同窓会〜ラブ・アゲイン症候群 |
テレビ朝日系 木曜日 21時
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出:黒木瞳、高橋克典、三上博史、斉藤由貴
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あやや |
さて、残り少なくなってきましたよー。
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森下 |
がんばっていきましょー。
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荒井 |
つぎは、なにを?
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あやや |
『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』、
行ってみたいと思います。
井上由美子さん完全オリジナル作品です。
出演は、黒木瞳さん、高橋克典さん、
三上博史さん、斉藤由貴さん。
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荒井 |
三上博史さんって久しぶりのような
気がしますね。
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あやや |
ええと、どういうお話かというと、
「30年ぶりに同窓会で
再会したことがきっかけで
はじまってしまった大人の恋。
同窓会恋愛に落ちた、
45歳の男女の純愛を
本音を交えつつリアルに描く」
ということらしいですが‥‥。
同窓会恋愛って、あるんですかねぇ。
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荒井 |
あるでしょ。
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森下 |
あるよ。
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あやや |
えぇぇぇぇぇええええーーーっ!
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── |
うるさいよ。
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あやや |
あるんですか!
同窓会で、会って、恋が?
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荒井 |
けっこう起こりやすいですよ。
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森下 |
うん。
正直、リアルで見ると
「げっ!」って感じするかもだけど。
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あやや |
みみみ、見たことあるんですか、
同窓会恋愛。
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森下 |
うちの夫は見たことあるらしい。
みんなで、がーっと同窓会で飲んで、
あっちゃこっちゃで、こう、
焼けぼっくいに火がついたりとか。
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荒井 |
うん、そうっすね。
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あやや |
ひゃひゃひゃああ。
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── |
うるさいよ(笑)。
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あやや |
いや、だって、あの、
ふしゅー、ふしゅー。
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── |
落ち着いて、落ち着いて。
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あやや |
しっ、質問です!
質問して、いいですか!
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森下 |
なんでも訊いてごらん、
お嬢ちゃん。
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あやや |
「焼けぼっくい」?
「焼けぼっくり」?
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森下 |
そこ?
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── |
そこ?
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荒井 |
「ぼっくい」ですよ。
「棒杭」と書きますから、
まぁ、木の端くれというか、
ようするに木の棒みたいなもんですね。
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あやや |
あの、焼けぼっくいに火がつくって、
すぐ見てわかるもんなんですか!
あ、あそこ焼けぼっくい! 火!
みたいなの、同窓会で、わかるんですか?
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森下 |
テーブルの下をのぞくと、
手を握ってたりするんじゃないの?
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あやや |
ええええええ!
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荒井 |
うん。
だから、そういう意味では
けっこうリアルな設定のドラマかも。
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森下 |
うん、うん。
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あやや |
ちょっとちょっとちょっと。
重要です、ここ。私にとって。すごく。
とても。大切。デス。
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── |
なんで片言なの。
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あやや |
あのね、このドラマではね、
恋に落ちるかもしれないのは、
黒木瞳さん、高橋克典さん、
三上博史さん、斉藤由貴さんです。
そりゃ、火がつくかもしれないですよ。
むしろ、火がつくさまを
見たいとすら、思いますよ。
でもね、実際の45歳の男女はね、
こういう感じじゃないでしょう?
その、中学、高校のときとくらべたら、
確実に経年変化が起こってるでしょう?
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森下 |
うん。
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荒井 |
うん。
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あやや |
それでも、つくんですか! 火が!
そんな状態の男女でも、火が!
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荒井 |
つきますよ。
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あやや |
つくんだ!
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森下 |
酒が入ればつくでしょ。
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あやや |
さ、酒! 酒ですか!
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森下 |
あと、照明。
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あやや |
し、照明! 照明?
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森下 |
うん。酒と照明で、
人間の理性と審美眼というのは
かなりゆるくなる、気がする。
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あやや |
そそそ、そうなんですか。
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荒井 |
酒と照明ね、ハハハハハ。
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森下 |
だから、酒を飲む店は
全部、うす暗いでしょ。
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あやや |
あ! 暗い! 暗い暗い暗い暗い!
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森下 |
それは、明るくしたら
我に帰ってしまうからですよ。
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あやや |
ひぇー。
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森下 |
だから暗いんですよ。
昼間のようなキャバクラは
どこにもないでしょ。
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あやや |
ないない、ないない。
そうなんだ。そうなのか。そうなんだ。
すいません、私、このドラマ、
俄然、観たくなってきました!
