ほぼ日刊イトイ新聞

野球とガンダム

知らない人は、知らないものだ。

知ってる人も、知らない人も、こんにちは。
「ほぼ日」の永田です。
今日もたくさん来てますよー。

「前半は大爆笑ですが、
 後半はなにがなんだかさっぱりわかりません」
という感想があるかと思えば、
「前半は勉強になり、後半は大爆笑です」
という感想もあります。かと思うと、
「野球もガンダムもそこそこわかるので、
 まったく投稿ができなくて悔しいです」
というような感想もいただいています。

投稿だけでなく、コーナーの感想も大歓迎ですので
どうぞお気軽にメールしてくださいね。

さ、それじゃ今日も行ってみましょうか。
まずは「野球」からです!

野球

プロ野球の試合って夜やってるじゃないですか。
だから昼間選手はその球団で
仕事をしていると思っていました。
ロッテの人はガムを作っている。
ヤクルトの人はヤクルトの営業をしている、とか。
それで、巨人の人は
新聞社に勤めてる→エリートだから人気球団で、
みんなが入りたがるんだと思っていました。
要は部活と同じような課外活動だと思っていたのです。
そして広島には広島県民しか入団できなくて、
仕事は役所的なものだと思っていました。
なんとなく違うのかな?
と思ったのは社会人になってからです。
(ばんび)
独自のガムを開発する小宮山投手、
ヤクルトの新たな営業戦略をたてる古田監督、
新米記者の面倒を見る阿部捕手、
広島市役所で黙々と残業する前田選手。
うん、どれも、なくはない感じですね。
私が小学生くらいの頃、
得点はホームランボールが入った
客席の階数で決まると思ってました。
(つまり、2階席に入れば2点、みたいな)
テレビで見ていた時、
ちょうど2階席にボールが行ったとき
2点入ったのでそう思い、父親に確認すると、
「違うっ!」と厳しく指摘されてしまいました。
(みずたま)
いわゆるひとつの野球盤的発想ですね。
バックスクリーンくらいは、
余分に点をあげてもいいような気もしますけどね。
タッチアウトの「タッチ」という行為は、
アウトになった後の
ダメ押しパフォーマンスだと思っていました。
だって1塁に走った人にはタッチしないでしょ?
盗塁の時には、ボールが先に塁に届いて
アウトになっているのに、
(本当はそれだけじゃアウトになっていないらしい)
わざわざ滑り込みした走者に、
バシってグローブをぶつける行為が
なんだか意地悪だなぁと思っていました。
(ももも)
「ダメ押しパフォーマンス」という
ことばの新鮮さにうなりますが、
とかく、野球をややこしく感じさせているのが
「フォースアウト」の存在なのですね。
つまり、野球には、タッチが必要なときと、
必要ではないときがあるわけです。
で、この「フォースアウト」、
説明しようとすると面倒なんだよなぁ‥‥。
しかし! 多くの人がここで迷ってることも事実!
よいしょと重い腰をあげて、
ごくごく基本的なところを説明しましょう。
「フォースアウトの基本形その1」
だと思って聞いてください。
いいですか? ランナーが1塁にいます。
はい、くり返して!
「ランナーが1塁にいます!」
そう、ランナーが1塁にいます。
で、バッターがゴロを打ちました。
そうですね、たとえばピッチャーゴロを打ちました。
「バッターがピッチャーゴロを打ちました!」
そうするとね、1塁ランナーは、
絶対2塁に行かなきゃいけないでしょう?
だって、打った人が走ってくるからさ。
「1塁ランナーは2塁に行かなきゃいけない!」
そうするとね、守っている人は、
ゴロを捕って、2塁へ投げて、
ランナーよりも早く2塁にボールが行けば、
タッチせずに1塁ランナーを
アウトにすることができるんです。
「ゴロを捕って、2塁へ‥‥なんだって?」
うーん、ややこしいですか。
ともかく、塁が埋まってて、打者がゴロを打って、
ランナーが押し出されるように進まざるをえないとき、
先の塁にボールが先につけば
タッチなしでアウトなんです。
んもぅ、ほら、説明するんじゃなかったよ。
このややこしい初歩的説明だけで、
何十行もかかっちゃったよ。
私が知っている球団といえば、
巨人と阪神と地元広島くらいのものです。
この3つのチームが
同じリーグだということは知っているので、
もう一方のリーグは
「ぱっとしないリーグ」でパリーグと覚えました。
その後、ホークス、楽天、日ハムは
ワイドショーなどで耳にする機会があったので
なんとなく覚えたのですが、それ以外の、
私の中ではわりとぱっとしない6チームは、
どのチーム名を聞いてもパリーグのように感じます。
書く前からなんとなく感じていましたが、
我ながらぱっとしない内容ですね。
(ぽんこ)
低いテンションで
たいへん失礼なことをつづっている投稿です。
この方独自の解釈によれば、
パ・リーグ(ぱっとしないリーグ)は、
中日、横浜、ヤクルト、ロッテ、オリックス、西武、
ということになります。
と、まあ、いちおうまとめてみましたが、
ぼくのコメントもぱっとしないですね。
野球はある程度は知っているつもりの女子です。
甲子園も開幕し、ウェブでの
テキスト版ライブ速報を開きっぱなしにして
合間合間にちょこちょこ見ているのですが、
このテキスト版は、早く伝えるためか、
やたら日本語表記が多いのですね。
「犠打」とか「中前安打」とかはわかります。
でも、「一邪飛」ってなんですか。
なんか、バッターが
とても悪そうな顔をして打っていそうです。
さわやかな甲子園球児のはずなのに、
なんだかとても邪悪な匂いがします。
(ほくろ猫)
「ショート」を「遊撃手」と表すように、
野球用語にはおおむね漢字を使った
和名表記のようなものがあるんです。
「邪飛」はたしかにわかりづらいですね。
これは、打者が「うひひひひ!」と笑いながら
打ち上げたフライのことです。
いえいえそうではありません。
「邪飛」は「ファールフライ」ですね。
「野選」は「フィルダースチョイス」です。
「遊直」は「ショートライナー」です。
「中脇」は、ぼくの中学時代の友人です。
後輩の女の子は、
毎回1番打者から打順が始まると思っていたようです。
先日一緒に地元の野球チームを
応援しに行ったときのこと。
知り合いが1番を打っていて、
1回は三者凡退で終わったんですが、
「次の回って、また○○さんから?」
と聞いてきたので、たぶんそう思っていたようです。
(ガンプラ3体作ったことある女子より)
これはこれで、
おもしろいルールなんじゃないでしょうか。
トップバッターに誰を置くかが
そうとう重要になりそうです。
もしも野球がこのルールだったら、
おそらくイチロー選手の年俸が
いまの5倍くらいになると思います。
ふと思ったんですけど、
ショートゴロって、
短いゴロのことだと思ってますけど、
もしかして違うのかしら‥‥。
ロングゴロって聞いたことないし‥‥。
あ、でもロングになる前にボール拾われちゃうから
ロングのゴロなんてないってこと?
