ギルティ 悪魔と契約した女 |
フジテレビ系●毎週火曜日午後10時
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あやや |
『ギルティ』、行ってみましょう。
菅野美穂さんです。悪女役。
菅野ちゃんは、これの前が
『曲げられない女』ですから、
正反対の役を演じることになります。
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森下 |
まえは、自分の信念をどうしても
「曲げられない」弁護士見習い、
みたいな役だったから、極端ですねぇ。
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あやや |
一気にメイクも変えて、悪女風に。
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森下 |
個人的な感想を言わせていただくと‥‥
菅野さんの悪女は、いい!
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あやや |
前の悪女役は‥‥いつでしたっけ?
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森下 |
かなり昔になっちゃうんだけど。
『恋の奇跡』とかかな?
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荒井 |
あー、なつかしい。
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あやや |
ちなみ今回はミステリーですね。
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荒井 |
おもしろそうです。
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森下 |
設定はかなり凝ってるようですが、
簡単にいうと、復讐系?
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あやや |
そうみたいですね。
あれみたいな感じじゃないですか、
ほら、ずっと前に明菜ちゃんがやってた‥‥。
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森下 |
『冷たい月』。
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あやや |
それ、それ。さすが森下さん。
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荒井 |
あー、なつかしい。
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── |
(すごいなぁ、この人たちは)
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森下 |
設定はけっこう複雑ですね。
「殺人罪で服役した菅野美穂が
自分を冤罪に追いやった男たちを
破滅させる悪女を演じるミステリー」。
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あやや |
13年間も服役してたってことは
10代でつかまったってこと?
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森下 |
19歳で捕まって13年間服役。
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あやや |
ええー! ひどい!
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荒井 |
で、出所後、男たちに復讐していくと。
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あやや |
おもしろそうじゃないですか。
あ、玉木宏さんが刑事なんだ。
ああ、犯人、好きになっちゃう系?
わたしこれ、けっこう好きかもー。
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荒井 |
ミステリーものは
興味をそそられちゃいますね。
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森下 |
よさそうですね。
ただ、ちょっとフタを開けるまで
わからないという感じもある。
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あやや |
ああ、それもわかります。
この手のミステリーものって、
信憑性に欠けるようなところが
ひとつ入るだけで、
急にマンガみたいになっちゃうから。
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荒井 |
ん? さりげなく、
唐沢寿明さんが出てますね。
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あやや |
あ、ほんとだ。
唐沢さんが、こういう脇で出るのって
珍しくないですか。
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森下 |
ねぇ。
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荒井 |
久しぶりですよね、脇は。
ケンオンつながり?
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あやや |
あ、そうか。菅野さんもケンオンだ。
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── |
‥‥ケンオン?
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あやや |
水上剣星さんも、
たしかケンオンじゃなかったかな。
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荒井 |
ああ、ほんとだ。ケンオンですね。
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── |
‥‥検温?
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森下 |
もともと、活躍中の役者さんが
多いですからね、ケンオンは。
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── |
‥‥KENON?
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あやや |
「研音」!
超有名な芸能事務所ですよ。
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── |
‥‥研音‥‥水10‥‥。
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あやや |
ともかく、私的にはけっこう興味あります。
菅野美穂さんがすごく粘着っぽく
イヤ〜な感じで演じるんじゃないかと期待大。
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森下 |
うん、菅野さんは、
キツい役をやるときもいいですからね。 |
医龍 Team Medical Dragon 3 |
フジテレビ系●毎週木曜日午後10時 |
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あやや |
続いては、『医龍3』です。
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森下 |
「チームドラゴン」3年振りの復活、と。
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あやや |
前のシリーズって、観てました?
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森下 |
ごめんなさい。ときどき、のぞいた程度。
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あやや |
いえいえ。荒井先生は?
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荒井 |
前も言ったように、
リアルな手術シーンが苦手なんですよ。
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あやや |
(手のひらをグイと前につき出し、
その上で心臓らしきものをモミモミしながら)
‥‥これが?
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荒井 |
ひぃー。
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あやや |
ほらほら(手で心臓をモミモミしながら)。
ほらほら(手で心臓をモミモミしながら)。
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森下 |
出た、あややの「内臓、OK」。
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あやや |
いま、荒井先生がおびえてらっしゃるように、
『医龍』シリーズは、
手術のシーンがたいへんリアルなんです。
しかも、けっこう長くて、本格的。
坂口憲二さんが演じているのが
朝田龍太郎という天才心臓外科医の
役なんですけど、心臓外科医だけあって、
わたしの大好きな、
(手で心臓をモミモミしながら)
コレが、ばんばん出てくるんです。
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荒井 |
うわー。ホントに?
