「あ、このヨリスさんという人は、
糸井重里とつながる部分あるぞ」
ヨリスさんの本を読み終えたあと、そう思いました。
糸井は、自分が本当に感じていることはなにか、
自分の動機はなんなのかを、
とことん考え抜くことを大切にしています。
ヨリスさんは、この深い部分で、
糸井とつながっているな、と感じたんです。
それから、ヨリスさんが
現在行っているお仕事をウェブ上で読みました。
中東特派員のころから、
考え方や情報に向き合う姿勢が
全く変わっていないところに、
すごく好感をもったんです。
表面的でなく、
自分のなかにある「知りたい」という気持ちとか、
自分にとって意外性のある事実に直面したときも
ちゃんと受け止めて、自分なりの理解をしてから、
また次に進んでいくところが、
糸井と重なるな、と。
深い部分で共通するところのありそうな
ヨリスさんと糸井が出会って話をしたら、
どんなにおもしろいだろう。
そう強く思ったので、対談を提案しました。 |