なーるほど。自己解決!
(美佐子)
「ショートゴロ」は「遊撃手へのゴロ」であり、
「短いゴロ」ではありません。
「ファーストゴロ」は「一塁手へのゴロ」であり、
「最初のゴロ」ではありません。
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は
「ライ麦畑でつかまえて」であり、
「ライ麦畑で構える捕手」ではありません。
野球について前々から
疑問に思っていることがあります。
ランナーが塁から走ろうと飛び出して
挟まれてタッチアウトになる、
という場面がありますよね。
あの場合、どうしてもっと広く
逃げ回らないのかなと不思議に思います。
二塁の後ろの方とか広々してるし、
追う側と追われる側で体力が尽きるまで
とことん走ればいいのにと思います。
試合時間が長引くから禁止なのでしょうか?
逃げ回っていい範囲が決められているのでしょうか?
地面に線とか書いてないのに
選手にはその範囲がわかるのでしょうか? 
気になります。
(ゆりね)
あ、最後のやつが正解ですね。
「逃げ回っていい範囲が決められている」のです。
「地面に線とか書いてないのに
 選手にはその範囲がわかる」のです。
厳密にいうと、ベースとベースを結ぶラインから
3フィート以上離れるとアウトなんです。
ほら、ホームから一塁ベースへの線が
途中から二重になってたりするのってわかります?
あの幅が3フィートなんですけど、
なに言ってるか、わかります?
ポテンヒットって「ぽてん」と落ちたから
ポテンヒットなんですよね!?
これは合ってますよね!?
(くまこ)
あらためて質問されると困っちゃいますけど、
「ぽてん」と落ちるから
ポテンヒットなんだと思いますよ。
少なくともぼくは数十年、
そうだと思って過ごしてきましたよ。
それにしても、これ、誰が命名したんでしょうね。
ある意味、日本中に広まっているスラングですよね。
「ダルビッシュ」は、英語読みで、
「ガルベス」は日本語読みやと思っていました。
違う人なんですよね?
(もちんな)
なにもかが違う人です。
前者は「イラン人と日本人のハーフ」ですが、
後者は「カリブの怪人」です。
前者は「女優さんに愛をぶつける」人ですが、
後者は「審判にボールをぶつける」人です。
前者は「ananでヌードを披露」しましたが、
後者は「投げるとき舌を披露」します。
つまり、なにもかもが違う人です。
野球はあまり詳しくないのですが。
現横浜の仁志が巨人にいた頃、背番号が8でしたよね?
絶対、「2×4=8」(ニシガハチ)に
かけてると思ってたのですが、
野球に詳しい友人・知人、誰に聞いても
「そんなこと思いもよらなかった」と言われました。
本当のところ、どうなんでしょう?
(tama)
本当のところは
九九と関係ないとは思いますが、
仁志選手に親しい人たち、
たとえば高校時代の同級生なんかは、
「あ、ニシガハチじゃん!」
「ほんとだ、ニシガハチだ!」
「やったな仁志! ニシガハチじゃん!」
とか言ってたと思うんですけどね。
「指名打者」なんですけどね。
「守備ナシで打席だけ順番が回ってくる人」と
旦那からそう教えてもらって、ず〜〜〜っと私は
相手のチームの監督が「おれ、あいつにする」って
指名してるんだと思ってました。
わざわざヒットを打ちそうな人を
どうして指名してるんだろう?