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森下 |
心臓マッサージを直でやるわけね。
|
あやや |
あと、わたしがすごいびっくりしたのが、
心臓にメスを入れて、
心臓がパカーって開くシーン。
(おびえる荒井先生を見つめながら)
心臓ですよ?
心臓にメスを入れて、
心臓がパカーって開くんですよ?
|
荒井 |
そ、そんなシーンがあるんですか。
|
あやや |
あるんです!
これはね、そうとう‥‥キます。
心臓にこう、メスを入れて、心臓が、
(おびえる荒井先生を見つめながら)
パカーって! パカーって!
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荒井 |
(やや真剣に)
よしなさい。
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あやや |
ほーい。
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森下 |
まぁ、ともかく、シリーズが
3回も続いているってことは。
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荒井 |
そうですね、前の2作が、
ちゃんと成功したっていうことですね。
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あやや |
そうですね。『2』のときの初回が
たしか20%超えてましたからね。
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荒井 |
ふーん‥‥ていうことは、
やっぱりみんな、手術シーンは
平気なんだなぁ。
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あやや |
そうですね、視聴率がいいわけですからね。
このドラマの手術シーンは
ほんとに、すごいですよ。
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荒井 |
よく観られるなぁ。
動物モノのよさはわかるけど、
医療モノの手術シーンは理解できないなぁ‥‥。
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あやや |
どうします?
『獣医ドリトル』を油断しながら観てたら、
かわいい猫ちゃんの命を救うべく、
リアルな手術シーンが‥‥。
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荒井 |
ひぃぃぃー。
|
森下 |
(やや真剣に)
よしなさい。
|
あやや |
ほーい。
|
森下 |
でも、あややも、
『医龍』シリーズのものすごいファン
っていうわけじゃないみたいだね?
|
あやや |
そうですね。
すごく楽しんでますけど、
娯楽作として、ちょっと距離を置きながら、
という感じかもしれないです。
なんていうんでしょう、
軽くつっこみながら観てたり。
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森下 |
ああ、そういう見方ね。あるある。
|
あやや |
たとえば、坂口憲二さんが
もう、超繊細な、コンマ何ミリが勝負、
みたいな心臓の手術をするんですけど、
めちゃめちゃ腕太くて、真っ黒じゃないですか。
もう、サーフィンやってます! みたいな。
父はプロレスラーです! みたいな。
ドラマの展開にどきどきしつつ、
そこのギャップがたまらなかったり。
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荒井 |
ははははは。
|
森下 |
あとさ、筋トレやってない?
なんか、屋上みたいなところで。
|
あやや |
そうそうそう、そこもおもしろいんですよ。
坂口さん演じる医者が、こう、服を脱いでね、
月明かりの下の屋上で、
翌日の重大な手術をイメージしながら
上半身裸で筋トレするんです。
で、背中に龍が浮き出てる。
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荒井 |
それは、マジメなシーンなんですよね?
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あやや |
いちおう、決めのシーンですよ。
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森下 |
私、そこの場面で、ちょっとひいちゃって、
自分とは合わないなぁって思っちゃった。
|
あやや |
ところがクセになるんですよ!
最初は「なにこれ?」って思うんだけど、
何回か続くと、そこのシーンが
「待ってました!」みたいになるんですよ。
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森下 |
ああー、そうか、そうか。
|
あやや |
上半身裸で、こう、ムキムキと。
で、きたきたーって。
|
森下 |
‥‥私ね、いま、ちょっと発見したよ。
荒井先生がリアルな手術シーンがダメだって
おっしゃったじゃないですか。
|
荒井 |
はい。
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森下 |
私、男の筋トレシーンがダメかも。
|
一同 |
(笑)
|
あやや |
じゃ、『只野仁』とかもダメなんですか。
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森下 |
あ、ダメダメ。
|
あやや |
ダメなんだー(笑)。
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森下 |
ん? でもあれ、筋トレだったっけ?
|
あやや |
筋トレ的ではありますが。
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── |
ほかにもダメだったことがあるんですか?
|
森下 |
『海猿』でもね、
筋トレしながら語るシーンとかあって、
そこで、なんか気持ちが離れたの覚えてる。
医龍も、屋上であれやられたときに‥‥。
うわぁ、そうだ。いま気づいた。
|
|
荒井 |
ははははは。
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森下 |
なんでだろう、
なんでそんなに脱力しちゃうんだろう。
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── |
実際の筋トレに対しては?
