ほぼ日テレビガイドシリーズ  秋の連ドラチェック2009  あややとふたりのプロフェッショナル
おっとっと、出遅れました。
もちろんやりますとも、春の連ドラチェック!
はじめてご覧になる方にご説明いたしましょう。
ほぼ日乗組員のあやちゃんは
そうとう、テレビが好きで好きで好きで。
なかでも、ドラマが好きで好きで好きで好きで。
おまけに蓄積された知識もかなりのもの。
好きこそものの上手なれ、とはよくいったもので、
実際、あやちゃんのドラマの話はおもしろく、
あろうことか、最近はよその雑誌からも
取材が来ちゃったりするほど。
そんなあやちゃんが、
脚本家の森下佳子さんと、
マンガ家、荒井清和先生という
ふたりの「テレビのプロ」といっしょに
今クールのドラマについて語り倒す。
それが大好評「連ドラチェック」シリーズです。
今回でなんとシリーズ第4弾。
進行役は、ドラマとまったく観ない永田です。

あやや
ほぼ日刊イトイ新聞随一のテレビッ子。
どんなに忙しくても録画したドラマは必ずチェック。
毎週発表される視聴率なども無意味に把握。
幼少期から蓄積されたテレビの知識は無尽蔵。
荒井清和
漫画家・イラストレーター。ほぼ日刊イトイ新聞にて
『TVウォッチャーの逆襲』を連載中。
「写真より似てる」という高品質な似顔絵には定評が。
ドラマ、スポーツ、バラエティー番組などが好き。
森下佳子
脚本家。『世界の中心で、愛をさけぶ』『白夜行』
『佐々木夫妻の仁義なき戦い』『MR.BRAIN』などを担当。
昨年は脚本を担当した『JIN-仁-』が大ブレイク!
好きなテレビ番組は、ドラマやバラエティーなど。


大ヒットドラマ『JINー仁ー』の舞台裏。

あやや まずは!
── 早いよ、あやちゃん。
森下 よろしくお願いしますぅ。
荒井 よろしくお願いしますー。
あやや あ、よろしくお願いしますー!
‥‥まずは!
── 早いよ、あやちゃん。
あやや あー、もう、とめないで!
とにかく、最初に、これを言いたかったんです。
まずは! 森下さん、
『JINー仁ー』の大ヒット、
おめでとうございますーーー!
荒井 そうそう、おめでとうございます!
── 森下さんが脚本を担当した
『JINー仁ー』が前々クールで、
見事に大ヒットを記録しました。
おめでとうございます!
森下 あぁ、ありがとうございます!
一同 (拍手)
あやや お祝いの花束を渡している、つもり。
森下 ないんかい。
荒井 記念のトロフィーを渡してる、つもり。
森下 じゃあ、もらってる、つもり。
── 森下さんが受け取った
花束とトロフィーを
いったん、こちらであずかった、つもり。
あやや そんな小芝居はどうでもいいんです!
森下 自分ではじめたくせに‥‥。
あやや すごかったですね、『JINー仁ー』!
なんと25パーセント超えですよ!
── もうね、毎週、月曜日になると、
あやちゃんがぼくのところに
『JINー仁ー』の視聴率を
報告しに来るんですよ。
森下 ははははは。
あやや だってもう、すごいことなんですよ!
報告せずにはいられないほどの数字が
毎週のように出ましたからね!
なのに、この永田ときたら、
「へぇ」とか「ほぉ」しか言わない!
── わかんないんだよ、
いきなり「出た、出た!」とか言われて
数字だけ聞いてもさ、なにがなんだか。
あやや いま、出ないですよ、25は!
