MM 「ソブエさんがチョンマゲしたら、
きっと、すーごい細そう。
…妙に(笑)」
ソブエ「…てへへ。
細いだろうね〜。きっと」
イトイ「いいわ」
MM 「うん。
ほら、相撲取りでさ、
だんだんハゲてきた人がさ、
だんだん大銀杏(オオイチョウ)が、
小っさくなってる人いるじゃん。
…あんな感じ」
イトイ「ああ、
ちょびっとのチョンマゲで!」
MM 「うん。いいと思うな」
ソブエ「なんか いいねー ♪
…そういえばさ、髪が薄くなりすぎて
チョンマゲができなくて、
相撲取りを引退する人とか、
……いたよね?」
MM 「ああ、いるよね。
あの、大至がそうですよね、
こないだ」
ソブエ「…ハゲがすぎると、
チョンマゲすらできないなんて
…なんだか さびしいね」
MM 「今までの人の考え方とか価値観じゃなくて、
新しいハゲのあり方って…」
ソブエ「新しいハゲのあり方?」
MM 「…今のハゲのあり方だと、
みんなスキンヘッドにしちゃう。
若いヤツのハゲが。
そうじゃなくて、何ていうのかな…」
イトイ「あるものは利用する!」
MM 「そうそうそう。
まだあるものは、利用しようと」
イトイ「つまり、冷蔵庫の中の物で、
美味しいご馳走を作るみたいな」
MM 「だから、それはね、
新しいよわいの会議としての提案として…」
イトイ「…チョンマゲがあります!(笑)」
ソブエ「そっか。
…なんだか体を張って
『世界よわいの会議』をやってる感じだね。
ちょっと美しいんじゃない?」
MM 「…で、そのチョンマゲってさ、
どんな感じだろう?」
イトイ「つまり、フレンチなチョンマゲって
考えたらどうかな?
チョンマゲなんだけど、フランス風なの」
MM 「フレンチ!? …形としては?」
イトイ「日本の美ってさ、
直線とかさ、モノクロとかじゃない?
そうじゃなくて、
…フランス人が、
誤解してチョンマゲを捉えたら
どうなるだろう みたいな。
…ボンジュールチョンマゲ みたいな…」
ソブエ「あぁ、チョンマゲの先っぽが、
ステキに いい感じになってて…?」
MM 「ちょっとベルベットの細いリボンなんか、
しちゃう?」
イトイ「で、もしかしたら、チョンマゲを、
どっか3つに分けて、色を変えるだとか。
…いろいろ手はあると思うんだ。
要するに、一色にしたいっていう
武士道な感じが
チョンマゲ、唯一じゃないですか。
でも、…もっと色々あると!」
MM 「あー、なるほどね。
うんうん。そうだよ!
よしっ、フレンチチョンマゲ!」
ソブエ「…えっと、チョンマゲのときは、
後ろ髪を前にもってくるんですよね」
MM 「そう」
ソブエ「ぼくは、ここのね、
うなじの生え際の位置が、
ふつうの人よりも、かなり高いんだ」
MM 「あ、それだ! それも活かせるかも!」
イトイ「お得よぉ」
ソブエ「…学生時代、授業中に居眠りしてたらね、
首の後の肌んとこに
顔の絵を描かれたことがあるだ」
(*一同爆笑*)
ソブエ「顔、ちゃんとサマになってたみたいなんだよ。
…自分では見られなかったけど。
まるで後ろ向きに座ってるみたいだって!」
MM 「ピッタリだよ!
フレンチな人ってさ、
だいたい外国人って、ここが高いじゃん」
ソブエ「高い」
イトイ「あ〜。(笑)」
MM 「ね? だから、フレンチチョンマゲには
もうピッタリだよ。よしっ!」
ソブエ「よし!…じゃあ、
フレンチボンジュールチョンマゲでいくか」
MM 「要するに『世界よわいの会議』としてね…」
イトイ「『世界よわいの会議』の、
シンボリックな…」
MM 「よわさのシンボリックとしてのハゲを
『世界よわいの会議』的に
捉えるとこうなりますと」
ソブエ「よし!!
…え?」
(来週水曜日に つづく) |