【材料】(4個分)
牛乳 大さじ3
油 大さじ1
砂糖 小さじ1
薄力粉 大さじ3
卵 1個
*材料、計量のこと
卵:Mサイズを使いました。
油を計る時は「黒ごまスティック」をとてもくわしく、
のページを参考に、しっかり計ってくださいね。
【下準備】
・オーブンは180度に予熱します
・天板にオーブンシート
(オーブン用のくっつかない紙)を敷いておきます。
・薄力粉はふるっておきます。
・卵を溶いておきます。
【作り方】
1.鍋(片手で持てる、
直径15~18cmくらいのテフロン加工の
鍋やフライパンがおすすめです)に、
牛乳、油、砂糖を入れて砂糖を溶かすように軽くゆすり、
中火にかけます。
この火加減がポイントです。
強火でも弱火でもなく、中火にしてください。
放っておくと、淵からふつふつ沸騰してきますが、
真ん中まで大きい泡がたち
しっかり沸騰するまで待ちます。
この状態になったら、
火はつけたまま薄力粉を一気に入れ、
ここから30秒計りながら練っていきます。
へら(耐熱のゴムべらが使いやすいです)で
手早く全体を混ぜ
(一気に全体を混ぜないとダマができやすいので注意します)、
鍋底に生地をへらでぎゅっと押し付けたり、
全体に散らしたりして、まんべんなく加熱すると、
だんだん鍋底に薄く膜がはってきます。
(強火だとすぐに膜がはって焦げてしまいますが、
中火で30秒なら焦げません)
長く加熱しても水分が飛びすぎてしまうので、
30秒、長くても40秒を目安に手を止めます。
ぺたぺたした餅のような生地になりました。
2.1の生地を手早くをボウルにうつします
(鍋のままだとこれから加える卵に
火が入ってしまうので注意)。
溶き卵を少量ずつ4回に分けて加え、混ぜていきます。
まず最初の1/4量の卵を加えます。
へらで切り混ぜて全体に卵を行き渡らせるようにして、
つぎにへらでぎゅっと押し付けるようにして
生地に卵をなじませて練っていきます。
最初は卵が分離してなかなか混ざりませんが、
根気強く混ぜていると
とろとろした感じがなくなってなめらかなになり、
さらになじんでぺたっとした感じまで
卵がしっかり混ざってきます。
ここまで混ぜたら次の1/4量を加え、
同様にしっかり練っていきます。
最後の卵を入れるとぽてっとした固さの生地ができます。
この時トロトロの状態になるようなら、
粉を入れた時の加熱が足りていないか、
卵の量が多かったのかもしれません
(粉を入れた時の加熱が足りていれば、
よほど大きな卵でない限り、
本来は1個入れるとちょうどよい固さになるはずです)
この固さはすこし幅があっても大丈夫です。
へらで生地をすくって落としてみてください。
へらについた生地の先が逆三角形になるくらいの固さだと、
できあがりのシューはやわらかい食感に、
すくい落とした時、ぽてっとちぎれて落ちるくらいなら、
もう少ししっかりした食感の生地になります。
これは卵の量で加減することができます。
3.できあがった生地を、
スプーンで4等分して紙を敷いた天板に落とします。
焼いてるうちに広がってくるので、
押し広げないようにします。
形が気になる場合は、
水をつけた指先でちょんちょんとさわって整えます。
もっときれいにしたい場合は、
ジップロックなどの固めのビニール袋に生地を入れ、
1つの角をちょんと切って、生地をしぼり出しても。
この場合も広げずに高さが出るようしぼります。
4.180度に予熱したオーブンで25分焼きます。
途中でオーブンをあけると温度が下がって
生地が膨らまなくなるので気をつけて。
生地の割れ目からしっかり膨らんで
よい焼き色がつけばOK。
オーブンから出して冷まします。
しっかり膨らんだシューも、
冷める間にほんの少し縮みます。
ただしぺっちゃんこに縮んだ場合は
焼き足りないのかもしれません。
オーブンによって固体差があるので、
焼き時間を10~15分のばしたり、
最初の10分を200度にして試してみてください。
*倍量作る時は?
2倍量までで作ることをおすすめします。
基本的に行程は変わりませんが、
粉を入れて中火で30秒練るところを
きもち長めにしてみてください。