特集号について
吉本さんに報告した我々は、
いくつかのチームに分かれたりまたがったりして、
BRUTUS編集部の伊藤総研リーダーの構成にそって
各ページを練り上げていくことにしました。
●メタファーチーム
●人はなぜチーム
●はじめてのチーム
●年表チーム
●キーワードチーム
●ヒモトキチーム などなど。
こう書くとわけがわかりませんが、
各チーム、とにかく真剣です。
気がつけば、時間もあまりありません。
リーダーの見ている不思議模様を
みんながいっしょに見つめているだけでは
いけないということを
リーダー自身がもっともよく知っていたのです。
そして、困難好きのリーダーのもとには
精鋭たちが集まります。
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“外のスタッフ”の中でも、
吉本さんのこれまでの足跡や著作資料に関して
大きな役割を果たしたのは、
小谷知也さん、深澤晃平さん、
ほぼ日の池本の3人、
通称「メガネブラザーズ」です。 |
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11月24日
メガネブラザーズ、打ち合わせ風景です。
吉本さんの著作について語りだしたら
止まりません。 |
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メガネブラザーズの腕の見せどころは、
吉本さんの著作からの言葉の抽出、
年表の作成など、たくさんありました。
なかでも『共同幻想論』を読んでみる、という
斬新なページを制作する際にも大活躍。
『共同幻想論』は、吉本隆明さんの主著と言われます。
その一部を抜粋し、
「何が書いてあるのか」
「どういうことが読み取れるのか」を
アンダーラインを引くようにして
コメントをつけるのですが‥‥。 |
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『共同幻想論』改訂版の改訂箇所について
マニアックな意見を交換する
メガネブラザーズ。 |
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糸井重里率いるヒモトキチームも
始動しました。 |
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12月21日
何時間ぶん、
テープが回ったでしょうか。 |
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12月24日
ヒモトキチームは
年末年始、合宿のように
みっちり作業しました。 |
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そうやって、分かれて活動するあいだも、
BRUTUS+ほぼ日+精鋭+メガネブラザーズ
のチームは、
週1回の定例会を開いていました。 |
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11月26日
みんなで進行を確認し、
悩みを打ち明け合いました。 |
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12月9日
ほぼ日の冨田は、
常に議事録をとって
情報を共有させていました。 |
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そのあいだ、伊藤総研リーダーは
構成の不思議模様を、
西田編集長といっしょに
ときほぐしていきました。 |
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そうなんです。
今回の吉本隆明特集の記事は
AKB48のおしゃべりから
スタートするんですよ。
(明日につづきます)
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