糸井重里
・ごくたまにではあるんだけど、やらかしてしまう。
個人的に「会いましょう」とか約束した予定を、
ぼくだけのスケジュール表に入れたまま、
「予定の神 Kさん」に報告しておかないでいると、
結果的になにかしらの小さからぬ迷惑をかけてしまう。
そういうことは、たいてい夜の約束なので、
夕食と晩飯と二度食べるようなことにもなってしまう。
そのことは、いったん忘れよう。
・『糸井重里のドクショ実況』という企画をはじめたら、
朗読やら感想やらしゃべり詰めで2時間とか、
身も心もものすごくくたびれるのだけれど、
ぼく自身が妙におもしろくなってしまった。
テスト版のために1回、第一回ということで1回やって、
無理だと思ったらやめてもいいと決めていたのだが、
無理だとしても次をやってみたいという気持ちになった。
じぶんでもお見事と思うのだが、選書がよかった。
志賀直哉『小僧の神様』、太宰治『カチカチ山』、
小説としてすばらしいので、読みごたえがあるのだ。
「ドクショ実況」というものがおもしろかったのは、
まずなによりも、読まれた小説がおもしろかったせいだ。
ぼくも、ずいぶん久しぶりに(理屈の本じゃなくてね)
ただただ「小説」を読むという愉しみを思い出した。
読んでて愉しいんだ、それをみんなに伝えられるんだもの、
こんな愉快な仕事はありゃしない、くたびれたとしても。
で、もう第3回の本をなんにするか決めたくなって、
候補の本を思いついて、いくつか読みはじめている。
いいなぁ、おもしろいなぁと、高校生になっている。
こんなの書いてくれてありがとうございますと、
お礼を言いたいような気持ちになっている。
第3回、必ずやりますからね、楽しみに待っててね。
そのこともあり、急なカラオケにも備えて、
さっき「自家製のどぐすり」をつくった。
簡単につくってびんに詰め、冷蔵庫に仕込んでおいた。
おれの毎日は、なかなかわるくないとも言えたりする。
◆今日の質問はno.064「ところであなた健康ですか?」
どっちにしても、よかったらメールで教えてください。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
なにを食べるかとか、なにを歌うかとかも、大事なことだよ。
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