「矢野顕子の音楽の稽古場」開催は
12月16日(日)です。
チケット販売開始は11月7日(水)午前11時。
「おいしい打ちあげごはんつき」の
ツアーコースなど、
シチューコースからくまんばちコースまで
宿泊、朝帰り、日帰り、
ずらりと取りそろえています。
この週末、お友達と
予定を立てたりしてくださるとうれしいです。
また、「ほぼ日」のイベントは
おひとりで参加の方も多いので、ご安心を。
くわしくは↓こちらをごらんくださいね。

矢野さんと糸井の話は、
とにかく「本気でやるよ」という
流れになってきています。
なんだか、恐ろしいです。
それは、お客さまにも影響のあることで‥‥
つづきをどうぞ。

それじゃ、あつめる言葉も
本格的にいいものがないと。
詞の部分には、糸井さんが
入ってくれればいいじゃん。
それはもちろん、手伝うよ。
だけど、いろんな人たちの
「自分はこの言葉が好きなんです」
というものを見たいなぁ。
アッコちゃんは、
「歌詞が気に入ると曲をつくりたくなる」
または
「歌いたくなる」
という言い方をするとき、あるでしょ?
うん。
ほかの人の歌をカバーするのは、
その「詞」を矢野顕子が
歌いたかったからじゃないかな?
それは言える。
曲のほうは、歌ってるうちに
どんどん変わっていって
「あれ? 原曲どんなだっけ?」
ということ、あるけど。
違う曲になってるよ(笑)。
そういうこともあります(笑)。
でも、歌詞はほとんどそのまま
歌っているわけだからね。
そういうことでいうと、
いろんな人が「しっかり気に入った」言葉を
選んできてくれたら、
最終的に、いい曲になると思う。
なんの言葉でもよかったという話じゃつまんない。
うん。なんの言葉でもいいということはないよ。
「自分が胸を打たれた言葉を
 ちゃんと出してください」
そのことを、みんなに言おうと思います。
そうやって本気でぶつけてきてくれたものを、
本気のぼくらが選びましょう。
「ほぼ日」を通じて募集するのがいいかな?
ところで、当日のお客さんは何人くらい?
あまりにも「声が届かない」という
距離にするのも、どうかな。
ある程度、お客さんと近いほうがいい。
300人とか、350人とか?
昔のジァン・ジァンみたいな感じね。
ピアノはぜったいに必要、と。
うん。
そこで、「普通はやんないよな」
ということをしたい。
クオリティーという意味でね。
そうです。
いっしょけんめやんないと、
なんにもできないもんでさ。
矢野顕子の「稽古場の姿」をみんなが見られる。
こういう機会って、ないかもよ?
ないよ。
もちろんぼくも、その場で
歌詞をひとつ書くきます。
はい、お願いします。
第2部は、出入り自由にしようか。
そんで、アッコちゃんも
途中でいなくなっていい。
トイレに行ってもいいよ。
煮詰まったら外に出てもいいし‥‥
ピアノの近くに囲いのような
隠れる場所を用意しようか?
あるいは、手もとを隠したり。
うーん‥‥人の前からいなくなるってことは
あまり必要ではない。
そうですか?
そうね、そうだ、そしたらね、
寝っ転がれるソファとか、
置いていただけますか?
ソファ?
座布団重ねたのでもいいよ。
「よいしょ」と寝転んで、
長考できる場所があるとありがたい。
うん、うん、わかりました、オッケーです。
わたしはソファで「うーん」てやりながら
「あ、これはどうだろう?」なんて言って
ピアノの前に行く。
はい、はい。
また「ダメだなぁ」なんていって、
お菓子でも食うか!
ということになる。
お菓子も必要ですね(笑)。
冷蔵庫、置いとこうか?
いやいや、大丈夫。
「お茶くださーい」というと、
誰かがもってきてくれたりするとうれしい。
了解。
そんな感じで、大丈夫です。
わかりました。
恐ろしい‥‥‥ほんとになっちゃった。
(笑)
だけどこれで終わりじゃないんだよ、
このワークショップは。
打ちあげがあるんだよね?
そう。ぼくらもお客さんも、
冬の気仙沼で
ごはん食べないで帰るなんてこと、
もったいないから。
(つづきます)
2012-11-02-FRI
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