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── |
はははははは。
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荒井 |
でも、たしかにこのドラマ、
いいんじゃないですかね。
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森下 |
そうですね。なんていうか、
「えぐみ」みたいなものを
すごく期待しながら観たい。
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── |
これは、あやちゃんが言うところの
「視聴者が、ひょっとしたらという目線で
自分を投影できるラブストーリー」、
いわゆる「妄想系」?
|
あやや |
妄想系ですね!
妄想系どころか、妄想特急ですよ!
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荒井 |
たしかにそうですね。
だって、これぐらいの年齢の人たちが、
いまいちばんテレビを観てる可能性がある。
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あやや |
ああー、45歳、たしかに、たしかに。
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── |
なるほど、なるほど。
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荒井 |
45歳ぐらいの主婦とかおじさんが、
同窓会で、昔、好きだった人とかに会って、
っていうのはあるかも。
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あやや |
きぃぃやぁぁああーー!
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── |
うるさいってば。
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あやや |
あの、すいません、
恐ろしいことに気づいたんですが、
わたし、小学校1年のとき、
最初に部屋に飾ったポスターが
当時のアイドル、
斉藤由貴ちゃんだったんですけど
斉藤由貴さんて、もう45歳ですか?
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荒井 |
そのぐらいじゃないですかね。
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あやや |
はぁぁぁぁ、そうなんだ。
ちょっとふっくらしたけど
雰囲気的にはあんまり変わってないですよね。
目をまんまるくして、
キョトンとするところとか。
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森下 |
ああ、そうですね。
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あやや |
はぁぁぁぁ、そうなんだ‥‥。
制服の胸のボタンをね、
下級生にねだられて、
頭かきながら逃げるんですよ。
ほんとうはうれしいくせして。
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── |
歌詞だよ、それ。
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あやや |
いい歌ですよ、『卒業』。
はぁぁぁぁ、そうですか‥‥。
あのときの、赤いマフラーして
ポニーテールしてる
斉藤由貴ちゃんのまま、
変わってないっちゃ、変わってないですよ。
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森下 |
斉藤由貴さんって、
観てておもしろい役者さんですよね。
宮藤官九郎さん脚本の
『我が輩は主婦である』の
漱石役もおもしろかったし。
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あやや |
ああ、おもしろかった、おもしろかった!
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森下 |
このあいだの、『小公女セイラ』でも、
かなりいい味出していました。
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あやや |
そうそうそう。
あの、思うんですけど、
子どものころに好きだった人って、
わりと、大人になっても
好印象のままですよね?
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森下 |
うん。
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あやや |
だから、わたし、
キョンキョンも好きだし、
ミポリンも好きだし、
マッチに対しても基本好意的です。
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森下 |
んん? あやや、それさぁ、
微妙に早くない?
あんた、年齢ずれてない?
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── |
あ、そうなんですよ。
あやちゃんは趣味と年齢が合致しないんです。
たぶん、10歳ぐらい上の趣味だと思います。
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森下 |
そうだよねぇ。
だって、いま言った人たちって
わたしがビンゴ世代だよ、
マッチとか、たのきんトリオとか。
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あやや |
そうですね。
そのころ、わたし、たぶん
保育園児じゃないですか?
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森下 |
えーー、どういうこと?
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あやや |
お姉ちゃんがいたから、
わたし、のめり込むのが
すごく早かったんですよ。
たとえば、たのきんトリオにしても、
わたしは姉から、よっちゃんをあてがわれて。
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森下 |
なに、「あてがわれて」って!
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荒井 |
「あてがわれて」(笑)。
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あやや |
お姉ちゃんから、
「おまえは、よっちゃんだ」
って言われたんですけど、
わたし、ほんとは、
マッチが好きだったんです!
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── |
これもう、完全にドラマの話じゃないな。
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荒井 |
あの、そういえば、斉藤由貴さんって、
まえにこのコーナーで話題にしたドラマ、
『同窓会』にも出てませんでした?
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森下 |
あーー、あの、伝説の『同窓会』。
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あやや |
伝説の、禁断の。
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荒井 |
そうそう、あれもタイトルは
『同窓会』だったじゃないですか。
で、両方の『同窓会』に
斉藤由貴さんが出てるんだなあと思って。
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あやや |
もしかしたら、関係者がちょっと狙ってる?