見栄っ張りな監督が多いなぁ。
私なら、絶対打ちそうにないやつを指名するけどなぁ。
そういう話をしたら、旦那の目が点になってました。
(これでも野球ファン)
指名打者は、そんな
「花いちもんめ」みたいなシステムではありません。
ていうか、「指名打者」って名前がよくないよな。
日本語でも英語(DH)でも、
そういうシステムだって想像できないもの。
むかし『ちかいの魔球』を読んでいたころは、
少し野球がわかっていたと思います。
で、変化球のことなんですが、
ドロップっていう変化球、ありましたよねえ。
(たきぺ)
失礼ながら、ずいぶん、
年配の方とお見受けいたします。
「ドロップ」は、最近は言わないですね。
というか、ぼくが物心ついたときには
ほとんどその呼び名はありませんでした。
とかく変化球の定義はむつかしいのですが、
「ドロップ」は、いまでいう
「縦のカーブ」や「縦スラ」ではないかと
言われているようです。
暑い日が続きますが、どうぞお元気で。
女の子の割には
野球用語のわかる方だったのですが
アナウンサーや新聞で使われる用語はむずかしかった。
小学生の頃「長嶋、かため打ち!」
と言うアナウンサーの言葉を聞いては
「さすがに長嶋は片目をつむっても打てるのか」
と感心しておりました。
(『巨人の星』でもやってほしいな)
失礼ながら、ずいぶん、
年配の方とお見受けいたします。
暑い日が続きますが、どうぞお元気で。
野球で「さんゆうかん」て
言ってるときがあるじゃないですか。
それを「さゆうかん」=「左右間」だと思っていて
何を言ってるんだ、どこに打ったって
左右間に決まってるじゃないかと憤ってました。
(じゅんこ)
ややこしい憤り方をしていたものですね。
ちなみに野球には「三遊間」のほかに、
「一二塁間」「二遊間」「左中間」「右中間」
あと、「三本間」なんていうのもあります。
「水間」というのは、前職でのぼくの先輩です。
以前野球をまったく知らない幼なじみに
「今度会社の野球応援に行くからちょっと教えて」
「セカンドってなに? 内野ってなに?」と聞かれ
ダイヤモンドを書き、ポジションを9個書いた後
「ダイヤモンドの中が内野、外が外野」と教えたら
「じゃあ、キャッチャーは外野ね」と言われ
それ以上説明できなくなりました。
(みーや)
どことなく、一休さんを連想させる
エピソードですね。
「すると将軍さま、
 キャッチャーというのは外野なんですね。
 だって、ダイヤモンドの外にいますから」
「ぬぬぬぬ、桔梗屋ーーーー!」
深夜にぼくはいったい何を書いているんでしょう。
ロッテファン(女)です。
母親が村田兆治投手の投げ方を
「カマキリ投法」と言うので困っています。
そんなちっちゃな腕振りで
時速140キロを投げるのは
いくらサンデー兆治でも無理だと思います。
(ショート小坂)
「ばかばかしいと、思うなよ。
 やってる本人、おおまじめ」
って、そりゃラビット関根のカマキリ拳法だ。
いかん、これはあまりにも対象読者が狭すぎる。
「野球について知っていること」を
思い出そうとしてみたら
脳みそのシワの間から
「ライトのライトル、フライ取る」という
ナゾの呪文がこぼれ落ちてきました。
(なぼちん)
「ロシアの殺し屋、恐ろしや」と返歌しておきます。
「スタメン」という言葉、あれは、
「スターティング・メンバー」なのか、
「スタンダード・メンバー」なのか。
(ふみ)
「スタメン」は
「スターティング・メンバー」が正解なですけどね、
先日、この「スタメン」ということばで
違和感を覚えたのは、
ヤンキースのトーリ監督のコメント。
「松井は疲れが溜まってるようだが、
 スタメンからは外さない」という談話が
ニュースの記事に載ってたんですが、
「トーリ監督は『スタメン』とは言わないだろう」
というふうに思いました。
小学校の頃、
野球を見たことがほとんどありませんでした。
なので、体育の授業で
キックベースというのをやったとき
「ルールは野球と同じです。
 違いはキャッチャーが転がした
 ドッジボールのボールを蹴ることだけです」
と先生がおっしゃいましたが、
わけがわかりませんでした。
友達をじっと観察していると、
ボールを蹴り、それが守りの人にとられなかったら
右側の線に沿って走るらしい。
そして白い島がゴールらしい。
そこで私も右へ習えでボールを蹴って
無事白い島まで走りました。
しかし、なんと次の打者がボールを蹴って
私のいる島まで走ってきたんです。
(私の打順がまわってくるまで
 そんな現象は発生していませんでした)
驚いて立ち尽くしてると
守り側の友達が「走って!」と教えてくれたのですが
どっちに走っていいのかもわからず。
仕方ないので自分のいる島から
外野に向かって伸びつづけていた
白い線にそって再び猛ダッシュしました。
1塁から2塁には線が引かれてなかったんです。
(直子)
「草野球珍プレー集」という番組があったら
そうとうおもしろいだろうなあと思うんです。
ナレーションはもちろんみのもんたさんで。
「さぁ〜、塁に出ましたよ〜。
 観てた? 観てた? 見事、ヒットですよ。
 で、どうすればいいんですかね?
 ちょっとちょっとちょっと、誰か走ってきますよ!
 なぁんで、こっちに来るんですか!
 走れって、どっちへ? あららららら」
意外に、みのさんのナレーションは
文字で表すのがむつかしいですね。
さいきん休みの日になると
姪(5歳)と野球をするのがたのしみです。
最初はなかなかボールが
バットに当たらないのですねていた姪も、
ここ数回はバットに当たるようになって
楽しみをおぼえたらしく
自分から野球に行こうと誘ってくるようになりました。
ある野球をした日の夜、晩ゴハンを食べながら
ナイター放送をいっしょにみてると
「あんな打ち方やから打たれへんねん」
って姪が言うのでおどろいてテレビに目をやると
バントしていました‥‥。
(黒騎士)
エピソード自体は微笑ましいですが、
「あんな打ち方やから打たれへんねん」
という言い回しには、
「贔屓球団が負けてるときに
 うだうだ愚痴る野球ファン」の
片鱗がすでに感じられますね。
「同点で球児が出てきてる時点で
 すでにあかんねん。
 1点とったれよ、先に。1点」
みたいなことをきっと言うようになりますよ。
野球は、大まかなところは知っていると
たかをくくっていましたが、
公式戦の前にオープン戦があって
それが、いつの間にか公式戦になって
途中にオールスターがあって
セ・パの垣根を越えた試合が何日か続いて
知らないうちにまた公式戦に戻って、
おまけに、パリーグはピッチャーは
バッターにならなくてよくて
もう一つおまけにパリーグは、リーグ優勝じゃなくて
もう一回優勝決定戦みたいなのがある
って、いつから、変わったんですか?