荒井 うん。15パーセント行けば上出来、
っていわれてる時代ですからね。
森下 そうですねー。
いや、よかったです。
ありがたいかぎりです。
あやや しかも、すごいのが、
回を追うごとに視聴率が
上がっていったということですよ。
最近のドラマって、
初回の視聴率がけっこうよくって、
だんだん下がっていく傾向が強いんですが、
『JINー仁ー』は、初回が、
たしか、16パーセントで。
森下 よく覚えてるね、あやや。
そうそう、16ぐらいだった。
そこから上がっていったんですよ。
あやや 回を追うごとに数字が上がるということは、
ドラマに実力があったという証拠です!
── 野球の解説者みたいなこと言ってるね。
荒井 達川さんあたりが言いそうですね。
── 「あのー、回を追うごとにね、
 数字が上がるいうんはねぇ、
 ドラマに実力があるいう
 証拠なんですよねぇ」
荒井 ハハハハハ。
あやや (野球好きふたりを無視して)
ドラマの実力、
すなわち、森下さんの実力ですよ!
森下 いやいやいや、それは違いますって。
あやや ほんとに、もう!
森下さんの実力を知ったか、世の中!
── 誰になにを言ってるんだ。
荒井 でも、あれですよ。
正直、はじまる前は、視聴率が
そんなにいくとは思ってなかったですよ。
森下 そうそう。
わたしも思ってなくって、
平均で15パーセント取れたら万々歳、
みたいな感じだったんです。
荒井 なんでしょう、あの、
おもしろさについては不安がないというか
そこは信頼できるんですけど、
おもしろいもの、イコール、
視聴率が高いもの、じゃないじゃないですか。
あやや そうそうそう、おもしろいんだけど、
意外に視聴率に結びつかない場合も
けっこうありますよね。
森下 ああー、いっぱいありますねぇ。
荒井 そこの差って、なんなんでしょうねぇ。
『JINー仁ー』は、話自体がよくて、
役者さんたちの演技もハマってて、
観ていてもちろんおもしろかったんですけど、
それだけじゃないなにかが
きっとあったんでしょうね。
あやや やっぱり、観ていて痛快でしたよ。
観おわったあとに爽快感があって、
気持ちが明るくなるっていうか‥‥。
感動して思わず泣いたりしたのですが、
その涙も気持ちのいい涙でした。
観ている最中にも気持ちよさがあって、
観ながら「これは、おもしろいなあ!」って
心が躍っているのが自分でわかったし。
だから、ほんと、観てよかったぁ
と思うようなドラマだったんで、
森下さんは、あの、ほんとに
すばらしいなと思いました。
お世辞ではなく! 決して!
── あやちゃん、近い近い、顔が近い。
あやや ほんと、森下さん、
ありがとうございました!
じゃあ、また!
── しめるな、しめるな。
荒井 森下さんは、『JINー仁ー』が
ブレイクした理由を
どんなふうに考えてらっしゃいます?
森下 うーん、やっぱり、
役者さんたちのよさはもちろんなんですけど、
スタッフの熱意がすごかったですよ。
それは、ちょっと怖いくらい。
あやや へぇー。
森下 手術シーンとか、薬をつくるシーンとか、
それまでにあまり例のない
めずらしい場面がたくさん出てくるんですけど、
もう、置かれてる小道具ひとつひとつに
心意気が現れてるっていうか。
あやや あああ、わかります、わかります、
そのへんの心意気、感じました。
すごかったと思います。
森下 あの、『JINー仁ー』の
美術スタッフってね、
ほんとにペニシリンが
作れるんじゃないかって思えた。
一同 (笑)
荒井 それは、すごい。
つくられても困りますけどね(笑)。
あやや ヤマサ醤油の当主が援助したという
ペニシリンの生産工場ですよね。
あれは、すごかったぁ。
森下 ほんとに、ペニシリンづくりに
近いところまでやってたんです。
実際に再現できるぐらいまでやって、
「こんな色なのか!」
みたいなことを言いながらやってたので。
だから、月並みですけど、
ああいう高い数字が出たのは、
かかわった全員の力が
あってのことだと思いますね。
荒井 なるほど、なるほど。
あやや すいません、
視聴率に関することなんですけど、
テレビっ子として、
どーーーーしても訊きたいことがあるんで
訊いてもいいですか!