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荒井 |
いや、関係ないでしょう。
ドラマのタイトルも、
かぶって不思議のないものですし。
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あやや |
そうですね。
なんか、いろいろ衝撃的で、
とにかくこのドラマは観たくなりました。
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森下 |
(笑) |
警部補 矢部謙三 |
テレビ朝日系 金曜日 23時15分〜
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出:生瀬勝久、池田鉄洋、貫地谷しほり
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あやや |
ああ、残念ながら最後です。
『警部補 矢部謙三』。
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荒井 |
テレビ朝日。
『トリック』シリーズですね。
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あやや |
そうですね。
『トリック』の映画のまえの、
いわゆるスピンオフのドラマです。
最近、『踊る大捜査線』も『相棒』も
スピンオフものを作っていましたが、
多いですよね、このパターン。
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森下 |
うん、そうですね。
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あやや |
『警部補 矢部謙三』は、
主役が生瀬勝久さんです。
生瀬さんって、ほんとすごいですよね。
文句なくおもしろいし、
軽めのコメディもこなせるし、
朴訥な普通の人も、狂気に満ちた人も、
どんな役もできる。
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森下 |
うまいですよねー。昔は、
槍魔栗三助(やりまくりさんすけ)さん
っていうすごい名前で出てました。
こんなすごい人だなんて思わなかったなぁ。
あいかわらず、私の目は節穴です。
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荒井 |
その名前のままだったら
売れなかったんじゃないかなぁ。
|
あやや |
ヤリマクリサンスケ‥‥。
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荒井 |
あと、貫地谷しほりさんが出てますね。
『龍馬伝』のお佐那様。
最近、たくさん出演されてますねぇ。
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あやや |
たしかに、貫地谷しほりさんは、
毎クール、名前を見かけます。
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森下 |
印象がいいんですよね。
たぶん、女の子に好かれるタイプの
女の子なんだと思いますよ。
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あやや |
あ、それってけっこう
重要なポイントですよね。
そうなろうと思ってなれるもんじゃないし。
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森下 |
あと、歳が若いわりに、
というと失礼かもしれませんが、
安定感のある、外さない芝居ができる
貴重な役者さんだと思います。
|
あやや |
「外さない芝居」というと?
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森下 |
うーん、なんていうかな、
たとえば、やりすぎない。
そこまで泣かなくてもいいのに、
みたいなことがなくて、
ちょうどいい具合に
演じてくださるというか。
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|
荒井 |
ああー、なるほど。
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森下 |
テンポもいいし、
笑いもたぶんできるし。
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あやや |
あー、たしかに
コミカルな演技も上手ですよね。
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森下 |
そうそう。
だから、製作側からすると
いてくれるととってもありがたい
役者さんなんじゃないかなと思います。
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あやや |
そういうふうに聞くと
とってもよくわかりますね。
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荒井 |
この男性もよく見ますよね。
鈴木浩介さん。
|
あやや |
そうそう、最近すごくよく見る。
『ライアーゲーム』ではじめて見て、
インパクトがあるなぁと思ってたら、
そのあと、あっという間に、
ダダダダーって出はじめましたね。
|
森下 |
インパクトありますよねぇ。
全体的な佇まいは
八嶋智人さんっぽいんだけど、
目鼻立ちは、エロ男爵っていう。
|
荒井 |
ハハハハハ。
|
あやや |
いえてるー(笑)。
|
森下 |
謎だー、この人は。
気になっちゃうんですよね。
|
あやや |
あと、この男の子もよく見ますよ。
ええと、難しい漢字の人。
生姜の「姜」のつく‥‥
そうそう、姜暢雄(きょうのぶお)さん。
|
荒井 |
あ、観ますね。
この方はどういう人なんですか。
|
あやや |
この人も、例のあれですよ、
ジュノン・スーパーボーイ出身。
|
森下 |
よく知ってるねぇ(笑)。
|
あやや |
チェックしてますからね。
見果てぬ夢として語らせていただくと、
わたし、いつかやりたいんですよ、
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの
審査員を。
|
森下 |
ははははは。 |
|
その意味でいうと、
オレは「欽ちゃんの仮装大賞」の
審査員がやりたい。
|
|
森下 |
はははは。
|
あやや |
はははは。 |
|
昨今の「なんでも17点」みたいな
風潮をどうにかしたい。
18点分のランプをオレに任せてほしい。
2点分はゲストにあげる。
|
荒井 |
永田さん、司会じゃなくなってますよ。
|
── |
ああ、すいません、つい。
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森下 |
東京糸井重里事務所って
なんか、イケメン発掘コンテストの
審査員みたいな仕事はないんですか。
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── |
ないない(笑)。
|
あやや |
ないです。
でも、イケメンを発掘したいです!
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|
── |
この連ドラコンテンツが
すでにその仕事なんじゃない?
|
森下 |
ここで語られるようになるまえに
チェックしたいんだよね?
|
荒井 |
「ほぼ日イケメンコンテスト」
みたいなことをやればいいんじゃないですか?
