第1話 ひとりぼっちは北極星の光
ひとりぼっちは北極星の光
「ひとりぼっちだなぁ」という感覚は、
きりきりっと寒い冬の夜の、
北極星の光のようなものじゃないのかなぁ。
そのほのかな光が見つけられてないと、
じぶんがどこにいるのかわからなくなっちゃう。
「ひとり」が、まずはすべてのはじまりです。
(
『羊どろぼう。』
P.130より)
2016-12-01-THU
© Hobo Nikkan Itoi Shinbun.