ちょいとリニューアル♪  ほぼ日テレビガイドシリーズ  春の連ドラチェック2013  あややとふたりのプロフェッショナル    はいはいはいはい、 わかってます、わかってますって。 春になったぞ、どうなってるんだと、 ええ、ええ、わかってます。 てなわけで、全国のドラマファンのみなさま お待たせしましたー! この春スタートする(した)ドラマについて いつもの3人が延々としゃべってますよー。 ほぼ日きってのテレビッ子、あやちゃんの脇を、 脚本家の森下佳子さんと 漫画家の荒井清和さんががっちり固めます! テレビドラマをめぐる、 あんたらほんまに好きなんやなという 情熱的なおしゃべりを どうぞお楽しみくださいませー。 あ、進行は、ドラマにたいへん疎い、 「ほぼ日」の永田が担当します。 なお、今回から、ページのデザインを おもしろイラスト中心にリニューアル。 「気仙沼のほぼ日」にいるサユミが ひどく味わいのある絵を描くので 思う存分、描かせてみました。

第4回  濃すぎるものより「薄味」がいまっぽいのか? 異色刑事ものや、気になる深夜ドラマも。
森下 わぁ。
あやや なんですか。
森下 これ、最初に誰も
ピックアップしなかったんだけど、
この主演のふたりの男前っぷりがすごいね。
荒井 あーー、これは、すごい。
森下 『ダブルス〜二人の刑事』。
ダブルス〜二人の刑事
テレビ朝日系●木曜日午後9時
あやや この、記事につかわれてる写真がすごい。
── ええと、すいません、文字だけで説明しますと、
伊藤英明さんは、袖無しTシャツから
立派な両腕をむきだしにしながら、
岩場で携帯電話を耳にあてている。
口もとにうっすらとヒゲ。
一方、坂口憲二さんは、上半身裸で
ふぁさーっと向かい風にあおられている。
口もとにうっすらとヒゲ。
森下 これ、もう完全に、その‥‥サービスドラマだよね。
あやや そうでしょ?
── なんか、顔似てきてますね、この二人。
あやや 腕と胸板を、おしげもなく。
荒井 すごいなー(笑)。
森下 どうなの?
あやや 私、でも、『ダブルス』、絶対見ます。
森下 あ、そうなんだ?
あやや なぜなら、男性のね、そのなんかね、
胸板、やっぱりたまらんですよ。
── 「たまらんですよ」って。
森下 胸板見るために見るの?
あやや うん、見ますよ。胸板を見るために。
荒井 うん。そういう動機でドラマを見るのも
ふつうにありだと思いますよ。
── 好きな俳優さんが出るから見る、
っていうのの、肉体版っていうか。
あやや うん。肉体美、肉体美。
荒井 あ、夏菜さんが出るんですね。
朝ドラが終わったと思ったら、まったく休みなく。
あやや なんか、朝ドラの『純と愛』が
ものすごく波瀾万丈のドラマだったから、
いっそう「休んでない」っていう感じがしますね。
森下 なんか、この『ダブルス』って、
主要キャストの人たちがみんな日焼けしてるっていうか、
浅黒いタイプの人たちが多いですね。
あやや ほんとだ(笑)。
内田有紀さんとか、夏菜さんとかも、
ちょっと浅黒系だし。
森下 なんか、話してたら、見たくなってきた。
あやや でも、伊藤英明さんと、坂口憲二さんって、
「イケメン若手俳優」みたいにとらえてましたけど、
いつの間にか、テレ朝の刑事ものに主演して
違和感のない俳優さんになられてたんですねぇ。
荒井 もう、年齢的にも、そういう域でしょう。
森下 これ、脚本が尾崎将也さんなんですね。
荒井 あ、ほんとだ。
あやや へーー、そうなんだ。
── なにを書かれた方?
森下 『梅ちゃん先生』とか。
荒井 『結婚できない男』とか。
あやや 尾崎さんだったら、おもしろいかも。
あ、よかった、よかった。
── つまり、胸板が見られるだけでなく、
ドラマもおもしろいなんてうれしい、と。
あやや そうです! やったー。
胸板だけじゃなく、ドラマもおもしろそう!
