森下 | わぁ。 |
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あやや | なんですか。 |
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森下 | これ、最初に誰も ピックアップしなかったんだけど、 この主演のふたりの男前っぷりがすごいね。 |
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荒井 | あーー、これは、すごい。 |
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森下 | 『ダブルス〜二人の刑事』。 |
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あやや | この、記事につかわれてる写真がすごい。 |
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── | ええと、すいません、文字だけで説明しますと、 伊藤英明さんは、袖無しTシャツから 立派な両腕をむきだしにしながら、 岩場で携帯電話を耳にあてている。 口もとにうっすらとヒゲ。 一方、坂口憲二さんは、上半身裸で ふぁさーっと向かい風にあおられている。 口もとにうっすらとヒゲ。 |
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森下 | これ、もう完全に、その‥‥サービスドラマだよね。 |
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あやや | そうでしょ? |
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── | なんか、顔似てきてますね、この二人。 |
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あやや | 腕と胸板を、おしげもなく。 |
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荒井 | すごいなー(笑)。 |
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森下 | どうなの? |
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あやや | 私、でも、『ダブルス』、絶対見ます。 |
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森下 | あ、そうなんだ? |
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あやや | なぜなら、男性のね、そのなんかね、 胸板、やっぱりたまらんですよ。 |
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── | 「たまらんですよ」って。 |
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森下 | 胸板見るために見るの? |
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あやや | うん、見ますよ。胸板を見るために。 |
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荒井 | うん。そういう動機でドラマを見るのも ふつうにありだと思いますよ。 |
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── | 好きな俳優さんが出るから見る、 っていうのの、肉体版っていうか。 |
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あやや | うん。肉体美、肉体美。 |
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荒井 | あ、夏菜さんが出るんですね。 朝ドラが終わったと思ったら、まったく休みなく。 |
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あやや | なんか、朝ドラの『純と愛』が ものすごく波瀾万丈のドラマだったから、 いっそう「休んでない」っていう感じがしますね。 |
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森下 | なんか、この『ダブルス』って、 主要キャストの人たちがみんな日焼けしてるっていうか、 浅黒いタイプの人たちが多いですね。 |
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あやや | ほんとだ(笑)。 内田有紀さんとか、夏菜さんとかも、 ちょっと浅黒系だし。 |
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森下 | なんか、話してたら、見たくなってきた。 |
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あやや | でも、伊藤英明さんと、坂口憲二さんって、 「イケメン若手俳優」みたいにとらえてましたけど、 いつの間にか、テレ朝の刑事ものに主演して 違和感のない俳優さんになられてたんですねぇ。 |
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荒井 | もう、年齢的にも、そういう域でしょう。 |
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森下 | これ、脚本が尾崎将也さんなんですね。 |
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荒井 | あ、ほんとだ。 |
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あやや | へーー、そうなんだ。 |
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── | なにを書かれた方? |
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森下 | 『梅ちゃん先生』とか。 |
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荒井 | 『結婚できない男』とか。 |
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あやや | 尾崎さんだったら、おもしろいかも。 あ、よかった、よかった。 |
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── | つまり、胸板が見られるだけでなく、 ドラマもおもしろいなんてうれしい、と。 |
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あやや | そうです! やったー。 胸板だけじゃなく、ドラマもおもしろそう! |
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── | はい、つぎのドラマ、行きましょうー。 |
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あやや | じゃあ、『雲の階段』行きましょう。 これは、いわゆる医療モノですかね。 |
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荒井 | 「無資格の医師をめぐる運命と愛」らしいです。 |
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森下 | 無資格のお医者さんの話って、 ちょっと前にもありましたよね。 |
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荒井 | ああ、ありましたね。 |