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森下 |
興味なし‥‥としか言えない。
|
あやや |
私はけっこうツボですけどね、筋肉系は。
|
森下 |
筋肉そのものがキライなわけでは
まったくないんですよね。
アスリートも好きだし、
身体を使って仕事する人もスゲーって思うし。
ただ、筋トレシーンがダメ‥‥。
ちょっと自分を考えてみます。
|
荒井 |
でも、ドラマに戻っていうと、
シリーズが3作目まで続いてるっていうことは
その坂口憲二さんの肉体的なキャラクターが
受け入れられてるっていうことですよね。
|
あやや |
そうですね。
|
森下 |
あー、そうか、そうか。
|
あやや |
あとね、この『医龍』シリーズの
すごいところ、言っていいですか?
ドラマがスタートするじゃないですか。
で、1話目、けっこうおもしろいんです。
そのままおもしろい話が続くんですけど、
まぁ、同じようなおもしろさだなっていうことで
途中、観るのをやめちゃうんですよ。
でも、最終回を観ると、必ず、
「早くつぎのシリーズがはじまらないかな!」
っていう気持ちになるんですよ。
|
森下 |
えー! すごいじゃん。
|
あやや |
そうなんですよ。
途中で観るのをやめても、
最終回を見終わると、つぎのシリーズが
楽しみになる不思議なドラマ。
|
荒井 |
変わってるなぁ(笑)。
|
あやや |
だから、そういう意味では、初回は見ます。
|
|
森下 |
今季は私も観てみよう。
あ、でも筋トレがなぁ‥‥。
|
荒井 |
同じく、観てみますよ。
コンタクトをつけずに
テレビからちょっと離れて、
ストーリーを追って観ます(笑)。
|
闇金ウシジマくん |
TBS系●毎週火曜日深夜0時55分 |
|
あやや |
今日は私、ドラマファンとして、
ぜひ森下さんに、
山田孝之さんについて語ってもらいたくて。
やっぱり、山田孝之さんといえば森下さん、
っていうイメージがあるじゃないですか。
|
森下 |
そうかなぁ。
|
あやや |
だって、山田孝之さんを
世に知らしめたのって
森下さんが脚本を書いた作品ですし。
|
森下 |
でも、一般的な出世作は
『ウォーターボーイズ』なんじゃない?
|
あやや |
いえ、やっぱり、山田孝之さんといえば、
『ウォーターボーイズ』よりも
『世界の中心で愛を叫ぶ』と『白夜行』!
|
|
森下 |
(笑)
|
あやや |
そんな山田孝之さんが主演の
『闇金ウシジマくん』。
|
荒井 |
深夜の枠ですね。ずいぶん遅いな。
|
あやや |
でも、深夜じゃないと
放映できないかもしれないですよ、
このドラマは。
|
荒井 |
というと?
|
あやや |
高利貸しの話なんですけど、
ものすごくエグいんです。
私、原作のマンガが
すごく好きなんですけど‥‥。
|
森下 |
わたしもあのマンガ、大好き(笑)。
|
あやや |
あー、ご存じでしたか! よかった!
あのマンガ、すごくおもしろいんですけど、
すっごく人にすすめづらいじゃないですか。
|
森下 |
そうそうそう。
|
あやや |
おもしろいんだけど、
ひと言でいうと、救いようがないというか。
|
森下 |
ま、エグい話ですよね。
高利貸しと、高利貸しからお金を借りる人の話。
|
あやや |
あの、たいへんエグいような場面も、
ドラマでちゃんと描くんですかね。
|
森下 |
ぜんぶはムリでしょうけどね。
どこをどう描くんだろうなぁ。
原作がおもしろいだけに、
やるならちゃんとやってほしい、
という気もするけど‥‥。
|
あやや |
いや、ムリでしょう。
|
|
森下 |
ムリだよねぇ(笑)。
|
荒井 |
「映像化不可能といわれた原作」って
資料に書いてありますよ。
|
あやや |
だって、ウシジマくん、
むちゃくちゃ悪い人ですからね。
|
荒井 |
そんなに悪いんですか。
|
あやや |
悪いですよー。
風俗嬢のやつとか、ひどいですよね。
あと、OLが薬づけになって
最後はひどいことになったり‥‥。
|
森下 |
ウシジマくん、
樹海に放置したこともあったよね。
あと、親子で売春するやつとか‥‥。
|
あやや |
あった、あったー、
あれ、ひどい。ほんと、ひどい。
|
荒井 |
なんか、話だけ聞くと、
とんでもなく怖いんですが。
|
あやや |
マジで怖いんですよ!