── はい、つぎのドラマ、行きましょうー。

雲の階段 日本テレビ系●水曜日午後10時
あやや じゃあ、『雲の階段』行きましょう。
これは、いわゆる医療モノですかね。
荒井 「無資格の医師をめぐる運命と愛」らしいです。
森下 無資格のお医者さんの話って、
ちょっと前にもありましたよね。
荒井 ああ、ありましたね。
あやや けっこうあるような気がしますね。
なんでみんな、
お医者さんを無資格にしたがるんだろう。
しかも、無資格なのに、だいたい凄腕なんですよね。
森下 うーーん‥‥まぁ、ねぇ、
無資格のうえに下手くそっていう医者の話は
ちょっと考えにくいもんねぇ。
── たいへん迷惑ですね、そういう医者は。
森下 ま、無資格だと、そこにドラマが生まれますからね。
無資格だとバレる、っていうだけ山場になるから。
あやや あぁ、なるほどね。
── あとは、ほら、みんな
『ブラック・ジャック』が好きだから。
森下 あー、それも大きいでしょうね。
── 医者のヒューマンドラマっていうと、
もう、無条件で『ブラック・ジャック』が
出てきちゃうんですよ。
で、ついつい設定を無資格にしたくなっちゃう。
荒井 え? ブラック・ジャックって、無資格?
森下 そうですよー!
── 荒井先生、知らなかったんですか!
あやや うっそ!
荒井 ‥‥‥‥‥‥知ってましたよ。
あやや うそだ(笑)!
森下 目が泳いでる(笑)!
── 荒井先生、漫画家なのに、
『ブラック・ジャック』を
ちゃんと把握してないなんて‥‥。
荒井 ‥‥‥‥‥‥アッチョンブリケ。
── ごまかさない。
荒井 それはそうと、
これ、原作が渡辺淳一さんなんですね。
あやや え? あの『失楽園』の?
森下 そうそうそう。
あやや 渡辺淳一さんということは、エロいの?
エロいのですか?
森下 やっぱり期待しちゃうよね。
荒井 どうなんですかね。
あやや ま、出演者の顔ぶれを見渡してみると、
やっぱり、たとえば、こう、稲森さんと濡れ場的な。
森下 ねぇ、どうせ無資格でやるんだったらね、
その辺の資格もぶっとばして、
エロいことやってほしいですよね。
あやや そうそう、無資格なんだから、
もう、エロエロで!
── なにを言ってるんだ、なにを。
あやや あの、すいません、「エロエロで!」とか
言った直後にナンですけど、
ちょっと、いいですか?
── はい、どうぞ。
あやや 前にも言いましたけど、
私ね、もう、本当に「旅の途中」なんですよ、
この木村文乃さん。
荒井 あぁ、言ってましたね。
── 解説します。
「旅の途中」というのは、
この「連ドラチェック」における専門用語で、
「ある役者さんのことを
 好きになろうと思って努力するものの、
 いまひとつ魅力がつかめない様子」を指します。
森下 木村文乃さんねぇ‥‥。
あやや 私、完璧な「旅の途中」ですよ。
もう、いまね、「途中下車」ですよ。
森下 えっ、降りちゃったの(笑)?
あやや もう降りかけてますよ。どうしたらいいですか。
荒井 いや、だから、前にも言いましたけど、
ふつうに、いいですよ、木村さん。
あやや あああ、そうですか。
森下 木村さんのよさはね、いってみれば「昭和」。
あやや あ、「昭和」かぁ。
森下 それからねぇ、木村文乃さんの
「ふくらはぎ」は、すばらしいですよ。
すごい「昭和」なふくらはぎ。
あやや うーーん、そうか‥‥。
── 逆に、あやちゃんからすると、
木村文乃さんの、どのへんが「旅の途中」?
あやや いや、ぜんぜん悪いところとかないんですけど、
その、なんていうかな、あえていえば、
テレビで見なくてもいいんじゃないか、みたいな。
森下 あー、こう、テレビっぽい「華」というか、
ギラギラしてない、みたいな。
あやや そうなんですよ、そうなんですよ。
荒井 そこがいいんだと思うけどなぁ。
まぁ、そのへんは、男女で見方も違うでしょうね。
男はけっこう好きな人多いと思いますよ。
森下 あとね、木村さんって、いい子っていうか、
すごくスタッフを和ませる人なんですって。
なんか、撮影現場での評判がすごくいいらしいです。
あやや あ、そうなんですか。
それは、「旅行中」の私にとっては
ちょっといい情報です。
じゃあ、そういう目で見てみようかな。
森下 でもさ、この紹介記事に、何気なく
「医療ラブサスペンス」って書いてあるけど、
何気に、複雑なジャンルだよね、それ。
あやや 「医療ラブサスペンス」?