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あやや | けっこうあるような気がしますね。 なんでみんな、 お医者さんを無資格にしたがるんだろう。 しかも、無資格なのに、だいたい凄腕なんですよね。 |
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森下 | うーーん‥‥まぁ、ねぇ、 無資格のうえに下手くそっていう医者の話は ちょっと考えにくいもんねぇ。 |
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── | たいへん迷惑ですね、そういう医者は。 |
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森下 | ま、無資格だと、そこにドラマが生まれますからね。 無資格だとバレる、っていうだけ山場になるから。 |
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あやや | あぁ、なるほどね。 |
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── | あとは、ほら、みんな 『ブラック・ジャック』が好きだから。 |
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森下 | あー、それも大きいでしょうね。 |
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── | 医者のヒューマンドラマっていうと、 もう、無条件で『ブラック・ジャック』が 出てきちゃうんですよ。 で、ついつい設定を無資格にしたくなっちゃう。 |
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荒井 | え? ブラック・ジャックって、無資格? |
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森下 | そうですよー! |
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── | 荒井先生、知らなかったんですか! |
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あやや | うっそ! |
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荒井 | ‥‥‥‥‥‥知ってましたよ。 |
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あやや | うそだ(笑)! |
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森下 | 目が泳いでる(笑)! |
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── | 荒井先生、漫画家なのに、 『ブラック・ジャック』を ちゃんと把握してないなんて‥‥。 |
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荒井 | ‥‥‥‥‥‥アッチョンブリケ。 |
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── | ごまかさない。 |
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荒井 | それはそうと、 これ、原作が渡辺淳一さんなんですね。 |
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あやや | え? あの『失楽園』の? |
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森下 | そうそうそう。 |
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あやや | 渡辺淳一さんということは、エロいの? エロいのですか? |
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森下 | やっぱり期待しちゃうよね。 |
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荒井 | どうなんですかね。 |
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あやや | ま、出演者の顔ぶれを見渡してみると、 やっぱり、たとえば、こう、稲森さんと濡れ場的な。 |
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森下 | ねぇ、どうせ無資格でやるんだったらね、 その辺の資格もぶっとばして、 エロいことやってほしいですよね。 |
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あやや | そうそう、無資格なんだから、 もう、エロエロで! |
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── | なにを言ってるんだ、なにを。 |
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あやや | あの、すいません、「エロエロで!」とか 言った直後にナンですけど、 ちょっと、いいですか? |
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── | はい、どうぞ。 |
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あやや | 前にも言いましたけど、 私ね、もう、本当に「旅の途中」なんですよ、 この木村文乃さん。 |
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荒井 | あぁ、言ってましたね。 |
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── | 解説します。 「旅の途中」というのは、 この「連ドラチェック」における専門用語で、 「ある役者さんのことを 好きになろうと思って努力するものの、 いまひとつ魅力がつかめない様子」を指します。 |
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森下 | 木村文乃さんねぇ‥‥。 |
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あやや | 私、完璧な「旅の途中」ですよ。 もう、いまね、「途中下車」ですよ。 |
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森下 | えっ、降りちゃったの(笑)? |
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あやや | もう降りかけてますよ。どうしたらいいですか。 |
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荒井 | いや、だから、前にも言いましたけど、 ふつうに、いいですよ、木村さん。 |
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あやや | あああ、そうですか。 |
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森下 | 木村さんのよさはね、いってみれば「昭和」。 |
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あやや | あ、「昭和」かぁ。 |
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森下 | それからねぇ、木村文乃さんの 「ふくらはぎ」は、すばらしいですよ。 すごい「昭和」なふくらはぎ。 |