(はな)
交流戦とプレーオフは最近ですけど、
それ以外はけっこう昔からこうですよ。
あと、今年からは、セ・リーグも
優勝決定戦みたいなのがありますよー。
ライトとレフトはわかりました。
では左バッター右バッターは?
ピッチャーからみて右? 左?
(c)
ピッチャーから見て、
お箸持つほうが右打者!
ダルビッシュを「新種の焼肉料理」と
思っていた方がいらっしゃったので、
勇気をもらい投稿します。
私はつい最近まで
「倒れない電動二輪スクーター」
だと思っていました。
(すずきち)
セグウェイ、セグウェイ、セグルウェイ、
セグルウェイ、セグルウェシュ、セグルウッシュ、
セグルウッシュ、セダルウッシュ、ダルウッシュ、
ダルウッシュ、ダルイッシュ‥‥ダルビッシュ!
いや、やっぱり、その間違い方はムリがあるわ。
営業さんから野球のチケットをいただきまして、
「巨人vsロッテ イースタンリーグ」
と書いてありました。
セ・リーグとパ・リーグだから
イースタンリーグって交流戦のことだね!!
と先輩と盛り上がっていました。
(なゆた)
あ、これはなかなか高度な誤解ですね。
イースタンリーグというのは
つまり、2軍どうしの試合です。
イースタンリーグがあるということは、
ウエスタンリーグもあります。
あ、混乱しましたか。すいません。
ええと、2軍どうしにも、2軍どうしのリーグがあって、
それは「セ・パ」とは、違うチーム分けになっています。
それが、イースタンリーグとウエスタンリーグ。
ちゃんとオールスター戦もあるし、
シーズンの終わりには優勝チームも決まるんです。
スライディングしなきゃいけないのに
ベルトしてるとか、
ボタンのついたユニフォームを重ね着とか、
思い切り体を動かすためには
効率が悪そうな格好を不満に感じます。
それでも、結婚して野球を指導する夫をもち、
さまざまな野球グッズを洗濯する中で、
野球選手のおしりがパンパンなのは
ざぶとんのような
スライディングパンツをはいているから
なのだとはじめて理解しました。
同様に、審判さんの胸板がやたら厚いのは
プロテクターを服の下に着けてるからなんですね。
これは大リーグを見てて最近気づきました。
「野球選手ってみんな太り気味。
 スポーツやってるのに」
て思ってる女子、けっこういると思います。
(のり弁女)
たしかに野球のユニフォームは変です。
運動に最適化されているとはとても思えません。
とくにあの、足もと。
ストッキングとアンダーストッキングの特殊な関係。
でも、多かれ少なかれ、あらゆるスポーツって
なんらかのおかしな伝統があるものですよ。
全部のスポーツが最適化めざして一直線なら、
すべてのユニフォームはみんな
「ぴったりしたつなぎ」になっちゃいますよ。
それはそうと、ぼくの野球経験は
小学生時代の少年野球と
オトナになってからの草野球なので、
「スライディングパンツ」自体に
軽いあこがれがあります。変でしょうか。
思い起こせば30年近く前、
カープ初優勝からさほど時を置かずして
我が家は広島県人となったのですが
「カープファンにあらずば人に非ず」
という風土の中で
そもそも野球知らずなために
なかなかに肩身の狭い思いをいたしました。
アネは、広島市民球場の近くで
「ものすごく知ってるカンジの人」とすれ違い、
とりあえず会釈してみたものの誰だかわからず
よくよく考えたら鉄人衣笠だった、
という伝説を持っています。
衣笠さんは、にっこり会釈を
返してくれたということです。
(なぼちん
便乗する形でぼくの個人的な経験を書きますが、
中学校のときに広島に引っ越したんですよ。
で、クラスの友人の家に遊びに行ったんですけど、
そいつの家の近所に
山本浩二選手の家と衣笠選手の家と
水谷選手の家があったんです!
これは、野球ファンの中学生にとって衝撃的でした。
野球ファンにとって、プロ野球の選手は、
「実際にいる」というだけでかなりの驚きなのです。
ある野球バカとふたりで話していた時のことです。
「その漢字はタムラのタだよ、タムラのタ」
ふとメモをみると
正しく「多」の文字が書かれてました。
ちなみにタムラのタでわからなければ
「ホンダのダだよ」と言うつもりだったそうです。
ソフトバンクに本多選手という人がいるんですね。
普通の人が聞けば「田」ですよね。
思わず2人して笑ってしまいました。
(大和バンビーズ)
うわあ、なるほどー。
「タムラのタ」は、「多村の多」だなあ。
これは、しみじみと、いい話だなあ。
思うんですけど、「野球バカ」どうしの関係って
妙に長続きしませんか。
たとえば会社を辞めたりとかしても、
年に1回くらいは必ず会うというか。
久々に会うと、近況とかすっとばして、
「大嶺って、いつごろ上がれるの?」
みたいな話ができたりして。
私が高校生のとき(20年前)の話です。
巨人の篠塚選手がなぜか
うちの高校に講演に来てくれました。
スーツ姿がなかなかイケていたので、
野球全般に想定外の私も
篠塚選手だけは記憶に残っていました。
主人に「篠塚選手と握手したことあるんだー!」
と自慢したら、
「もうとっくに選手じゃないよ‥‥」
と言われショックでした。
(あやこ)
身内の話で恐縮ですが、
「ほぼ日」の女性スタッフ、冨田は、
熱狂的な篠塚ファンだったのです。
「だったのです」っていうか、
じつはいまも篠塚ファンなのです。
せっかくですから冨田に
当時の思い出などを語ってもらいましょうか。
「そーれゆけ、それゆけシーノーヅカ♪
 首位打者めざしてシーノーヅカ♪
 右に左にシーノーヅカ♪
 たったらたらららら〜♪
 かっ飛ばせ〜シーノーヅカ!
