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ほぼ日刊イトイ新聞

2025-01-14

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・毎日、こうやって「生活のたのしみ展」のことを書いてて、
 それ以外のことはないのか、と言われるかもしれませんね。
 でも、「安心してください。やってます」から。
 ごらんのとおりコンテンツは、いつものようにあります。
 いつものような「ほぼ日」紙面の準備をしつつ、
 「生活のたのしみ展」の仕込みをしていたということです。
 そして、いまは総出で新宿方面におります。
 それにしても「生活のたのしみ展」は大きなコンテンツで。
 油断をしてると、頭のなかがそれ一色になってしまう。
 意識的にちがうことを考えたりやってみたりしています。
 といっても、映画やドラマを見たりするのはできないなぁ。
 昨日は、高校サッカーの決勝戦があって、
 録画しておいたその試合を見ていました。
 ぼくにとっては地元の「前橋育英」が、
 「流通大柏」と互角の感じでぶつかりあうという決勝戦。
 あのでっかい国立競技場が満員札止めというから、
 全国的に大注目されていたということですよね。
 ぼくはサッカーに詳しくはないのですが、
 実力の伯仲するチームが正面からぶつかりあうと、
 こんなに決着がつかなくなるものなんですね。
 笑っちゃうのは、録画していた中継の映像が、
 競って競って延長線も同点のままという死闘で、
 PK戦になってもそれぞれ6人目まで勝負がつかない
 というところで、勝敗不明なまま放送終了だったことかな。
 ぼくは、もう「勝敗なし」でいいとさえ思いました(笑)。
 まぁ、実際には優勝も準優勝も決まったのですが、
 選手たち、力のかぎりを尽くしてて、かっこよかったなぁ。

 昔でいうところの「成人式」の日に、
 若い高校サッカー選手たちの真剣なふるまいとか見てると、
 「若い人たち、たのもしいなぁ」と思ってしまいます。
 昔は、なんでも「受験勉強」の順位づけみたいなところで、
 「次の社会に期待される若い人」を決めてた気がします。
 しかし、現実にはいわゆる「学力」とちがったところに、
 その人その人の「ぽてんしゃる」があったりするわけです。
 なんと言いますか「全身全霊をつかった可能性」ですかね。
 答案の点数もそのうちの一要素に入れてもいいんですが、
 もっと「その人のまるごと」が肯定されるような方向に、
 世の中が動いているんじゃないかと思えるんですよね。
 「ほぼ日」の若い人たちも、けっこういいですよー。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
たぶん、週日ですから「生活のたのしみ展」余裕があります。


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