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あやや | うーーん、そうか‥‥。 |
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── | 逆に、あやちゃんからすると、 木村文乃さんの、どのへんが「旅の途中」? |
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あやや | いや、ぜんぜん悪いところとかないんですけど、 その、なんていうかな、あえていえば、 テレビで見なくてもいいんじゃないか、みたいな。 |
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森下 | あー、こう、テレビっぽい「華」というか、 ギラギラしてない、みたいな。 |
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あやや | そうなんですよ、そうなんですよ。 |
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荒井 | そこがいいんだと思うけどなぁ。 まぁ、そのへんは、男女で見方も違うでしょうね。 男はけっこう好きな人多いと思いますよ。 |
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森下 | あとね、木村さんって、いい子っていうか、 すごくスタッフを和ませる人なんですって。 なんか、撮影現場での評判がすごくいいらしいです。 |
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あやや | あ、そうなんですか。 それは、「旅行中」の私にとっては ちょっといい情報です。 じゃあ、そういう目で見てみようかな。 |
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森下 | でもさ、この紹介記事に、何気なく 「医療ラブサスペンス」って書いてあるけど、 何気に、複雑なジャンルだよね、それ。 |
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あやや | 「医療ラブサスペンス」? |
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荒井 | 「ラブ」なのか、「サスペンス」なのか。 そかもそこに「医療」がついてる(笑)。 |
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あやや | すごいですねぇ。 「ラブ」で「サスペンス」で、 しかも、これ、明らかに三角関係っぽい。 |
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森下 | あー、そうですね。 長谷川博己さんと稲森いずみさんと木村文乃さん。 |
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あやや | だって、この雑誌の人物関係相関図、 長谷川さんからの「好意」の赤い矢印が、 稲森さんと木村さんの両方に向かってますよ! |
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荒井 | 両方に好意を持ってるんですよ。 そのへんが、渡辺淳一さんの持ち味です。 |
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あやや | じゃ、「エロ」がある? |
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森下 | あるかもよ? |
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── | じゃ、「医療エロラブサスペンス」。 |
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あやや | いやーーー、「エロ」が入ると、 すごくいかがわしいジャンルに! |
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森下 | でもさ、さっきの話に戻るけど、 昔だったら、こういう三角関係の真ん中には、 もっとソース顔のイケメンがいたと思うんですよ。 |
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あやや | あーー、たしかに、たしかに! そこにいま、長谷川博己さんとか 綾野剛さんがいるんですね。 |
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荒井 | たしかに、和顔で、さっぱりした顔が ドラマの中心にいますね。 ほかのドラマもそういう傾向にあるような。 |
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あやや | あ! それって、『ガリレオ』のときに言った 福山雅治さんが「濃すぎなくていい」 っていう話につながるじゃないですか。 |
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森下 | そうだ、そうだ。 |
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── | もっというと、『あまちゃん』のクドカン節が 古いファンにはちょっと薄味だけど、 一般の人にはそれがちょうどいい、という話も。 |
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一同 | あーーーー。 |
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あやや | なんか、そういう時期なんですね、いま。 |
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森下 | そうかもしれないですねぇ。 |
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荒井 | いや、じつにおもしろい。 ‥‥‥‥あ、マネじゃなくて。 |
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あやや | 似てない。 |
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森下 | 似てない。 |
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── | 似てないですね。 |
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荒井 | だから! マネじゃなくて! |
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── | 残りわずかになってきましたね。 『刑事110キロ』、どうでしょう。 |
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あやや | あ、またテレ朝の刑事ものですね。 |
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荒井 | なんか今クール、テレ朝の新しいドラマ、 ぜんぶ刑事ものって話ですよ。 |
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あやや | うわ、ほんとですか。 |
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── | そうなんだ(笑)。 |
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荒井 | ま、『お天気お姉さん』なんかも 刑事が出てくるミステリーなので 刑事ものに含めて、っていう話ですけど。 まぁ、そのあたりのテレ朝の徹底ぶりが 高い数字になって現れてるんでしょうけどね。 |