私なんて、マンガ読んだあと、
あまりにも怖くって、
夢に出てきちゃたんですよ、ウシジマくんが!
|
森下 |
ははははは。
|
あやや |
ウシジマくんが誰かをリンチしてる
現場に遭遇しちゃったんです、私。
それで、ほんとに怖くって、
どうしたらいいかわかんないっていう。
なぜか、場所が皇居の前とかで。
ああ、さっきのあの人、
死んじゃうんだろうなぁ、とか思いながら、
とにかくその場から逃げようとする夢。
|
森下 |
でも夢に出てくる感じ、わかる。
|
あやや |
残るんですよねぇ。
でも、原作のマンガですごいなと思ったのは、
読んでるほうからすると、
ウシジマくんがそんなに極悪人に
思えないっていうことですよね。
|
|
森下 |
お金を借りる人のほうが
もっとどうしようもない、
っていうふうに描かれてるからね。
話の作り方が、ものすごくうまいんですよね。
ひっくり返し方もすごいうまいし。
|
あやや |
そうですね。
|
荒井 |
聞いてるかぎり、
ゴールデンじゃ放映できない感じですね。
|
森下 |
そうですね。
だから、深夜なのはいいんですけど、
1回が30分なのは、
ちょっともったいない気がするなぁ。
たしか、放映回数とかも
少なかった気がする。
|
あやや |
私、やっぱり原作のファンとして、
初回は、絶対観ちゃうと思う。
|
森下 |
わたしも観ますよ。
がんばってほしいな。
でも、どうやるんだろうなー。
風俗嬢編とかムリだよなー。
|
あやや |
風俗嬢編、すごいですよねー。
|
森下 |
でもさ、内容もアレなんだけど、
『ウシジマくん』のマンガって、
じつはあんまりウシジマくん、出てこないじゃん。
まるまる1巻分、ほとんど出てこないときも
あるくらいじゃない?
そこも映像化するのは難度高いと思うんだよね。
|
荒井 |
というか、なんでおふたりとも
『ウシジマくん』のマンガを読んでるんですか?
|
あやや |
私は、ある人から、
「おもしろいから読んでみな」って
ポーンとマンガを渡されたのがきっかけです。
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森下 |
こんなひどいマンガを
ポーンとおすすめするなんて、
なかなかできることじゃないですよ。
|
あやや |
ちなみに、渡してくれたのは、弊社社長です。
|
|
荒井 |
糸井さんでしたか(笑)。
|
あやや |
でも、このマンガは、ほんとに
糸井さんに紹介されてよかった。
|
森下 |
自分じゃ、
手に取らないタイプのマンガだからね。
|
あやや |
そうそうそうそう。 |
Q10(キュート) |
日本テレビ系●毎週土曜日午後9時
|
|
あやや |
筋トレとか、エグいとか、
そういう話が続いたんで、
さわかやなドラマに行ってもいいですか、みなさん。
|
森下 |
はい。
|
荒井 |
ぜひ!
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あやや |
『Q10(キュート)』です!
学園モノ! 初々しい! きゃー!
|
森下 |
ほほぅ、「キュート」と読ませるのね。
|
荒井 |
ロボット? なんですか、これ。
|
あやや |
めっちゃ若々しくないリアクション、
ありがとうございます。
今季、ほぼ唯一の学園ドラマですよ!
|
荒井 |
ロボット少女?
|
あやや |
うん、ロボット少女。
いま飛ぶ鳥を落とす勢いの
AKB48から、前田あっちゃんですよー。
そして相手役は佐藤健くん。
なんたる旬な組み合わせ。
萌えー!
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|
森下 |
うん。
|
荒井 |
そうっすね。
|
あやや |
重ーい、リアクション、重ーい。
|
森下 |
すまん、すまん、
どうもまだ『ウシジマくん』を
引きずってて‥‥。
|
荒井 |
あやさんの心臓マッサージの描写が
まだ頭にこびりついていて‥‥。
|
あやや |
ハイ、ハイ、切り替えて切り替えて!
