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ほぼにちわ。
2月5日水曜日に都内某所で行われた、
任天堂 のプレビューに、
「ほぼ日」ミドルエイジャー(30代男性)精鋭部隊4名が
総力取材に行ってまいりました。
いつもの「秘密基地」には
登場したことのなかったメンバーですが
がんばって取材してきましたよ〜〜!
どうぞよろしくおねがいいたします!
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ROCK西本(ほぼ日突撃レポーター)
生まれて31年間、一度も
ロールプレイングゲームをしなかったのは、
この特別な日に初挑戦をするためだった、
と豪語する。好きなゲームは「ゼビウス」でした。 |
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べっかむ3(ほぼ日スチール班)
この日のために、買ったばかりの
マイ・デジカメを持参。
喫茶店でインベーダー・ゲームが
流行っていたころはすでに中学生。現在38歳。
好きなゲームは「シムシティ」でした。 |
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うー(ほぼ日ビデオ撮影班)
「ゼルダの伝説 風のタクト」
すでに3回目に突入という
「ほぼ日」きってのゲーム通。
好きなゲームは「ゼルダ」!
元テレビ番組制作スタッフという経歴を活かし、
今回の体験会の全貌をカメラに収めるという
重要な役割を担った、頼れる33歳。 |
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タカバシ指導員(ほぼ日ゲーム指導班)
ROCKの友人。4人の中で唯一の20代。
今回の「限りなく初心者に近い」
ミドルエイジ取材班を
全面的にバックアップするという大役。
沈着冷静な指導係。
この日のために自分の会社を早退きして
取材班に参加です。 |
※今回のルポでは、一部動画を配信しています。
ごらんいただくにはWindows Media Playerが
インストールされていることが必要になります。
くわしくはこちらをごらんくださいね。 |
というわけで、
初めての「秘密基地」で緊張しているわれわれ。
すでに他社の記者のみなさんで
いっぱいになっている椅子席ではなく、
全体が見渡せる最後列に立っての取材です。
場内の照明がおち、
設置されたいくつもの大スクリーンに
ゲームボーイアドバンスSPの
プロモビデオが映し出されます。
場内のボルテージが一挙に高まる!
今回の記者会見は、参加している記者のみなさんの
興奮が、すごかったんです。
たぶん「ゲーム史」に刻まれる日なんだと思う!
そんな場面に立ち会っているんだという感動や緊張が
記者のみなさんの熱気を生んでいたんですね。
そんな興奮状態の会場に、まず、登場したのが、
任天堂株式会社取締役社長・岩田聡さん、
続いて、darlingとの対談も大好評だった
世界的ゲームクリエイター、宮本茂さん。
スピーチをきくうちに、
取材を前にしたぼくらの胸にも
「期待」があふれてきました。
スピーチのあとは、いよいよ、
「ゲームボーイアドバンスSP」の撮影会です。
記者会見っぽい!
こんな感じで、モデルさんたちが手にした
ゲームボーイアドバンスSPを撮影するんですよー。
撮影会が終わったら、いよいよゲーム体験です。
ここからは、自由に、ぼくら取材記者が
自由にゲームボーイアドバンスSPと
新作ソフトを、体験していいんです!
まずは話題のゲーム
「ファイナルファンタジータクティクス
アドバンス」が
どんなものなのかを見ることに。
ぼく・べっかむ3も西本レポーターも、
じつはロールプレイングゲーム音痴。
西本レポーターなんて、31年の人生において
“初の” ロールプレイングゲーム体験になるんですよ。
ではその様子を、ぼくらにつきっきりで
手取り足取り教えてくれたタカバシ指導員に
報告してもらいましょう。どうぞ!
ほぼにちわ。タカバシです。
「タカバシ君、ゲーム好きだったよね?
任天堂のプレビューに取材行こうよ?」
という依頼にふたつ返事でOKして当日。
現地に行ってみて、ようやく西本さんが
僕を呼んだ理由がわかりました。
同行したメガネの2人組、
西本さん&べっかむ3は
まったくのゲーム音痴だったんです!
彼らがまず手に取ったのは
「ファイナルファンタジータクティクス
アドバンス」(FFT-A)。
これをいきなり選ぶなんて、先輩、
‥‥センスいいじゃないですか!
このゲームは、
シミュレーションRPG。
「ファイナルファンタジー」という魔道書を
手に入れた主人公。その本を開いた日から
住んでいた町が、
ゲームの中でしか見たことのないような場所に
変わってしまいます。
その町から、幾多の冒険が始まる‥‥
というものなんですけれど、ひとつ心配なのは、
ロールプレイングゲームはハマるまでに
ちょっと時間がかかるってこと。
まったく知識のないふたりに
今回みたいな体験会の限られた時間で
世界観を理解したり、
目的を理解すること、できるのかなあ???
そんな心配をよそに、
西本レポーターはさくさく、
キャラクターに名前をつけるところまで
進んだもようです。が。
僕がよそ見をしている間に
つけた名前は‥‥
「にしまと」。
自分の名字すら間違っています。
その横でべっかむ3も
名前をつけていました。
見てみると
「マーシュへ。い」
という名前が…
一見、手紙の書き出しのような名前、
これで決定なのですか、べっかむ3!?
