苦難を超える
――『ヨブ記』をめぐって

  • 時間

    119
  • 音質

    阪神・淡路大震災の1年後、
    芦屋市民センターの
    一室で行われた。
    音源は主催者提供で、クリア。

  • 講演日時:1996年1月13日
    主催:森集会
    場所:芦屋市民センター
    収載書誌:春秋社『本当の考え・うその考え』(1997年)




旧約聖書には神話を交えた
ユダヤ民族の歴史の書である面と、
神の予言の書である面と、
個人の信仰とか体験とか苦難とかを介して、
神と対面する信仰の書という面とがあります。
『ヨブ記』はそのなかのひとつだというだけの知識から、
先入見なしに、直接読んだらどういうことを感じるか、
というところからお話ししたいと思います。