荒井 「ラブ」なのか、「サスペンス」なのか。
そかもそこに「医療」がついてる(笑)。
あやや すごいですねぇ。
「ラブ」で「サスペンス」で、
しかも、これ、明らかに三角関係っぽい。
森下 あー、そうですね。
長谷川博己さんと稲森いずみさんと木村文乃さん。
あやや だって、この雑誌の人物関係相関図、
長谷川さんからの「好意」の赤い矢印が、
稲森さんと木村さんの両方に向かってますよ!
荒井 両方に好意を持ってるんですよ。
そのへんが、渡辺淳一さんの持ち味です。
あやや じゃ、「エロ」がある?
森下 あるかもよ?
── じゃ、「医療エロラブサスペンス」。
あやや いやーーー、「エロ」が入ると、
すごくいかがわしいジャンルに!
森下 でもさ、さっきの話に戻るけど、
昔だったら、こういう三角関係の真ん中には、
もっとソース顔のイケメンがいたと思うんですよ。
あやや あーー、たしかに、たしかに!
そこにいま、長谷川博己さんとか
綾野剛さんがいるんですね。
荒井 たしかに、和顔で、さっぱりした顔が
ドラマの中心にいますね。
ほかのドラマもそういう傾向にあるような。
あやや あ! それって、『ガリレオ』のときに言った
福山雅治さんが「濃すぎなくていい」
っていう話につながるじゃないですか。
森下 そうだ、そうだ。
── もっというと、『あまちゃん』のクドカン節が
古いファンにはちょっと薄味だけど、
一般の人にはそれがちょうどいい、という話も。
一同 あーーーー。
あやや なんか、そういう時期なんですね、いま。
森下 そうかもしれないですねぇ。
荒井 いや、じつにおもしろい。
‥‥‥‥あ、マネじゃなくて。
あやや 似てない。
森下 似てない。
── 似てないですね。
荒井 だから! マネじゃなくて!

刑事110キロ テレビ朝日系●木曜日午後8時
── 残りわずかになってきましたね。
『刑事110キロ』、どうでしょう。
あやや あ、またテレ朝の刑事ものですね。
荒井 なんか今クール、テレ朝の新しいドラマ、
ぜんぶ刑事ものって話ですよ。
あやや うわ、ほんとですか。
── そうなんだ(笑)。
荒井 ま、『お天気お姉さん』なんかも
刑事が出てくるミステリーなので
刑事ものに含めて、っていう話ですけど。
まぁ、そのあたりのテレ朝の徹底ぶりが
高い数字になって現れてるんでしょうけどね。
森下 ああ、そうでしょうね。
あやや 偏っているというより、割り切ってますよね。
荒井 だって、昼間から、『相棒』ばっかり
やってたりしますからね。
あやや やってる、やってる。しかも『相棒』、
昼間なのに、15パーセントとか行ってたり。
荒井 そうそうそう(笑)、再放送なのに。
── へぇーー。
あやや しかも、昔の『相棒』って安定しておもしろいから、
それを見て、夜も見ちゃうんですよね。
森下 すごいなぁ、そのサイクル。
あやや で、今回の『刑事110キロ』なんですけど、
これ、キワモノっぽいかと思いきや、
意外にきちんとした刑事ドラマなんですね。
森下 そうそう。
あやや ちょっと見てみたいと思います。
森下 とりあえず、1話、見るよね。
あやや はい、ちょっと気になります。
── どっちかといえばコメディなんですよね?