 篠塚選手、大好きです。
 コーチになっても、私にとっては篠塚選手です。
 名前を和典に改名しても、
 私にとっては篠塚選手です。
 菅井きんさんに似ているって言われてても
 私にとっては篠塚選手です。
 篠塚選手の誕生日、7月16日は
 義姉の誕生日でもありますが、
 やっぱり私にとっては篠塚選手の誕生日です。
 いまでも、コーチャーズボックスにいる姿が
 テレビにちょっとうつるだけでどきどきします。
 広島の正田と争って打率.333で
 同率の首位打者になったときは
 1打、1打に一喜一憂してたなぁ。
 最後の試合は出場しないで、ベンチにいたけれど、
 広島ファンに卑怯だって言われたけど、
 やっぱり首位打者とったときはうれしかったなぁ。
 いつだったか、ある夏の夜、
 代打サヨナラホームランを打った日は、
 夜中まであらゆるプロ野球ニュースを見て、
 朝からあらゆるプロ野球ニュースを見て、
 生まれて初めてコンビニにある
 スポーツ新聞を全部買いました。
 報知新聞はちょーーー熟読でした。
 私にとって篠塚選手は、永遠にユニフォーム姿で、
 球場のネット越し、もしくはテレビの画面の中、
 もしくはラジオのアナウンサーの
 実況を通してしか会いたくない、
 プライベートの話とかいっさい知りたくない方です。
 握手なんて!!
 う、うらやましいけど、私はしないでいいです。
 なんですかね、神格化しているつもりもないのですが
 とにかく、ユニフォーム姿の篠塚!
 ジャイアンツの篠塚! 大好きです。
 こんな告白をインターネットでするとは
 プロ野球研究会に入っていた
 高校生のころには思いもしなかったなぁ。
 もうまとまりなさすぎてすみません。
 だらだらとすみません」
長い! 長いよ、冨ちゃん!
オレが言うのもなんだが、コメント長いよ!
子どもの頃、野球中継でダブルプレーのことを
「ゲッツー」と言うのを聞いて、
響きがプロっぽくてかっこいいなぁ、と思いました。
別の日にやはりテレビで試合を観ていたら
ダブルプレーがあったので、
「ゲッツーだ!」と言ったら、母に
「そんな言葉を使うんじゃありません」
と注意されました。
確かに上品な言葉ではないかもしれませんが、
30近くなった現在も、
注意されるほどのことだったのか、
未だに釈然としません。
そして、今でも何となく
「ゲッツー」と口に出すのがためらわれます。
(snow)
えっ! ゲッ○ーって汚いことばだったの?
思わず伏せ字にしちゃったよ。
小学生の頃、夏休みになると
毎日父がプロ野球を見るために
他の番組を見せてくれないので、
「ビデオに撮ればいいじゃん」と言うと
「そういうもんじゃない!」と言われ、
「結果がわかればいいじゃん」と言うと
「そういうもんじゃない!」と言われたが、
あんなに長い時間だらだらやってるスポーツの
なにをじっくり見たいのかさっぱりわからなかった。
(まめこ)
うん、あなたの言うことももっともですが、
もっともであるということをわかったうえで、
同じ状況にぼくがいたら、
あなたのお父さんと同じことを言うと思いますよ。
「ビデオに撮ればいいじゃん」
「そういうもんじゃない!」
小学校のころ、友達から
「『ドカベン』というおもしろい野球漫画がある」
と紹介されて、近所の児童センターで読み始めました。
しかしいつまでたっても
柔道をしているようにしか見えず、
また柔道どころかバックドロップ投げとか、
ドラえもんの空き地のような
土管がある公園で決闘とかしていて、
しばらく野球というものを誤解して理解していました。
(こは)
「そこまで永田が言うなら
 『ドカベン』を読んでみよう」
と思われた方にご注意申し上げます!
『ドカベン』は、最初の数巻、
野球をいたしません! むしろ柔道マンガです!
しかしながら、そこで読むのをやめてはいけません!
それは、『スラムダンク』の序盤を読んで
「ヤンキーマンガだ」と誤解して
読むのをやめるようなものです。
『ドカベン』も『スラムダンク』も
最初の一山を超えてください!
お願いします! このとおりです!
こんにちは。
野球チップスで柴田カードに執心していた
ガンダム1期生42歳主婦です。
どっちもいけるわよ!
(にっちょめ母)
すいません、この挨拶のあとにネタが続くのですが、
ネタそのものよりも挨拶に爆笑してしまったので
そこだけ掲載いたします。
てなわけでガンダム編、行きまーす!