森下 そんな迫力の人に、
「訊くな」とも言えず‥‥。
あやや 訊いてもいいですくゎっ!
── あやちゃん、近い、顔が近い。
あやや テレビの視聴率って、
誰からどんなふうに連絡がくるんですか?
荒井 あ、たしかに、それは興味深い。
── そうなの?
森下 ええとね、ま、電話で。
あやや 電話!
荒井 電話!
── そこ、そんなに驚くところ?
あやや 誰から来るんですか?
森下 プロデューサーからくるんですけど。
荒井 プロデューサーからくるんですか!
── そこ、そんなに驚くところ?

森下 そう、それでおもしろいのは、
かかってくるまえに、
だいたい、わかるんですよ。
いい数字なのか、悪い数字なのか。
あやや へーーー。
森下 あの、公表されるのって、9時なんです。
で、おそらく、局には、
もうちょっと早く届いてるんですね。
で、それを私とかに教えてくれるのが9時。
あやや はいはいはい。
森下 で、まぁ、悪いときっていうのは、
9時半を超えても電話かかってこないんですよ。
あやや あー、なるほど。
荒井 なんとなく、わかりますね。
森下 で、『JINー仁ー』のすごかったときは、
もう、早めに電話がかかってくるんです。
あやや あーーー!
森下 だから、電話が鳴った瞬間に、
「あ、上がったんだなぁ」みたいな。
荒井 ハハハハハ、シンプル。
── はい、そういうわけで、
ぼちぼち春のドラマについて‥‥。
あやや すいません! あと1コだけいいですか!
── だから、近いって、怖いって。
あやや だって、こんな機会ないんですよ!
好きなドラマを最終回まで観たあと、
その脚本家の人とお話できるなんてっ!
── わかったから、自分の席に戻りなさい。
あやや ‥‥森下さん。
森下 はいはい。
あやや キャスト‥‥よかった。
大沢たかおさんはもちろん、
脇を固める人たちも、そうとうよかった。
荒井 ああ、よかったですよね、ほんとうに。
とくに中谷美紀さんがよかったなぁ。
あやや 中谷美紀さんの野風!
色っぽかったですよねー。
ああいう女性って素敵だなあ。
うーーーん‥‥‥‥なりたい!
── って言われても‥‥。
あやや 綾瀬はるかちゃんの咲さんも、
うぶで、純真で、よかった‥‥。
ああいう女の子もいいなあ‥‥。
うーーーん‥‥‥‥なりたい!
── 目が怖いって、あやちゃん。
荒井 武田鉄矢さんのセリフって
けっこう、アドリブが多いんですか?
森下 武田さんはね、書いてないセリフを
いっぱいおっしゃるんです(笑)。
あやや そうなんだー。
わかる気がする!
森下 でも、独自の演出をするというよりは、
多分ご自分の気持ちを乗せるためという感じで
やられてるんじゃないかと。
そのために、たとえば緒方洪庵のセリフのなかに
「適塾の思い出」とかが、
ざーっと入るわけですよ。
荒井 じゃあ、まるごとちがうセリフが
入っちゃうんですか?
森下 そう。
あやや え? じゃあ、そのとき、
相手の役者さんは、
びっくりしちゃうんじゃないですか?
森下 そうなんです。
だから、対面してる大沢たかおさんは、
気持ちを込めたまま、
じっとそこで待ってたり。
荒井 はーーー。
あやや なんか、どっちもすごいですね。
おもしろーい!
うわ、人気ドラマの舞台裏を
のぞかせてもらった気分!
大満足!
── さて、ぼちぼち、今クールのドラマに。
荒井 そうですね。
森下 行きましょう、行きましょう。
あやや きゃーーー、どうしよう!
ドラマの話のあとにドラマの話!
なんか、ずっとたのしい!