森下 全体のノリとしてはコメディじゃないですかね。
荒井 でも、こっちの記事には
「ミステリー」っていう表記もありますよ。
あやや だから、どっちに軸足を置くにせよ、
石ちゃんがどれくらい演技ができるかに
かかってますよね。
森下 あ、でもね、石ちゃんって、芝居うまいですよ。
あやや そうなんだ。じゃ、たのしみですね。
森下 だから、演技については
けっこう安心してるんですけど、
わたしとしては、ふつうの刑事ドラマに
なってほしくないなぁと思ってるんですよ。
あやや ああ、なるほど、なるほど。
森下 勝手ながら、
『デカワンコ』的なものを期待してるんですけど。
荒井 あ、そういえば石塚さんって
『デカワンコ』に出てましたよね。
森下 出てました、出てました。
なんか、『デカワンコ』くらい、
異色な刑事ものになってくれたら
うれしいんですけどねー。
あやや それって、どうなるといいんですかね。
森下 いや、わかんないですけど。
でも、とりあえず『刑事110キロ』なんだから、
ただ太ってるだけだったらいやだなー。
もう、体重とか体型をフル活用しながら
事件を解決したりしてほしい!
あやや わー、むずかしそうだけど、おもしろそう。
とりあえず、最初は見ちゃうな、これ。
荒井 あの、すいません、なんか、同僚の刑事に
浅見光彦(:中村俊介)がいるんですけど(笑)。
森下 あははははは。
あやや あ、ほんとだ(笑)。
荒井 実際の役名は違いますけど、
印象的には、どう見ても浅見光彦(笑)。
森下 実際は、こっちが
事件を解決するんじゃない(笑)?
荒井 石ちゃんがどたばた笑わせるけど、
けっきょくは、浅見光彦が解決(笑)。
そっちのほうがおかしいかもしれない。
あやや よく見ると、ほかの脇役のみなさんも
安心できる顔ぶれですね。
高畑淳子さん、星野真里さん‥‥。
森下 あ、竹下景子さんも。
盤石というか、まったく心配感のないキャスティング。
あやや ね。安定ですね、これはね。
荒井 だから、高視聴率じゃないにしても、
10何パーとかで、テレ朝らしく。
あやや そうそうそう。
うちの親とか、ちゃんと毎週見そう。
放課後グルーヴ TBS系●月曜日深夜0時28分
── もう1本、行きましょうか。
あやや じゃ、『放課後グルーヴ』をさらっと。
これ、私が挙げたんですけど、
ま、そんなに話題にはなってないと思うんです。
荒井 たしかに、ちょっと、わかんないんですねこれ。
あやや どこに注目しているかっていうと、
脚本・演出の、飯塚健さんです。
森下 ああ、飯塚健さんなんですね、これ。
荒井 ほかになにをやった方ですか?
あやや 『荒川アンダー ザ ブリッジ』です。
荒井 あぁ、TBSで夜中にやってたあれですね。
あやや そうです、そうです、
私、あの『荒川アンダーザブリッジ』見て、
もう、すごくびっくりしたんです。
それで飯塚さんの名前を知ったんですけど、
なんというか、「間」がすごいなぁ、と思って。
脚本だけじゃなく、演出なのか、編集なのか、
仕上がりがすごく好みだったんです。
森下 ああ、そうなんだー。
あやや あと、びっくりしたのが、原作への理解度で、
なんていうか、あの話って、
河童が出てきて、星の人が出てきて、
もう、いろんな要素があるんですけど、
それを見事にこう、ドラマにしていて、
「すごい人だなぁ」と思ったんです。
で、この『放課後グルーヴ』は
その飯塚健さんの名前が脚本と演出を
担当されているようなので、
個人的に、かなりたのしみにしています。
森下 これ、プロデューサーの方を知ってるんですけど、
もともと映画の方で、
ドラマはたぶんはじめてだと思うんですね。
だから、たぶん、いろいろと
冒険的なことをするんじゃないかなぁと
予想しているんですけど。
荒井 なるほど。
ちょっと気になりますね、『放課後グルーヴ』。
主演の高梨臨さんって、
前クール、なにかに出てましたよね。
あやや 『カラマーゾフの兄弟』。
荒井 あ、そうだそうだ。
あやや 最近、いい感じで出てますよね。
── 内容的には?
あやや 中学校が舞台なんですよ。
なんか、ダンスが必須授業になったらしくて、
苦手なダンスを教えなきゃいけない先生と
生徒の交流を描く、っていう。
森下 そうそう、ダンスが必修科目になったんだよね。
荒井 それは、ほんとうに?