ガンダム

ある日、学校でガンダムの話をしていた時です。
突然、ガンダムに興味が無さそうなクラスの女子が、
「何でガンダムはいつも舌を出しているの?」
と聞いてきました。どうやら彼女は、
ガンダムの顔の口にあたる部分についている
赤い突起物を、舌だと勘違いしている様でした。
この質問をされてから私までガンダムの顔が、
格好良い男前の顔から、なぜか意味もなく
舌を出している
間抜けな顔に見えて仕方ありません‥‥。
(リューたろう)
もしもその女子が、クラスメートではなく
ジオン軍のトップパイロットだったら、
ガンダムは「連邦の白いやつ」とは呼ばれず
「連邦の舌出してるやつ」と呼ばれたことでしょう。
彼氏がガンダム好きで
ストーリーをいつも色々と説明をしてくれるのでずが、
「黒い三連星」と言うたびに
毎回「黒い三年生」と聞き間違えてて
何かの学校の話なのかと思っていました。
(くろ)
「ガイアくーん!!
 あ・そ・ぼーー!」
「あ・と・でー!」
「もう! ガイア!
 マンガばっかり読んでないで外で
 ジェットストリームアタックの練習でもしてきな!」
「いやだよ、だってあいつら、
 オレを踏み台にするんだもん」
〜『黒い三年生』より〜
学生時代の後輩たちが、
知り合いの女の子を説明するときに、
「ちょっと柏原芳恵の量産型みたいな‥‥」
とかよく言ってました。
いわんとしてることは、
その彼女本人を見たら良くわかりました。
量産型はオリジナルにはかなわないのですね。
しかしたとえが昭和でイヤになります。
(あたおころいおな)
当時の無知な小中学生に
「量産型」という概念を植えつけたのが
ガンダムだったわけです。
「弾幕」「プロトタイプ」「エゴ」
我々がガンダムから得た概念は
あまりにも多いのです。
それはさておき、
「柏原芳恵の量産型」という比喩は
あまりにも的確であると思われます。
その女の子のことはむろん知りませんが、
だいたいの雰囲気が想像できました。
私はファーストガンダムは
大人になってから一通り見たのですが、
DVDを貸してくれた人に
「シャアのモビルスーツってピンクでかわいいよね」
と言ったら「赤や!!」とものすごい怒られました。
あれ、ピンクですよねえ?
(ゆきこ)
色としてはピンクだが、
存在としては赤である。
かようにガンダムファンは
ややこしいことを言うのです。
事務所が入ってるビルの共同炊事場に、
「シャア専用」と書かれた
高さ10cmほどのバケツ型の灰皿があります。
このコーナーを読んでやっと意味がわかりました。
これはザクではないのですね。
(サワダ)
ザクはバケツではありません。
ザクは灰皿ではありません。
ザクは高さ10センチではありません。
ゆえに、それはザクではありません。
ガンダムは全く見たことがないのですが、
「シャアは水色のロン毛でブーツを履いている人」
だと思っていました。
(杜)
誰だそれ? とかって書くと、
「それは『○○』に出てきた××です!」
っていう投稿がたくさん来るんだろうなあ。
送らなくてもいいですよー。
シャアって‥‥。
なんとなく水っぽい気がしてました。
「シャア専用ザク」は潜水艦みたいな?
水に濡れても大丈夫! みたいなイメージでした。
ザクの防水加工。
(ぼん)
このコーナーをはじめてわかったことは、
とにかく「シャア」ということばが
一般の人々のあいだで
一人歩きしているということです。
職場にガンダム世代の同僚が二人いました。
「ガンダムってパーマンみたいなヘルメットをかぶって
 長靴はいてる人が出てるアニメ」と言ったら
こっぴどく怒られました。
(SFは好き)
「パーマンみたいなヘルメットかぶって
 長靴はいている人」。
これですら、「シャア」の解釈のひとつなのです。
友人の職場の方が、佐賀弁で
「ありゃ、ご飯に対してシャアの少なか!」
と叫んだという話を聞いて
「弁当箱の中で体育座りしているシャア」
を想像してしまいました。
佐賀弁では、おかずのことを
「しゃー」と言うのだそうです。
(tamaki)
もう、なにがなんだか‥‥。
80年生まれの女子です。
ゾックが大好きで
ゾックのプラモデルばかり4箱持っています。
ゾック可愛いですね。まるっこくて。
ゾックのフィギュアとか見かけると、
つい買ってしまって
ドレッサーもいくつものゾックに囲まれています。
うぐいす色と桃色と卵色で色もファンシーで。
なんか短足でクチバシ?もついてるし、
ペンギンみたいだなーって愛でています。
ところでこんなゾックは劇中何をしてるんでしょうか?
あんまり強そうじゃないですけど‥‥。
(ぺんたろー26歳女)
ぼく個人の記憶では、ゾックは、
「水面からボチャンと顔だけ出して
 またボチャンと引っ込んだ」
というイメージしかありません。
あしからず、ご了承ください。
昔は「エルメス」いえば
バーキンのブランドではなく、
緑色のモビルスーツでした。
(かめかめ)
なんか、登録商標とかの問題で、
エルメスのプラモデルだけが
「ララァ専用モビルアーマー」みたいな
名前で売り出されていたという記憶が
うっすらとあります。
ピンクのザクが、シャア専用だったんですね。
てっきりあれは、スライムベスみたいな
存在なのかと思っていました。
(h)
どっちかというと、
存在としては、メタルスライムでしょうか。
むろん、はぐれメタルが出る前の。
ガンプラコーナーにて
「シャア専用ズゴックも欲しい、
 でもアッガイも何気に欲しい」と、
それぞれの商品の箱を
一個ずつ持って迷っていたときのこと。
同行してくれていた、ガンダムに明るくない友人曰く、
「これ(アッガイ)が大きくなったら、
 こっちのピンクのヤツ
 (シャア専用ズゴック)になるの?」
‥‥いや‥‥そんな出世魚みたいなもんではない。
(盛屋)
ボールからガンキャノンが産まれて
ジムを経てガンダムになるというコースはどうか。
でも、ボールとガンキャノンのときに
ザクレロとかにあらかた食べられちゃうから
ガンダムになるのはほんの一握り。
深夜にぼくはいったい何を書いているんでしょう。
アムロってガンダムだけでなくて、
飛行機も運転できるってホントですか??