荒井 どうどうどう。
森下 どうどうどう。
── どうどうどう。
あやや ハッ、ハッ、ハッ‥‥。

あのマンガをドラマ化? どうなる?

── それでは、はじめましょう。
あやや わっかりました!
じゃ、いまをときめく嵐から!
嵐のリーダー大野くん主演の
『怪物くん』ですー。
インパクトありますよね、これ。
森下 度肝を抜かれましたよ。
「か、『怪物くん』?」って。
荒井 (「TVガイド」をめくりながら)
あ、『怪物くん』なんだ、ほんとに。
── ほんとだー。
あやや あの、言っていいですか?
あたし、子どものとき、
藤子不二雄先生の作品の中で
『怪物くん』がいちばん好きだったんです。
森下 ええええーーーー!
荒井 そ、それはまた、ユニークな‥‥。
あやや え、うそ、なんで、驚かれれるの?
── いや、べつに、いいんだけど、
「いちばん好き」なの?
藤子作品の中で『怪物くん』が?
あやや うん。
荒井 いちおう、理由をうかがっていいですか。
あやや だって、怪物くん、かわいいでしょ?
── い、いや、まぁ、
かわいいっちゃ、かわいいけど‥‥。
森下 ドラえもんのほうがかわいくない?
あやや ドラえもんもかわいいんですけど、
怪物くんのほうが、かわいくないですか?
荒井 どのへんが?
あやや 耳とか。
永田 耳とか。
あやや あと、全体的に小さいし。
荒井 ま、そういわれると‥‥。
── まぁ、人の好みはそれぞれっていうことで、
話を進めましょうよ。
森下 わたし絶対、オバQのほうが
かわいいと思う!
── ‥‥森下さん、ややこしいこと
言い出さないでくださいよ。
あやや 怪物くんですよ!
怪物くん、かわいいですって!
森下 だって、『怪物くん』って、
FじゃなくてAですよ?
荒井 いや、そりゃA先生に失礼ってもんです。
森下 でもね、A先生の作品って
特有の毒っけがあるじゃないですか。
だから、単純に「かわいいー!」
っていうふうに思えなくて。
まぁ、人それぞれかぁ‥‥。
あやや ええと、話を戻すと、
わたしにとっては怪物くんのかわいさが
重要なポイントなんですよ。
だから、実写でドラマ化って聞いたときに、
若干の不安があったんですが、
特殊メイクの変装姿が公開されたら、
「あ、OKかも」ってほっとしました。
森下 あ、それはそうだね。
キャストもふくめて、
すごくそれっぽく仕上がってる。
荒井 意外に、みんな似てますよね。
森下 うん。
特殊メイクとかけっこうすごい。
── フランケンがチェ・ホンマンって
ずるいよなー。
荒井 ここまでやっちゃうんですね、
チェ・ホンマン。
森下 芝居の経験のなさは、
セリフの少なさで帳消しになる感じかな。
あやや きっと「フンガー」だけなんでしょうね。
荒井 あ、稲森いずみさんも出てる。
あやや そうそう。
荒井 幅広いなぁ、稲森さんは。
シリアスな『アイシテル-海容-』を
やったあとに、これをやるんですからね。
あやや ちなみに、稲森いずみさんは
『アイシテル-海容-』の直後に
劇団☆新感線のシリアスな舞台もやってます。
森下 ちなみに、稲森いずみさんの
この役はなんですか?
あやや ええと、稲森いずみさんと
TOKIOの松岡さんのお二人は
怪物くんの敵の悪魔界の人たちだそうです。
── そんなキャラ、原作にいましたっけ?
あやや 悪魔は出てくるよね?
だって、
「♪悪魔怪獣なんでもこーい」だもん。
森下 「♪怪物ランドのプリンスだーい」
荒井 ああ、そんな歌でしたねー。
あやや ってことはこれ、
現代の日本を舞台に、怪物くんたちが、
毎週、悪魔と戦うわけですね。
荒井 え?