「ほぼ日ボーイ」。
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── |
「ほぼ日ボーイ」(笑)。
|
森下 |
「ほぼ日ボーイ」(笑)。
|
あやや |
いやー、そういうんじゃない!
そんなボーイ、いやー!
|
|
── |
絶対、ルックスだけじゃ優勝できないね。
|
あやや |
なんか、おもろい人が勝つに決まってますよ。
しかも、上手なお笑いじゃなくて
すっごく特殊な感じの。
じゃなくて、ふつうのイケメンを発掘したい!
|
── |
でもね、真面目な話、
テレビを通すとどういうイケメンがウケるのか
よくわかるつもりのあやちゃんも、
審査員席に座ると、間違うんだと思うよ。
|
あやや |
あーーー、そうかも!
それはすごくそう思いますね。
わかりました! イケメン発掘は、
潔く妄想にとどめておきます。
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荒井 |
内容についていいうと、
『トリック』での仲間由紀恵部分は
どうするんでしょうね。
|
あやや |
あ、そういえばそうですね。
|
荒井 |
そこを貫地谷さんがやるんですかね。
|
あやや |
うーん、どうなんだろう。
|
荒井 |
まぁ、シリーズものということで
品質は保証されてる部分がありますから、
ちゃんと数字を取りそうですね。
『トリック』好きの人はまず見るでしょう。
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あやや |
そうですね。
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森下 |
『トリック』好きの人が
いまどれぐらいいるんだろー。
私も『トリック』は大好きでしたけど、
放映当時の熱があるかというと、ちょっと。
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あやや |
たしかに時間が空きすぎてるというか、
なぜいま、という気はしますね。
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荒井 |
それはありますね。
|
あやや |
でも、純粋にドラマのひとつとして考えると、
やっぱり魅力ありますよ。
今回、生瀬さんとコンビを組むのが
池田鉄洋さんっていう、
すごくおもしろい役者さんなんです。
生瀬さんと池田さんがコンビの
ドラマがはじまるって聞いたら
わたしは間違いなく「おお!」って思って
観ちゃいますね。
|
森下 |
あー、たしかに。
|
で、けっきょく、なにを観る?
3本選びましょう!
|
── |
はい、それでは、恒例の
「まとめ」をやってみたいと思います。
個人的にこれは観ます、というドラマを
3つ挙げてください。
|
あやや |
うーん。ほんとは、初回にかぎっていうと、
今日、タイトルが挙がったドラマは
間違いなく全部観ますけどね‥‥。
|
── |
そういうディープな答えは期待してません。
ふつうに、3本挙げてください。
|
あやや |
うーん、月9の『月の恋人』は観るなぁ。
|
森下 |
とりあえず観ますねぇ。
|
あやや |
あと『新参者』もいいよねぇ。
|
|
荒井 |
そうですねぇ。
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── |
はいはーい、3本決めてください。
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あやや |
今回ね、じつは、けっこう‥‥。
|
森下 |
多いんですよね、観たいドラマが。
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荒井 |
多いです。
|
あやや |
豊作だと思います。
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── |
え! そうなんですか!
すいません、うかがってると今回は
「うーん‥‥」っていう口調だったから
厳しい感じなのかと思ってました。
|
荒井 |
いやいやいや、いいですよ。
前のクールが不作だったので、とくに。
|
あやや |
はっきり言って、今回は豊作ですよ。
|
── |
豊作の口調には思えませんでしたよ。
|
森下 |
たぶん、本気で観るつもりになっちゃうので
資料を読んでるんですよ。「ほう」って。
|
荒井 |
3本だけを選べないぐらいあります。
|
あやや |
ね。
|
|
── |
あ、そうなんだ!
しかも、なんていうんでしょう、
そういった会話がまったくなかったのに
3人のこの共通したトーン。
|
あやや |
(司会者の驚きをまったく無視して)
うーん‥‥正直、ほんとに選べない。
|
荒井 |
絞れないですね、3本に。
|
あやや |
絞れないです、ほんとうに。
『月の恋人』、『新参者』‥‥
『素直になれなくて』でしょ‥‥
『チーム・バチスタ2』は観るし、
あと、『同窓会』と『絶対零度』は
どうしようかなぁ。
でも、『怪物くん』も観るしなぁ。
|
|
── |
あやちゃん、それ、全部だ、全部。
|
あやや |
そう。そうなんですよ。
|
森下 |
だから、全部観るんだよね。
|
あやや |
『臨場』は観るしなぁ‥‥。
でも、ほんとに、間違いなく、
わたし、全部観ますよ。
|
── |
3つに絞ってくださいよ。
わかってくださいよ。
3つで十分ですよ。
|
あやや |
じゃ、まず『月の恋人』!