(Leonard)
飛行機ってどういうことですか。
ANAとかJALの、という意味ですか?
だとしたら、運転できないと思いますけどね。
いや、技術というよりは、免許みたいなことで。
なぜか、アムロとシャアは
同期だと思いこんでいました。
(ゆっこぴー)
ごめん、コーヒー吹き出しちゃったよ。
「同期」って!
あれですか、社食とかでアムロがシャアに会って、
「よっ! 大佐だって? この出世頭!」
とか言うわけですか。
居酒屋とかでアムロがシャアに
「ていうかさ、それさ、
 ブライトが言っても説得力ないのよ!
 マチルダさんが言うならわかるけど!」
とか愚痴ったりするんですか。
そんでもってシャアが
「坊やだからなー」とか相づち打ったり。
「ぶっちゃけ、オレがいちばん
 ガンダムをうまく使えんだわ!」とアムロ。
「ハッハッハッ、言うねー。
 認めたくないねー、
 若さゆえの過ち、つーの?」とシャア。
閉店まで盛り上がったふたりは、したたかに酩酊し、
エキゾチックなママがいる
「BARエルメス」へと流れるのがいつものパターン。
主人公がオカマバーのようなところで、
「ボウヤ」とかわいがられていたように思います。
「ボウヤって」と思ったので記憶に残ったのでしょう。
(すずきち)
で、同期のシャアとアムロが
たまに間違えてオカマバーに行っちゃったりしてね。
ハモンさんっていうニューハーフのママがいて、
客は全員ランバ・ラルもどき。
1年程前に、息子にと
ガンプラ完成品をいただきました。
登場人物の1人もわからない私は、
ガンプラとガンダムの関係を知りませんでした。
「ガンプラ」は「ガンメタ」と同じく塗装の種類で、
メタリックではなくプラスチックっぽい
質感の塗装だと思っていたので、
ガンダムのプラモデルだと知った時には、
ちょっと衝撃でした。
(ももも)
「ガンプラ」というのは
「ガンダムのプラモデル」のことです。
そういえば、糸井重里に
「ガンプラってわかります?」って質問したとき、
彼はこんなふうに答えたんです。
「うん‥‥なんとなく知ってるよ‥‥
 ガンプラっていうのは、
 エッジが効いてるやつだろう?」
それを受けてぼくが
「エッジが効いてるかどうかは、ものによります」
と返答したところ、
どうもその答えに納得がいかなかったみたいで
「ものによるっていうことはないだろう。
 エッジが効いてるか、エッジが効いてないか、
 どっちかだろうよ!」
などと詰め寄られて閉口しました。
「ガンプラ」というのは
「ガンダムのプラモデル」のことです。
「エッジが効いてるかどうか」は、ものによります。
ガンプラって、
ピストル(ガン)のプラモデルだと思ってました。
「趣味:ガンプラ作り」は
趣味でモデルガンを作ってる人だと思っていて、
ガンダムのプラモデルだということは
ここ数年で知りましたが、
ピストルの「ガンプラ」にひっかけて
「ガンプラ」と呼んでいるんではないかと
ついさっきまで思ってました。
投稿前に調べて無関係だとわかりました。
ありがとうございました。
(ピッキー)
なるほど!
ガンのプラモデルだから「ガンプラ」!
それなら、おおむね
エッジが効いてるかもしれませんね。
いや、やっぱり、ものによるよなー。
私の母はジオングのガンプラを見て私に
「最後まで完成させなさい!」と怒りました。
(AS)
足なんて飾りっていうか、もとからないんです。
うちの母ちゃんにはそれがわからんのです。
私のガンダムの知識は
「マチルダさんの声は戸田恵子さんだ」
ということくらいです。
バラエティ番組などで
戸田恵子さんがゲストで紹介されると
「マチルダさんの声、やってください!!」
(マチルダ喋る)
「おお〜!! 本物だぁ!!」
というくだりを何度も見ているからです。
マチルダさんの声はそんなに興奮するんですか?
(リンダ)
折に触れ、紹介していますが、
ぼくが糸井事務所に入って
ものすごくうれしかったことのひとつが、
糸井重里による「生クサカベ」を聞けたことです。
「クサカベでーーーす!