── あやちゃん、あやちゃん、
藤子先生の原作の『怪物くん』は
敵と戦うマンガじゃないよ。
あやや あ、そっか。
これ、なにするマンガでしたっけ?
森下 ほんとにいちばん好きなのか‥‥。
── 基本的には、『ドラえもん』とか、
『オバQ』とか『パーマン』とかといっしょで、
ふつうの男の子の日常に、
特別な力を持ったキャラクターがやってきて
どたばたするっていう。
あやや 『ドラゴンボール』的な展開じゃなく?
── じゃない、じゃない。
森下 だいたい、怪物くんたちがなんかやらかして、
この3人がドタバタして‥‥。
荒井 とくに見事なオチがつくわけでもなく、
なんとなく終わる。
あやや そうでしたか‥‥。
いや、よく考えたらわたし、
お話をまったくおぼえてない!
一同 (笑)
荒井 いちばん好きだったんじゃないの?
あやや だから、わたしが好きなのは、
怪物くんのフォルムなんです!
荒井 「フォルム」(笑)。
── さて、ドラマとしてはどうでしょう。
あやや どうなんですかねー。
でも、なんていうか、まちがいなく
気楽にたのしめますよね、きっと。
荒井 そうっすね。
観てて重くなったり、
筋がわかんなくなったり
っていうことはなさそう。
森下 ま、そうでしょうねぇ。
あやや ただ、オトナが、
この世界に没頭できるかというと‥‥。
荒井 そりゃ無理でしょ。五十代以降はとくに。
一同 (笑)
森下 映画の『ヤッターマン』は
オトナにも楽しまれた感じでしたよね。
あやや たぶん、『ヤッターマン』は、
三池崇史監督の力が大きいと思います。
荒井 ああ、そうかもしれません。
脚本もポイントかもしれない。
あやや 脚本家は西田征史さんという方です。
NHKの『ママさんバレーでつかまえて』とか
大野くん主演のTBSの『魔王』を書いた方です。
荒井 どうなるのか、ちょっと予想がつきませんね。
森下 観る人と観ない人に
きれいに分かれるんでしょうね。
あやや わたしは受け入れます!
森下 私はどうだろうな‥‥。
ノリの悪い女だからなぁ。
こういうのを楽しめるかどうか。
じつは私、『アバター』もダメだったんですよ。
最初の30分は「すげー!」って観てたんですが、
後半、ずっと持て余しちゃって。
『タイタニック』は大好きなんですけど。
あやや 『タイタニック』は、なにが好きなんですか。
森下 ……ディカプリオが好き。
あやや あー、ディカプリオかー。
ディカプリオって、サッカーの
城彰二さんが入ってませんか。
荒井 ああ、入ってますね!
あやや でしょう?
森下 そ、そうかなぁ。
あやや 森下さん、ジョニー・デップはどうですか?
森下 ジョニー・デップは
『シザーハンズ』がいちばん好き。
あやや 『シザーハンズ』が好きなら
『怪物くん』も大丈夫ですよ、森下さん!
荒井 ハハハハハ、なるほど。
森下 そ、そうね。
たしかに同じような要素が‥‥。
あやや いうなれば、『シザーハンズ』は、
ジョニー・デップの『怪物くん』ですよ。
森下 たしかに(笑)。
あやや あ、だから、『怪物くん』は
ティム・バートンが監督で作ったら
絶対おもしろいですね。
荒井 あ、それは観てみたい!
── 観たい、観たい。
森下 ティム・バートンには
A先生に負けない毒がたっぷりありますし。
あやや ドラマがヒットしたら、
ぜひ、ティム・バートンに
『怪物くん』を撮ってもらいましょう。
森下 賛成ー!
荒井 なにがなんだか‥‥。
── ああ、まだ1本しか紹介してない。
もっとペースを上げていきましょう!


(続きます)


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