第13話 おにいちゃんのように
おにいちゃんのように
「はじめてのおつかい」における、
おにいちゃんのようでいたいものだ。
もうちょっとつついたら、
目からざぁっと涙が溢れ出そうなのに、
妹が泣いているから、ぐっとこらえてるんだ。
ふたりとも泣いてちゃ、どうにもならないからね。
(
『ボールのようなことば。』
P.161より)
2017-02-22-WED
© Hobo Nikkan Itoi Shinbun.