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森下 | ああ、そうでしょうね。 |
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あやや | 偏っているというより、割り切ってますよね。 |
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荒井 | だって、昼間から、『相棒』ばっかり やってたりしますからね。 |
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あやや | やってる、やってる。しかも『相棒』、 昼間なのに、15パーセントとか行ってたり。 |
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荒井 | そうそうそう(笑)、再放送なのに。 |
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── | へぇーー。 |
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あやや | しかも、昔の『相棒』って安定しておもしろいから、 それを見て、夜も見ちゃうんですよね。 |
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森下 | すごいなぁ、そのサイクル。 |
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あやや | で、今回の『刑事110キロ』なんですけど、 これ、キワモノっぽいかと思いきや、 意外にきちんとした刑事ドラマなんですね。 |
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森下 | そうそう。 |
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あやや | ちょっと見てみたいと思います。 |
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森下 | とりあえず、1話、見るよね。 |
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あやや | はい、ちょっと気になります。 |
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── | どっちかといえばコメディなんですよね? |
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森下 | 全体のノリとしてはコメディじゃないですかね。 |
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荒井 | でも、こっちの記事には 「ミステリー」っていう表記もありますよ。 |
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あやや | だから、どっちに軸足を置くにせよ、 石ちゃんがどれくらい演技ができるかに かかってますよね。 |
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森下 | あ、でもね、石ちゃんって、芝居うまいですよ。 |
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あやや | そうなんだ。じゃ、たのしみですね。 |
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森下 | だから、演技については けっこう安心してるんですけど、 わたしとしては、ふつうの刑事ドラマに なってほしくないなぁと思ってるんですよ。 |
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あやや | ああ、なるほど、なるほど。 |
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森下 | 勝手ながら、 『デカワンコ』的なものを期待してるんですけど。 |
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荒井 | あ、そういえば石塚さんって 『デカワンコ』に出てましたよね。 |
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森下 | 出てました、出てました。 なんか、『デカワンコ』くらい、 異色な刑事ものになってくれたら うれしいんですけどねー。 |
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あやや | それって、どうなるといいんですかね。 |
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森下 | いや、わかんないですけど。 でも、とりあえず『刑事110キロ』なんだから、 ただ太ってるだけだったらいやだなー。 もう、体重とか体型をフル活用しながら 事件を解決したりしてほしい! |
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あやや | わー、むずかしそうだけど、おもしろそう。 とりあえず、最初は見ちゃうな、これ。 |
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荒井 | あの、すいません、なんか、同僚の刑事に 浅見光彦(:中村俊介)がいるんですけど(笑)。 |
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森下 | あははははは。 |
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あやや | あ、ほんとだ(笑)。 |
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荒井 | 実際の役名は違いますけど、 印象的には、どう見ても浅見光彦(笑)。 |
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森下 | 実際は、こっちが 事件を解決するんじゃない(笑)? |
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荒井 | 石ちゃんがどたばた笑わせるけど、 けっきょくは、浅見光彦が解決(笑)。 そっちのほうがおかしいかもしれない。 |
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あやや | よく見ると、ほかの脇役のみなさんも 安心できる顔ぶれですね。 高畑淳子さん、星野真里さん‥‥。 |
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森下 | あ、竹下景子さんも。 盤石というか、まったく心配感のないキャスティング。 |
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あやや | ね。安定ですね、これはね。 |
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荒井 | だから、高視聴率じゃないにしても、 10何パーとかで、テレ朝らしく。 |
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あやや | そうそうそう。 うちの親とか、ちゃんと毎週見そう。 |
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── | もう1本、行きましょうか。 |
