気仙沼の人たちとチームを組んで(3月15日)

・昨日は、『気仙沼さんま寄席』の当日の役割について、
 全員ミーティングをやりました。
 「ほぼ日」からは50人くらいが、現場に出張します。
 なかなかの大仕事になりました。
 東京でのイベントとちがって、忘れ物ひとつでも、
 急いでタクシーで取りに帰るなんてできないですし、
 基本的にはなんらかの交通手段と宿泊が必要ですから、
 しっかり決めておくことが、ずいぶんあります。
 
 ホームゲームではない、いわばアウェイの試合って、
 やっぱりかなり厳しいものなんだなぁと思っています。
 なにかと、いい勉強になっています。
 こうして、チームは鍛えられていくんでしょうね。
 ぼくからの注意は「疲れないことね」でした。
 
 それにしても、気仙沼の人たちと、「ほぼ日」とが、
 いっしょにチームを組んで、
 1000人のお客さまを迎え入れるなんて、
 ほんとにできる日が来たんだなぁと思うと、感無量だ。
 その日は、「立川志の輔伝説の高座」になる予感がある。
 ぼくはけっこう興奮しています。

・気仙沼に事業をつくっていこうという計画は、
 なによりまずは、ぼくの小さい脳みそのなかに
 種がまかれてはじまっていきます。

 毎日、少しずつアイディアやルールを考えていくと、
 それらが次々にネットワークされていって、
 愉快なゲームが姿を見せてきます。
 ただ、やらねばならぬ義務の仕事のように考えていくと、
 型にはまった潤いのないゲームになるので、
 いまのところは、ぼくの「娯楽」のようにして、
 たのしみながら、じっくりいじっています。

 登場人物たちやら、世界各地の場面設定やら、
 どんな会話が想像されるかとか、ほんとにまったく、
 ゲームデザインによく似ていると思っています。
 そして、ゲームはまた別のゲームを呼び込んでくれて、
 やりたいことが増えてしまいます。
 「できること」をしていかなきゃね、無理しないで。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
なんだか、毎日、去年の同日のことを思い出しています。

「今日のダーリン」より