── ほんとになったそうです。中学の必須科目。
荒井 へぇーー。
あやや ちょっとその設定はいいですよね。
ダンスに燃える生徒と先生。
森下 ちょっと気になるのは、ダンスもののドラマって
あんまり成功例がないような‥‥。
あやや あ、そうかも。
『フラガール』とか『Shall we Dance?』とか
映画になっちゃうといいのかもしれない。
森下 『フラッシュダンス』とかね!
荒井 『フラッシュダンス』!
── アイリーン・キャラ!
『ホワット・ア・フィーリング』!
あやや きゃーー。「What a Feelin'♪」
森下 あやや、そのへん、知らない年代でしょう?
── この人、そのへんの辻褄、合わない人なんですよ。
あやや 「What a Feelin'♪」
ご縁ハンター NHK●土曜日午後9時
── さて、最初にピックアップしたドラマは
だいたいこれでチェックしましたかね。
あやや あと、森下さんが挙げた『ご縁ハンター』がありますね。
── あ、それを行っておきましょう。
ただ、いま調べてみたら、全3回なんですね。
なので、今クールの連ドラとはちょっとくくりが違うかなと。
森下 そうそう、短いんですよね。
あやや あ、それで、雑誌によっては載ってないんですね。
でも、ちょっと触っておきましょう。
森下 じゃ、さらっと。
いや、このドラマ自体というよりも、
「婚活」というものがいま切実だなと思って。
友だちの話とかを聞くと、なかなか厳しい。
あやや そのお友だちって、おいくつくらいですか?
森下 まぁ、40前後ですよね。
こう、きれいごとでは済まないというか、
いろいろと複雑に揺れ動く思いがあるというか、
それこそ、いま、ドラマでリアルに
描きがいがあるのかもしれないなと。
あやや ああ、なるほど。
でも、観月ありささんが婚活に来たら、
びっくりしますけどね。
森下 いや、でも、観月ありささんって、
意外に婚活しそうじゃない?
あやや あー(笑)。
森下 ほら、あんまりスキャンダルもないし。
美人でかっこいいけど、男っ気がなさそうというか。
あやや あああ、わかります。
なんというか、失礼ながら、
きれいなわりにモテなさそうな‥‥。
あの、これ、完全に「もしも」の話ですけど、
荒井先生、もしも、観月ありささんと、
さきほど話題になった木村文乃さんと、
もしも、どちらかとおつき合いできるとしたら、
どちらを選ばれますか?
荒井 夢のような状況ですね(笑)。
観月さんだけならもちろん喜んでOKですけど、
二人から選べ、ということなら
木村文乃さん、って
条件反射的に言っちゃうかも。
── おお(笑)。
森下 やっぱり(笑)。
あやや そうなんですねー(笑)。はーー。
森下 だから、美人なだけでは、厳しいわけですよ。
まぁ、それは、逆側から見ても同じわけで。
話を聞いてみると、ほんとうに市場価値っていうか、
身長、性格、あと、学歴とか、当然年収とか、
ものすごく細かいところまで条件があって、
絞り込んでいく、みたいなことらしいんですよ。
あやや はーー。
森下 だから、結婚相手を探すというのは、
きれいごとでは済まないんだなと思いながらっていたら、
NHKにこのドラマのポスターが貼ってあって、
「婚活は、痛い。ひとりは、もっと痛い。」
って書いてあったの。
で、それがけっこう響いてしまって。
いや、私、結婚してるんだけど(笑)、
なんかこう、すごくわかるなぁ、と思って。
荒井 それはあれですね、やっぱり老後にひとりきり、
みたいな画が浮かんじゃうんじゃないですか?
── あぁ、なるほどね。
あやや シリアスですね。
森下 だから、ちょっとね、これはね、
真面目な意味で観たいなぁと思っているんです。
── わかりました。
じゃ、これで、残りのドラマをチェックして、
オススメを決めていきましょう。
あやや はーーーい。

(次回、最終回です。3人のオススメは?)
 2013-04-29-MON
 
まえへ
このコンテンツのトップへ
つぎへ


 

ツイートする
感想をおくる
「ほぼ日」ホームへ
(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN