糸井重里
・たくさんの社会経験を持っている人が、
「相手の顔を見てたら、じぶんの顔がわかるんですよ。
相手が不機嫌そうに見えたときは、
こっちもそういう顔してるんだと思わなきゃ」と言った。
なるほどなぁ、まぁ、時と場合はあるんだろうけど、
そんなふうに思っていたらまちがいないなぁと思った。
昔からあるジョークで、
「なんでも人のまねをするおサルが箱のなかにいた。
箱には穴が空いていたので、なかでなにをしているのか、
のぞいて様子をみることにしたら、なにも見えなかった。
おサルも、向こうからこっちをのぞいていたんだ」
というのがあったのを思い出した。
そういうことはおおいにあるよなぁと考えていた。
クルマの運転をしていて時速50キロで走っているとき、
それは目の前の景色が時速50キロで、
こっちに向かってきているということなんだよな。
ちょっと怖いような気がするね。
そういえば、こんな寓話もあったな。
「ある旅人が、村にやってきた。
村人に、この村はどんな村なのかねと質問した。
逆に、この前にいた村はどうだったかねと村人に聞かれて、
みんなが不親切で不機嫌で最悪の村だったと答えた。
それを聞いた村人が、納得したように旅人に言った。
ああそれだったら、この村もそんな村かもしれない、と」。
吉本隆明さんが、こんなことを言ってたのも思い出す。
「こっちから自然に働きかけて変化させたら、
自然からもこっちに力を加えて変化させているんですよ」
作用があるときには、同じだけの反作用がある、と。
こっちとあっち、人間と自然、相手とじぶん、
というふたつで相向かわせると、作用と反作用になるが、
実際には、「いっしょになっちゃう」とか、
「距離が離れる」とか、「分け方を変える」とか、
関係のつくり方でも、また別のことが言えそうだな。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
これを読んでるあなたが、いま、ごきげんでありますように。
毎日更新!
ただいま募集中!
ほぼ日のサービス
-
ほぼ日アプリ読みもの、お買いもの、イベントetc. 新着コンテンツが毎日届く、ほぼ日公式アプリ。 -
ほぼ日手帳アプリスマホを持ち歩くだけで、その日の記録が日記になる。ほぼ日手帳のデジタル版。 -
ほぼ日の學校アプリたくさんの人たちに出会い、いろんな話を聞くことができる「ほぼ日の學校」アプリ版。 -
ドコノコ写真で広がる犬猫なかま。犬と猫の写真を投稿して楽しむSNSアプリ。 -
ほぼ日曜日渋谷PARCOの8階にある、ほぼ日が運営するギャラリー・イベントスペース。 -
生活のたのしみ展お買いもの、おいしいもの、体験型企画が集まる、ほぼ日主催のリアルイベント。 -
TOBICHI東京ほぼ日が運営する店舗・ギャラリー・イベントスペース。 -
TOBICHI京都ほぼ日が運営する店舗・ギャラリー・イベントスペース。 -
ほぼ日通信WEEKLY限定記事の配信や、プレゼントの抽選もある、毎週水曜発行のメールマガジン。 -
ほぼの駅 AKAGI群馬県赤城山の山頂エリア、鳥居峠にある、ほぼ日の施設。