|
── |
よしきた。と?
|
あやや |
『素直になれなくて』!
|
── |
と? もうひとつ。
|
あやや |
‥‥うーん‥‥むーん‥‥
『チーム・バチスタ2』は絶対、観るけど、
ここでは挙げないことにしよう‥‥うわー。
|
── |
3本目を! お願いします!
|
あやや |
3本目なぁ。難しいなぁ。
ああー、難しいけど、『新参者』!
『新参者』にします!
|
|
── |
続いて、荒井先生、お願いします。
|
荒井 |
選べないな、マジで。
ほんとに、絞れません。
|
── |
そこをなんとかお願いしますよ。
わかってくださいよ。
|
荒井 |
まず、名作の多い北川さんに期待して、
『素直になれなくて』。
あと2つ、なんだろうなぁ。
意表をついて、『同窓会』を入れます。
|
あやや |
おおー。
|
森下 |
なるほど、なるほど。
|
あやや |
荒井先生はいっつもここで
「そうくるか!」っていう
いい1本を挙げるんですよねー。
|
── |
あと1本。
|
荒井 |
うーん、選べないなぁ。
|
── |
わかってくださいよ。
|
荒井 |
この時点では『月の恋人』の
情報が少なすぎるんですよね。
|
森下 |
そうなんですよ。
|
荒井 |
外すか、入れるか‥‥うーん。
|
あやや |
わたしは、とにかく、木村拓哉さんのドラマは
おさえておきたいという気持ちと、
リン・チーリンさんが
いるということで決めました。
『レッド・クリフ』、きれいだったから。
|
荒井 |
そうですねぇ。観るもんな、やっぱり。
『月の恋人』にします。
|
|
── |
ありがとうございます。
じゃ、森下さん。
|
森下 |
絶対観るのが、『臨場』と、
うーん、わたしね、『八日目の蝉』。
|
あやや |
ああー、それかぁ、いいなぁ。
|
荒井 |
それを言うと『Mother』もくるんだよな。
|
森下 |
そうなんですよ。
わたしどっちかなぁ、って。
ほんとは『Mother』も入れたいんですよ。
でも、そうするとそれだけで
3本になっちゃうんで‥‥。
『同窓会』と『素直になれなくて』も、
すごい迷うんですよ‥‥。
どっちにしようかな‥‥。
なんか、世代的には、
絶対『同窓会』を観たいんですけど、
でもでも、『素直になれなくて』が
気になって気になって仕方がなくって。
|
あやや |
わかりますー(笑)。
|
森下 |
テレ朝に偏るのもアレかな、
という理由にならない理由を持ち出して、
『臨場』と『素直になれなくて』と
『八日目の蝉』の3本にします。
|
|
── |
ありがとうございます!
|
あやや |
あ、『素直になれなくて』は
たぶん、全員が挙げましたね。
|
荒井 |
そういう意味では、
今回ピックアップする1本は
これになるのかな。
|
── |
お、めずらしく、すんなり。
|
あやや |
やっぱり、セクハラとEDという
強烈なキャプションが効きましたか。
|
荒井 |
渡辺えりさんの怪演に期待ですね。
|
── |
わかりましたー。
|
荒井 |
うーん、しかし、
『絶対零度』っていうのも、
よさげだと思うんですけど‥‥。
|
あやや |
そう! 『絶対零度』も、じつはいい。
やっぱ、『絶対零度』も入れようかなぁ‥‥。
|
── |
いや、もう、そのままで。
まぁ、なんかの権威があったり
賞が授与されたりというものではないので。
|
荒井 |
そうですねー。
ほんとの結論としては、
選べないほど、今回は充実していると。
|
あやや |
そう、充実してる。
|
森下 |
困りました、と。
|
荒井 |
絞れません。
|
あやや |
うん。絞れません。
|
── |
ええと、見出し的には、
今回の「観る前ドラマ大賞」は
『素直になれなくて』ということに
決めさせていただきたいと思います。
|
あやや |
ありがとうございましたー!
|
森下 |
たのしかったです。
ありがとうございました!
|
荒井 |
どうもありがとうございました。
|
あやや |
つぎはいつにしましょうか?!
|
|
── |
早い、早い。
|
森下 |
(笑)
|
荒井 |
(笑) |
|
|
(おしまい) |