薬味は、添え物じゃない、主役なんだ!
ツイッターやインスタグラムで
おいしいものにまつわるさまざまな情報を
つぎつぎに配信して、食いしん坊たちに
リスペクトされている編集者、
ツレヅレハナコさんの新しいレシピの連載です。
簡単で、おいしくて、新しくて、
あと、お酒がすすむ‥‥。
ああ、なんと実践的な連載でしょうか。
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ああ、なんと実践的な連載でしょうか。
ミントレシピ1
第5回
「塩サバの
ミントリエット」
材料(2人分)
塩サバ 1/2切れ
クリームチーズ 40g
レモン汁 1/2個分
粗挽き黒こしょう 少々
ミント 4g
(手のひらに乗るくらい)
好みのパン
(イングリッシュマフィン、
バゲットなど) 適宜
-
塩サバをフライパンか魚焼きグリルで焼き、
粗熱がとれたら皮と骨をのぞいてほぐす。 -
ボウルにクリームチーズを入れて
ゴムべらでやわらかく練り、
塩サバ、レモン汁、こしょうを入れて混ぜる。 -
ミントをちぎって混ぜ、器に盛る。
トーストしたパンを添え、
ぬりながらいただく。
庶民派な塩サバも
ミントでワインの
つまみに!
ミントといえば、カフェのスイーツの上に
ちょこっとのっていて、食べてももらえず
残されるかわいそうな飾り用ハーブ‥‥。
そんな不本意な立ち位置になりがちですが、
本当はものすごい実力を持っている
薬味だと思うのです!
まず、魚介類とも肉類とも乳製品とも相性抜群。
組み合わせるだけで
スッとさわやかなアクセントになり、
「なんだかおしゃれな味がする!」と
私の中にわずかに残った乙女心もざわめきます。
今回、ご紹介したいのは
「塩サバのミントリエット」。
(リエット=ざっくり言うと
パンにぬるペーストみたいなもの)
あのよく「塩サバ定食」などで食べる
庶民派切り身の代表が、ミントのおかげで
ワインに良く合うおつまみになるのです!
ポイントは、クリームチーズ。
塩サバとミントを上手につなぎ、
いきなり洋風感をかもしだしてくれます。
レモン汁で少し酸味を加え、
黒こしょうをガリゴリしたら、
好みのパンにたっぷりぬってどうぞ。
(塩気は塩サバのものだけで
十分だと思いますが、味を見て調節を!)
好みで玉ねぎのみじん切りや、
すりおろしのにんにくを加えても、
よりおいしくいただけますよー。
2017-09-05-TUE