糸井重里
・格別な勉強をしているつもりではないが、
なにかとAIについて考えることが多い。
毎日、なにかしらAIのことを考えているし、使ってもいる。
基本的に、ぼくは新しくて勢いのある現象については、
「なるべく憎まない」と決めている。
ともすれば、昔のしくみになじんだ人は、
新しい力に対しては、敵視したり憎んだりしがちである。
理解したり助け合ったりする前に憎んでしまうと、
だいたいろくなことはないぞよと、
ま、よくじぶんに言い聞かせてね、
どっちとも言えないくらいの距離を計ったりしているのだ。
それはつまり、過剰に「いい!いい!」とか
言わないということでもある。
ぼくは「進んだやつ」だとか思われなくてもいいので、
ちょっと「遅れたやつ」くらいで気楽にいられるのだ。
とにもかくにも、なんの知識もないぼくのようなものが、
スマホがいっちょあれば、「会話」というかたちで、
夜中でも早朝でもなんでもかんでも訊けるのは、すごい。
ただ、その答えがいいともかぎらないのも知っている。
昨日、家の上司が「植木鉢に土を入れておいたら、
大豆くらいの種が混じってて、それが発芽しはじめた」
ということを言っていた。
検索エンジンで写真を比べながら調べたら、
「このタマリンドというものらしい」と。
いいじゃないの、「タマリンド」、響きがいいね。
遥かインドあたりの音楽さえ聞こえてきそうだよ。
しかし翌日、「ちょっと茎が伸びたら、ちがってたみたい」
決めつけるわけではないが「枝豆」のように思えてきたと。
そういうときこそ、ぼくの「隣人」ChatGPTの出番だ。
植物の写真をとって、土に混じっていた大豆大の種子で、
こんな伸び方してますと説明して、これは何?と訊ねた。
そしたら(いろいろ省略)「おそらくアボカドですね」!
よく考えてくれ、質問を確かめて答えてくださいよ。
「朝顔にまちがいありません」おいおい、ぼくは注意した!
そうして誘導した「大豆かえんどう豆」の答えに至った。
どうしてそんな間違い方したの?と訊いたら、
正しく長い言い訳をしてくれたけど、もう…いい…。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
結局、最初の「タマリンド」がいちばんたのしかったなぁ。
毎日更新!
ただいま募集中!
ほぼ日のサービス
-
ほぼ日アプリ読みもの、お買いもの、イベントetc. 新着コンテンツが毎日届く、ほぼ日公式アプリ。 -
ほぼ日手帳アプリスマホを持ち歩くだけで、その日の記録が日記になる。ほぼ日手帳のデジタル版。 -
ほぼ日の學校アプリたくさんの人たちに出会い、いろんな話を聞くことができる「ほぼ日の學校」アプリ版。 -
ドコノコ写真で広がる犬猫なかま。犬と猫の写真を投稿して楽しむSNSアプリ。 -
ほぼ日曜日渋谷PARCOの8階にある、ほぼ日が運営するギャラリー・イベントスペース。 -
生活のたのしみ展お買いもの、おいしいもの、体験型企画が集まる、ほぼ日主催のリアルイベント。 -
TOBICHI東京ほぼ日が運営する店舗・ギャラリー・イベントスペース。 -
TOBICHI京都ほぼ日が運営する店舗・ギャラリー・イベントスペース。 -
ほぼ日WEEKLY限定記事の配信や、プレゼントの抽選もある、毎週水曜発行のメールマガジン。 -
ほぼの駅 AKAGI群馬県赤城山の山頂エリア、鳥居峠にある、ほぼ日の施設。