まあ、いいか‥‥
「ここからは、指導いらないかも。
けっこう、できそうだもん。
ほかのゲームの体験してきてよ!」
との言葉に甘えて、
僕は任天堂の新作ソフト
「メイドインワリオ」で
遊んでみることにしました。
(ふたりの感想は、あとで聞こう)
立ち去る前にいたずらに、
西本レポーターが遊んでいる
ゲームボーイアドバンスSPのフロントライトを
横から手を出して消してみました。
(オン・オフができるんですよ〜)
「うわぁ! あかんて! やばっ!」
と叫ぶ西本レポーター。
壊したと思った様子です。
だいじょうぶ、壊れてないですって。
すごく丈夫なんだから、任天堂のハードは。
さて「メイドインワリオ」です。
これは今日発表になったソフトのようで
まったく前情報もなく遊んだんですが、
プチゲームが詰まっていてすごく楽しかったです。
約15分くらいでしょうか、経過したころ、
二人も、そろそろある程度進んだかと思って、
FFT-Aのコーナーに行ってみると、
「にしまと」と「マーシュへ。い」の冒険は
まだ続いているようでした。
「ファイナルファンタジータクティクス
アドバンス」は
序盤から人間関係がいろいろとありそうで、
物語に引き込まれてしまいます。
「こいつはじっくりと
やらないといけないなぁ。」
なんてじっくりやっていたら、
後ろに順番待ちの他社の記者のかたの
きびしいお顔が!!
「西本さん、べっかむ3、やばいっすよ!」
「え‥‥(振り返る)うわぁぁぁぁ!
すんません、すんません!」
途中でやめざるをえなかった。
まだ魔法も使ってなかったのに…。
「ファイナルファンタジータクティクス
アドバンス」については、
ほぼ日のこのページであらためて
しっかりルポしようと決意をあらたにした
われわれなのでありました。
(タカバシ)
★ビデオでこのときの様子を見る |
そんなかんじで
「ファイナルファンタジータクティクス
アドバンス」
のブースをはなれたぼくら。
ゲーム機本体の操作が、
いまひとつおぼつかない西本レポーターは、
自分でもできそうなゲーム、
「ことばのパズル
もじぴったんアドバンス(ナムコ)」
から、挑戦しなおすことにしました。
“もじブロック”をボード上に並べて
いろいろなことばをつくっていくゲームです。
76500語以上のことばが収録されているらしい。
真剣にもじぴったんの説明を聞く31歳男子。
「う、う、う、これ、
おもしろい‥‥」
ほんとうにはまってしまったようです。
「もじぴったん」のブースの
前から動かなくなったROCKに、
他のテレビ局から逆取材まで!
「ゲームボーイアドバンスSPで
遊んでみた感想はどうです?
楽しいですか?」
だって!
ROCK西本:
「そもそも、楽しいかどうかは
ゲーム自体の内容によりけりでしょう。
ですから、あなた、質問するならば
まずは筐体についての
質問から始めるべきではありませんか!
僕はまずそれが言いたい、
ゲームボーイアドバンスSPが
いかに素晴らしいかを!
それでこそゲームのよさについて
深く語れるのではありませんか!?」
と、インタビューに答えているはずが
レポーターへのダメ出しとなってしまいました。
どこの方か存じませんがもうしわけなかったです。
でもたしかにね、
ゲームボーイアドバンスSPで
プレイすることの「楽しさ」が
ゲームの「すばらしさ」を、
より増幅させていると思う。うん。
さ〜〜て次は任天堂の超話題作ゲーム
「メトロイドフュージョン(2月14日発売予定)」です。
主人公サムス・アランを惑星SR388で襲った
寄生生物X。サムスは生死の境をさまよい、
パワードスーツと、能力のほとんどを失うことに。
さあ彼はトラブルを解決しながら
寄生生物Xを駆逐し、失われた能力を
取り戻すことができるのだろうか!?!?
という、アクションゲーム。うはー、面白そう!
これに4人がかりで挑戦することにしました。
★ビデオでこのときの様子を見る
※ビデオ内に一部音声が消えている個所があります。
どうぞご了承くださいませ。
操作性抜群の
ゲームボーイアドバンスSPだけあって、
先ほどまで、
ずっと目が泳ぎながらゲームをしていた
ミドルエイジャー取材班のわれら、
本当に楽しんでしまいました!
今やすっかり、
「メトロイドフュージョン」の虜ですよ〜!
