糸井重里
・日曜日の夕方、ぼくはただ困りながらここにいる。
こことは、仕事をするデスクです、原稿を書く場所です。
なにを書くかも考えていないままに、
こうしてタイピングしはじめています。
理由は、いつものように深夜にこの仕事をしたくないから。
意気込みとしては、日曜日の夜、10時には寝たいのです。
なぜならば、いつもなら床に入る時刻、
4時とか4時半とかには起きていたいからです。
そこから約3時間ほどずっと目を開けていたい。
そして月曜にはスケジュール的に3つほどやることがある。
だから、寝不足で過ごしたくないのです。
日曜の昼間のうちに、翌日掲載の原稿を書いておく。
そして、めしくってふろはいって、早く寝る。
こういう慣れないことをやろうとしているのです。
おわかりのとおり、サッカーを観るためです。
ワールドカップの日本対オランダ戦です。
勝つと思って観るのですが、勝つとはかぎりません。
負けたときの落ち込みについては、わりと知っています。
無理して早寝早起きが実行できたとしても、
勝たなかったときの疲労は、ものすごいことになります。
ご承知かもしれませんが、小生、老骨体力少々です。
それに鞭打ってサッカー中継を観戦し応援をするのです。
いや、恩着せがましく聞こえたら御免なさいませ。
やることは、一般的なことです、平凡なある日の物語です。
ただ、草臥れるのも事実です。
休んでいればいいのです、サッカーは録画しておいて
あとでゆっくり見たらいいじゃないですか。
そんなことはわかっています。
自問自答もなかったわけではありません。
でも、ぼくは「夢に手足を」のチームの一乗組員です。
見たいのだったら、いまできることはなんなのだ。
翌日の仕事に差し支えたくなのなら、いまどうすればいい。
日曜の夕方のうちに、原稿を書くことです。
幸い、『豊臣兄弟』はBS-4Kで12時過ぎに見ました。
デイゲームの西武巨人戦も静かに終わりました。
(ここからも、この間も、世界もわたしも動いている‥‥)
ところで、これを読んでいるころ、結果はどうなのかしら?
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
迷いをなくすため、もう、以上の原稿を送信してしまいます。
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