 ひっこしてきましたーー!」
糸井がこれを言うだけで、
たいていの児童は動きがピタッと止まり、
「いまの何?!」っていう反応をします。
ガンダムは知らないけれど野球好きのぼくと、
野球は知らないけれどガンダム好きの友人とで、
つい先日、甲子園に
阪神×ヤクルト戦を観に行ってきました。
あまり乗り気でなかった友人ですが、
ヤクルトの先発、グライシンガーの名前を見て
「サンライズ系のロボットみたい!」
と興奮してました。
よろこんでもらってなによりです。
(nukizo)
我那覇美奈(がなはみな)さんという
女性シンガーの名前を聞いたときに
「わ、モビルスーツみたい!」と思いました。
ガンダム、小学生の頃に
兄やクラスの男子達が夢中になってました。
私も兄の傍らで一
緒にテレビを見ていたように思うのですが、
詳しい内容はほとんど覚えていません。
ただ、テーマ曲の
「燃え上がぁれ、燃え上がぁれ、
 燃え上がぁれ、ガンダムゥ〜」は、
「ミソドドド、ミソドドド、
 ミソドドド、シラシシィ〜」
だったことは確実に覚えています。
学校の帰り道、タテ笛を吹きながら歩いたものです。
(にこつきさん)
ものすごくマニアックなガンダムファンでも、
主題歌の音階が
「ミソドドド、ミソドドド、
 ミソドドド、シラシシィ〜」
だということを知っている人は少ないのではないか。
ある意味、濃いですよ、その知識は。
ガンダムで唯一知ってる(?)のが主題歌です。
小学校6年生のとき、運動会での私たち赤組の応援歌は
「♪もえあがれーもえあがれー
 もえあがれーあかぐみー
 ゆーしょー めざせー♪」‥‥みたいなやつでした。
実際聞いたこともない歌を覚えるのって
当時すごく大変だった気がします。
(じゅんこ)
わははははははは、なんだこりゃ。
どうでもいいけど、この歌は
白組の応援歌にすべきではないですか。
ガンダムの主題歌などから判断して、
ガンダムは、スーパーサイヤ人みたいに、
怒ると(主に敵にぶたれると)、
燃え上がり、反撃するもんだと思ってました。 
「父さんにもぶたれたことないのに!
 うおぉ〜!! 許さん!!」
って、燃え上がるのかな、と。
(ドラゴンボールなら語れる)
いうなれば、逆上型モビルスーツ。
敵にぶたれるまでは
温厚なんですかね、そのガンダムは。
ガンダムって
男ガンダムが女ガンダムに
膝枕してもらっているシーンって
ありましたよね?
(ひろ)
なにをどう誤解すればこうなるのか
さっぱりわからん。
私もガンダムは生きていると思っていたクチです。
生きているし、子供もいると思っていました。
SDガンダムはガンダムの子供ではないのですか?
(ガー子)
あ、これが、さっきの
「男ガンダムが女ガンダムに膝枕」
というのと関係するんですかね?
私は、「ガンダム」と聞くと
「のだめカンタービレ」しか出てきません。
どちらもよく知りません。
(ぬえ)
ええと、とりあえず、
千秋をシャアにして‥‥というところまで書いて
さっそく煮詰まっちゃったぞ。
ファースト・ガンダムには、のだめがいない!
いっそララァをのだめに?
「ぎゃぼー、白いモビルスーツが勝つデス!」
なにがなんだかわからんわい。
うちの旦那の弟は、
ファーストガンダムの
DVDボックス(8万円)を無断で購入し、
奥さんに胸ぐら掴まれたそうです。
(ぽんぽん)
うははははははは!
これ、もう、コーナーの趣旨と
まったく関係なくって、
「ただの愉快な話」じゃないか!
私の小六までのあだ名は「にっさん」でした。
中一になってみんなが
「にっさん」と読んでいるのを聞いて、
ガンダム好きの同級生が
反応してしまったのでしょうか、
「にっさん」の前に
「キャスバル」とつけて呼び出しました。
もちろんアルテイシアになりきって、です。
それを聞いたガンダム好きはみんな
「キャスバルにっさん」と、
この長ったらしいあだ名で呼び出しました。
それから、一年戦争が2回終わった位の時間が過ぎ、
私のあだ名は「さん」になっていました。
やはりガンダムを知らない同級生達には
長すぎたようです。
(エドワゥ・マス@ワシントンDC)
「キャスバルにっさん」の時点で
盛大にコーヒー、吹き出しちゃったよ。
ああ、一文字違うだけで、大違い!
「キャスバルにいさん」と「キャスバルにっさん」!
モビルスーツの名前はそこそこ知っているのですが、
姿が分からないので、別れた元夫が置いて行った
「ガンダム画報」で確認しながら読んでます。
アッガイってかわいいですね。
(なるみ
「別れた夫が置いていったガンダム画報」。
なんという深みのあるフレーズでしょうか。
元夫よ、オレが言うのもナンだけど、
そんなものを置いていくなよ
ちび(息子)「ハロだ!」
スマイルマークのキーホルダーでした。
(milk@次は哀戦士かな)
これ、好き。
職場の男子が、
野球とガンダムについて熱論しているところに、
私が乱入しましたところ。
「ウチュウカンってわかります?」
と尋ねられ、
野球もガンダムもわからない私は、
「ガンダムの住んでいるところですよね?」
と知ったフリをして言ったところ、
みんなは大爆笑でした‥‥
(フク)
とくに「住んでいる」という表現がおもしろいですね。
さて、あちこちの職場で話題になっている
「野球とガンダム」ですが、
来週をもちまして最終回となります!!
え? せっかく盛り上がってきたのに
来週で終わりなんて早すぎる?
まぁまぁ、こういうのは
「もっと読みてぇな」というくらいで
やめておくのが楽しいのですよ。
そして、終わりのお知らせがあれば、
はじまりのお知らせもあるのです。
来週から、「観たぞ!」の新シリーズがはじまります!
そう、アテネ甲子園トリノでやった、例のあれです。
にわかファンのにわかファンによる
にわかファンのための例のあれです。
やっぱり、1年に1回くらい、あれをやらなきゃね。
というわけで、「野球とガンダム」はあと1回!
どうぞよろしくお願いしますー。


2007-08-17-FRI
メールを送る