ここで2回目の登場、
タカバシ指導員メモです。
ゲーム初心者には
アクションゲームって入りやすいですよね。
というわけで「メトロイドフュージョン」。
僕がメトロイドをやっていたのは、
ファミコンディスクシステムの頃だから、
もう15年以上も前のこと…
そんな僕もいっしょに、15年のブランクを経て、
ちょっとだけ体験してみました。
「画面がしっかり作り込まれていて綺麗だなぁ。」
というのが、最初の印象。
そのおかげで違和感なく進化した
メトロイドの世界へぐいぐい入っちゃいました。
十字ボタンとAボタンとBボタンで
基本的な操作ができちゃうから、
すぐに昔の感覚を取り戻す事ができました。
まずは肩慣らしにジャンプをしたり、
ビームを撃ったり…
ボタンと画面の中の主人公のレスポンスが
ちゃんとしてて、操作しているのが気持ちいい!
段差なんかもポンポンと
リズミカルに越えられるようになってきた頃、
敵が出てきましたよーっ!
ここからが昔とった杵柄、
腕の見せどころ。敵の攻撃を
ジャンプで軽快にかわしてビームを連打です。
なんか久しぶりにボタンを連打した気がするなあ。
僕もおじさんに、なっちゃってたんだなあ‥‥
と、しみじみしてる場合じゃない、
最初のアイテム、
ミサイルをGET!
♪チャララララララララララッラ〜
そこで聞こえてきたのは懐かしい音楽。
15年前に聞いた
アイテムゲットの音楽が
手の中の小さな機械から聞こえてきました。
感動です!
15年前、この音楽が鳴ると無性に
ワクワクしていたことを思い出しちゃいました。
(タカバシ) |
そうしてみんなで盛り上がっていたところ、
このゲームのクリエイターである任天堂の坂本氏が
後ろを通りかかられたので、
ちょっとだけお話を聞くことができました!
やっぱり思い入れのあるゲームに
仕上がっているとのこと。
これもほぼ日で特集しないとね〜!
話ができて満足した取材班は、
あらためて落ち着いて場内を見回しました。
奇麗に並べられた、
スタイリッシュな3種類のカラーの
「ゲームボーイアドバンスSP」
(2月14日発売予定)
実際、手に取ってみると
思った以上にコンパクトなんですね〜!
ほぼ日手帳2003」と比べても、
ホラ、この通り!
そして、今回のプレビューのもう一つの目玉、
「ゲームボーイプレーヤー」も各色展示。
すでにほぼ日でお伝えしたように
(手前みそだけど、ほぼ日、早いね〜!)
このマシンを使うと、
ゲームボーイのソフトを、
テレビで遊べるようになるという
超スグレ物です。
その他、展示されている
数多くのゲームボーイアドバンスSPのゲームが、
30歳を越え
ゲームを卒業していたつもりだったわれわれの
興味をひきつけてやみません。
サイバードライブゾイド(トミー)は、
なんと、ゲームボーイアドバンスSPで赤外線を飛ばし、
動物型ロボットを遠隔操作できるという新製品。
スーパーカーも欲しいぞ!
そして、ようやく自らの
ゲーム体験経験値をアップした 二人は、
最後にもう一度、最初に途中で断念した
「ファイナルファンタジータクティクス
アドバンス」に再び向かいます。
その2人の真剣なプレイの様子はここからどうぞ。
解説は三たび、タカバシ指導員からです。
しばらくメトロイドで遊んで会場内を探すと
ふたりともまたもや
ファイナルファンタジータクティクス
アドバンスのコーナーにいました。
さっきはあれほど苦戦していたのに、
ある程度は理解したみたいでした。
べっかむ3が操る「マーシュへ。い」は
すでに魔法を使っているようでしたし、
西本さんは
「人生初の経験値8をゲットですぞ!」と
盛り上がっていました。
しかし無情にも
タイムオーバーとなってしまい、
係りの方から
「もうそろそろ…」と促されて
シブシブ冒険を終わらせることになりました。
この続きは2/14以降に完成版で
楽しむことになりました。
今回の取材で、
ほぼ日レポーターたちの
ゲームボーイ経験値も3くらい
アップしたんじゃないかな?
(タカバシ) |
そうなんです。
みんな、かなりゲームにはまってきたところで、
残念ながら、タイムアップとなっちゃったんです。
気がつけば、周りはもう片づけ始め、最後の4人に。
祭りのあとの静けさ‥‥。
今回、久しぶりにゲーム機を手に持った、
30代成人男性2人
(ROCK&べっかむ3)でしたが、
約2時間のプレビューが終わるころには、
すっかり、近所の小学校の
ゲーム小僧の顔になっておりました。
実際、事務所に戻る必要がなければ、
取材班の4名全員、会場を出た足で、
そのままゲームボーイアドバンスSPを
予約しに行く勢いでした。
早く、クールでスタイリッシュな
マイ・ゲームボーイアドバンスSPを手に入れ、
周りの人に自慢しまくり、
羨ましがらせるたい。
そして、社会でいつも戦っている
そういうミドルエイジの人たちのポケットには、
ゲームボーイアドバンスSPが入っているべきではないか!
と確信した夜でありました。
おまけの取材後記ビデオはこちら!
(C)2002,2003 Nintendo
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DESIGN WORK DIRECTION : Hideo Minaba
CHARACRER DESIGN : Ryoma Ito
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2003-02-13-THU |
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