2007年の4月から
3ヶ月間にわたり連載された「ほぼ日の就職論」。
多くのかたから
たくさんの反響をいただいたこの特集を
一冊の本にまとめました。
タイトルは『はたらきたい。』です。
就職活動をしている学生のかただけでなく、
すでに社会人として活躍されている人にも、
楽しんで読んでもらえると思います。
2010年4月に「新装版」として
内容を40ページ増やし、カバー写真を一新しました。
書籍『はたらきたい。』には
「ほぼ日の就職論」から採録した5つの対話に加え、
過去10年分の「ほぼ日」アーカイブから
「はたらくこと」にかかわる
著名人のことばを128個、抜き出し、掲載しました。
5つの対話、128のことばを合わせると、
ぜんぶで132人の「はたらく人」が、登場します。
全320ページ、どのページを開いても、
さまざまな「はたらくことば」に、出会える本。
これから社会に出ていく学生のかただけでなく、
社会人として活躍されているかたの興味にも
響くような「はたらくことの本」が、できました。
この『はたらきたい。』の骨格となっているのは、
「ほぼ日の就職論」から採録した5つの対話。
書籍化に際し、文章の再構成などは
あえて必要最小限にとどめ、
テキストの分量も、まったく削っていません。
民間の人事専門家や、キャリア論の研究者など
「就職のプロフェッショナル」だけでなく、
漫画家やミュージシャン、
さらには「矢沢永吉」なんて人まで登場してきた
「ほぼ日の就職論」を、
連載時のままの熱と密度で、一冊に凝縮しています。
膨大な「ほぼ日」アーカイブからより抜いた
「128のことば」は、
「5つの対話」のあいだあいだに、
対話の文脈に沿うように、挟み込んでいます。
岡本太郎さん、藤田元司さん、田口壮さん、三谷幸喜さん、
任天堂社長岩田聡さん、黒柳徹子さん、
谷川俊太郎さん、佐藤可士和さん、本木雅弘さん、
萩本欽一さん、タモリさん、そして吉本隆明さん‥‥。
豊かでちから強い、128の「はたらくことば」。
気ままに開いたページにも、
誰かの「ことば」が、見つかるはずです。
この『はたらきたい。』を読み進めるうえで
ひとつの手引きとなるような文章を
あらたに「第0章」として付け加えました。
なぜ、この本をつくろうと思ったのか。
どうして今、こういう本が必要なのか。
できあがりつつあった『はたらきたい。』のゲラを前に
糸井重里が、あらたに書き下ろしました。
お楽しみの動画コンテンツとして
人気の高かった「みうらじゅんに訊け! 就職篇」は、
大幅に加筆・再構成し、あらたにテキスト化。
各章のあいだに、コラムのように挟んでいます。
「ほぼ日の就職論」で連載していたとき、
「おもしろいだけじゃなく、
じつは、意外とためになりました!」という
メールを多くいただいた、みうらさんの「就職論」。
この本でしか読むことのできない
特別バージョンとして、掲載しています。
この本に掲載した「128のことば」は
過去の「ほぼ日」コンテンツから選んでいますので、
ごく一部の例外をのぞき、
いまでも「ほぼ日」にアーカイブされています。
巻末に「初出一覧」として、
それぞれの「ことば」が載っているページアドレスを
記載していますので、
気になった「ことば」がありましたら、
ぜひ、もとのコンテンツも読んでみてくださいね。
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