゃないけど。
- 糸井:
- わぁ、ありがとうございます。
- 亮君:
- あ、うちの奥さんもこれです。
- ケニー:
- 同じもの? Oh, Yeah!
- 会場:
- (笑)
- ケニー:
- 私と『MOTHER』の出会いは、
12歳のときでした。
『MOTHER』をやる前は、
あんまりRPGが好きじゃなかった。
なんか、つまらないと思っていました。
だけど『MOTHER』が出て、
それまでのRPGとはちがう雰囲気で、
やってみたらものすごく好きになりました。
もっとゲームをやりたくなった。
だから、ゲームが好きなったのは
『MOTHER』のおかげ、糸井さんのおかげです。
- 糸井:
- 海外だから『Earthbound』という名前?
- ケニー:
- そう、『Earthbound』です。
中身は『MOTHER2』と同じです。
- 亮君:
- そっか。名前がちがうんだ。
- ケニー:
- 2008年にはじめて来日して、
『MOTHER』という名前を知りました。
そして『MOTHER3』を見つけて、
「えぇ! 3もあるの?!」って。
- 会場:
- (笑)
- ケニー:
- 『3』はすごく感動しました。
とてもヘビーな話だと思います。
『2』と『3』、どっちが好きか、
ほんとにわからない。気分で変わります。
でも、どっちも同じくらい好きです。
- 糸井:
- うれしいなー。
- 永田:
- 亮君さんは『MOTHER』と、
どのように出会いましたか。
- 亮君:
- ぼくはこどものときから、
架空のバンドをじぶんで想像するのが好きで、
CDジャケットやキャッチコピーを
勝手に考えたりしてたんです。
- 糸井:
- はい。
- 亮君:
- そんなときに
「エンディングまで、泣くんじゃない。」という
『MOTHER』のコピーを見て、
ものすごく興味をひかれたんです。
当時、本にもゲーム画面があんまりのってなくて、
あの赤いパッケージを見ても、
どんなゲームなのかぜんぜんわかんなかった。
- 糸井:
- あの『MOTHER』の赤いパッケージは、
じつはエルビス・コステロの
『Blood And Chocolate』という
ジャケットのオマージュなんです。
- 亮君:
- あ、そうなんですか?
- 糸井:
- 当時のゲームソフトのパッケージって、
こども向けのデザインが多かったんですが、
ああいう大人っぽいのがいいと思って、
それで赤にしたんです。
- 亮君:
- へぇーー。
- 糸井:
- なんか、ふつうの『MOTHER』ファンの
集いみたいになってるけど、
これでいいんだよね(笑)?
- 永田:
- 大丈夫です(笑)。
- 糸井:
- あと、鴨さんは、なんの役でいるの?
- 鴨:
- いいんです。気にしないでください。
- 永田・田中・古賀・燃え殻:
- 気にしないでください。
(つづきます)
ケニーさんからのお知らせ!
2019年1月4日(金)
『WRESTLE KINGDOM
13 in 東京ドーム』
ケニー・オメガ選手と
棚橋弘至選手が激突!
『WRESTLE KINGDOM
13 in 東京ドーム』
ケニー・オメガ選手と
棚橋弘至選手が激突!
新日本プロレス最大のイベント、
通称「1.4(イッテンヨン)」。
今年のイッテンヨンには、
王者・ケニー選手と挑戦者・棚橋選手との
タイトルマッチが組まれています。
この試合、お互いのプロレス観のちがいを主張する
「両者のイデオロギー闘争」とも呼ばれていて、
今後の新日本プロレスの未来を決める
大注目の一戦なんだとか。
ケニーさん、がんばってください!
くわしくは特設サイトからどうぞ。
通称「1.4(イッテンヨン)」。
今年のイッテンヨンには、
王者・ケニー選手と挑戦者・棚橋選手との
タイトルマッチが組まれています。
この試合、お互いのプロレス観のちがいを主張する
「両者のイデオロギー闘争」とも呼ばれていて、
今後の新日本プロレスの未来を決める
大注目の一戦なんだとか。
ケニーさん、がんばってください!
くわしくは特設サイトからどうぞ。
マキシマムザ亮君からのお知らせ!
マキシマム ザ ホルモンの最新作
『これからの麺カタコッテリの
話をしよう』、
好評発売中!
『これからの麺カタコッテリの
話をしよう』、
好評発売中!
新曲CDとマンガ一冊がセットになった
マキシマム ザ ホルモンの最新作が発売中です。
すでに17万部を突破しており、
12月10日付のオリコン週間BOOKランキング
「コミック・エッセイジャンル」で1位を獲得!
さらに総合BOOKランキングでも堂々の2位!
収録されているマンガ
『マキシマムザ亮君の必殺!!アウトサイダー広告代理人』は、
マキシマムザ亮君が監修・脚本を手がけています。
購入特典も4つ付いて、お得感もメガテンコ盛り!
お買い求めは、全国の書店か大型CDショップまで!
くわしくは特設サイトからどうぞ。
マキシマム ザ ホルモンの最新作が発売中です。
すでに17万部を突破しており、
12月10日付のオリコン週間BOOKランキング
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『マキシマムザ亮君の必殺!!アウトサイダー広告代理人』は、
マキシマムザ亮君が監修・脚本を手がけています。
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くわしくは特設サイトからどうぞ。
ほぼ日からのお知らせ!
「WILD MOTHER PARTY」
開催記念Tシャツ、
30名様にプレゼント!
開催記念Tシャツ、
30名様にプレゼント!
本企画の実現にあわせて
「それぞれのファンにプレゼントしたいから」
「単純にじぶんたちが欲しいから」
という理由で特別に制作した、
ケニー・オメガさん、マキシマムザ亮君、
『MOTHER』のロゴ入り記念Tシャツを、
30名様にプレゼントします!
S、M、Lを各10枚ずつ、計30枚ご用意しました。
本編でケニーさんやセコンド陣が着ていたものと
まったく同じデザインですよ。
エントリーは1人1回まで。
応募者多数のときは、抽選とさせていただきます。
ご希望の方は下の応募フォームから、
必要事項を記入してお申し込みください。
こちらの募集は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
※当選者には2019年1月末頃までに
メールにてお知らせいたします。
「それぞれのファンにプレゼントしたいから」
「単純にじぶんたちが欲しいから」
という理由で特別に制作した、
ケニー・オメガさん、マキシマムザ亮君、
『MOTHER』のロゴ入り記念Tシャツを、
30名様にプレゼントします!
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※当選者には2019年1月末頃までに
メールにてお知らせいたします。