主演の前田敦子ちゃんは
秋元康さんの言葉を借りるなら、
「華がある」らしいです。
そんなあっちゃんがロボットに!
|
森下 |
ロボットて。
|
|
荒井 |
ロボットて。
|
あやや |
ほら、ちょっと前に、
速水もこみちさんが
ロボット役をやってたじゃないですか。
|
森下 |
『絶対彼氏』。
|
荒井 |
その、女子高生版ですね。なるほどー。
|
あやや |
だから、もうちょっと、
若々しいリアクションでいきましょうよ!
学習型ロボットのスイッチを
佐藤健くんが押しちゃったことで、
前田さんが慕うようになるんですって!
きゃー。
|
森下 |
うん。
|
荒井 |
マンガみたいだなぁ。
|
あやや |
前田さん演じるロボットの名前が
「Q10」です!
コエンザイムっぽいですね!
|
森下 |
コエンザイム‥‥。
|
荒井 |
Q10‥‥。
|
あやや |
ヘーイ! コエンザーイム!
|
|
森下 |
‥‥。
|
荒井 |
‥‥。
|
あやや |
セイ、コエンザーイム!
|
|
森下 |
‥‥。
|
荒井 |
‥‥。
|
あやや |
‥‥ええと。
あ、脚本は木皿泉さんですね。
|
森下 |
おおーーっ、木皿さんですか!
|
荒井 |
それは注目したいですね!
|
あやや |
あ、みなさん、ツボでしたか。
|
森下 |
『セクシーボイスアンドロボ』。
|
あやや |
数字はあんまり行かなかったけど、
あれ、おもしろかったんですよ。
|
荒井 |
いや、あのドラマ、意外にファンが多いですよ。
あと、『野ブタ。をプロデュース』もよかったし、
『すいか』も木皿さんですよね。
|
あやや |
あれもよかった!
|
森下 |
となると、『Q10』も、
おもしろい世界が描かれそうですねぇ。
|
あやや |
そう、あと、役者さん見渡してみても、
全体的にいい感じなんですよ。
薬師丸ひろ子さん出てるし、
柄本明さんの息子さんの
柄本時生さんもいるし。
で、さらに、もうひとり。
私の要注目の男の子を挙げておいていいですか。
|
森下 |
お、先物買い?
|
荒井 |
これからキます、というやつですね。
|
あやや |
はい。キますよ、彼は。
この方、賀来賢人さん!
賀来千香子さんとは無関係ですよ!
チェックしておいてください、
賀来賢人さんを!
|
森下 |
へーー。
|
荒井 |
知らないですね。
|
あやや |
こないだ、あのドラマに出てて、
けっこうよかったんですよ、
ええと、『タンブリング』。
|
森下 |
あれ? 観てましたけど、
出てたっけ?
|
あやや |
「せんぱーい」とか言ってた彼です。
|
森下 |
ああー、わかった、わかった。
|
荒井 |
賀来賢人さんですね。覚えておこう。
|
あやや |
賀来賢人さんに注目しつつも、
一般的には、やっぱり佐藤健くんですよ。
きっと、若い世代には、
いま、すっごい人気ですよ。
|
|
荒井 |
いま、佐藤健さんは大当たりですよね。
|
森下 |
人気ですよねー。
若い世代に絞ってきてる感じがする。
|
あやや |
『BECK』でも、健くん、よかったですよね。
|
森下 |
よかった、よかった!
かわいかったぁー。
|
荒井 |
うん。楽しみになってきました。
主演が佐藤健くんで、脚本が木皿さんでしょ?
それは、けっこういい組み合わせです。
|
あやや |
意外といえば意外ですけど、
佐藤健くん、連ドラの主役は
はじめてだそうです。
|
荒井 |
初主演で、脚本が木皿さん、
っていうのはいいんじゃないですか。
|
あやや |
そう思います。貴重な学園モノでもありますし。
最近、すごく少ないですよね、学園モノ。
|
荒井 |
そうか、学園モノっていうだけで、
個性的なんだ。
|
あやや |
最近の傾向は、社会派ドラマですから。
昔は当たり前のように何本もあった
「学園モノ」よりも
「医療モノ」のほうがはるかに多いですよね。
そういう意味では、この『Q10』、
けっこうチャレンジングなドラマですよ。
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森下 |
キュンとしそうだね。
|
あやや |
キュンとしそうなんですよ!
キュンとしますよ、たぶん。
ドラマにとっては大事ですよ、
「キュン」は。
|
|
荒井 |
注目しましょう。
(つづきます) |