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あやや | じゃ、『放課後グルーヴ』をさらっと。 これ、私が挙げたんですけど、 ま、そんなに話題にはなってないと思うんです。 |
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荒井 | たしかに、ちょっと、わかんないんですねこれ。 |
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あやや | どこに注目しているかっていうと、 脚本・演出の、飯塚健さんです。 |
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森下 | ああ、飯塚健さんなんですね、これ。 |
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荒井 | ほかになにをやった方ですか? |
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あやや | 『荒川アンダー ザ ブリッジ』です。 |
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荒井 | あぁ、TBSで夜中にやってたあれですね。 |
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あやや | そうです、そうです、 私、あの『荒川アンダーザブリッジ』見て、 もう、すごくびっくりしたんです。 それで飯塚さんの名前を知ったんですけど、 なんというか、「間」がすごいなぁ、と思って。 脚本だけじゃなく、演出なのか、編集なのか、 仕上がりがすごく好みだったんです。 |
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森下 | ああ、そうなんだー。 |
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あやや | あと、びっくりしたのが、原作への理解度で、 なんていうか、あの話って、 河童が出てきて、星の人が出てきて、 もう、いろんな要素があるんですけど、 それを見事にこう、ドラマにしていて、 「すごい人だなぁ」と思ったんです。 で、この『放課後グルーヴ』は その飯塚健さんの名前が脚本と演出を 担当されているようなので、 個人的に、かなりたのしみにしています。 |
||||
森下 | これ、プロデューサーの方を知ってるんですけど、 もともと映画の方で、 ドラマはたぶんはじめてだと思うんですね。 だから、たぶん、いろいろと 冒険的なことをするんじゃないかなぁと 予想しているんですけど。 |
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荒井 | なるほど。 ちょっと気になりますね、『放課後グルーヴ』。 主演の高梨臨さんって、 前クール、なにかに出てましたよね。 |
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あやや | 『カラマーゾフの兄弟』。 |
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荒井 | あ、そうだそうだ。 |
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あやや | 最近、いい感じで出てますよね。 |
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── | 内容的には? |
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あやや | 中学校が舞台なんですよ。 なんか、ダンスが必須授業になったらしくて、 苦手なダンスを教えなきゃいけない先生と 生徒の交流を描く、っていう。 |
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森下 | そうそう、ダンスが必修科目になったんだよね。 |
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荒井 | それは、ほんとうに? |
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── | ほんとになったそうです。中学の必須科目。 |
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荒井 | へぇーー。 |
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あやや | ちょっとその設定はいいですよね。 ダンスに燃える生徒と先生。 |
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森下 | ちょっと気になるのは、ダンスもののドラマって あんまり成功例がないような‥‥。 |
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あやや | あ、そうかも。 『フラガール』とか『Shall we Dance?』とか 映画になっちゃうといいのかもしれない。 |
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森下 | 『フラッシュダンス』とかね! |
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荒井 | 『フラッシュダンス』! |
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── | アイリーン・キャラ! 『ホワット・ア・フィーリング』! |
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あやや | きゃーー。「What a Feelin'♪」 |
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森下 | あやや、そのへん、知らない年代でしょう? |
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── | この人、そのへんの辻褄、合わない人なんですよ。 |
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あやや | 「What a Feelin'♪」 |
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|||||
── | さて、最初にピックアップしたドラマは だいたいこれでチェックしましたかね。 |
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あやや | あと、森下さんが挙げた『ご縁ハンター』がありますね。 |
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── | あ、それを行っておきましょう。 ただ、いま調べてみたら、全3回なんですね。 なので、今クールの連ドラとはちょっとくくりが違うかなと。 |
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森下 | そうそう、短いんですよね。 |
||||
あやや | あ、それで、雑誌によっては載ってないんですね。 でも、ちょっと触っておきましょう。 |
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森下 | じゃ、さらっと。 いや、このドラマ自体というよりも、 「婚活」というものがいま切実だなと思って。 友だちの話とかを聞くと、なかなか厳しい。 |
||||
あやや | そのお友だちって、おいくつくらいですか? |
||||
森下 | まぁ、40前後ですよね。 こう、きれいごとでは済まないというか、 いろいろと複雑に揺れ動く思いがあるというか、 それこそ、いま、ドラマでリアルに 描きがいがあるのかもしれないなと。 |
||||
あやや | ああ、なるほど。 でも、観月ありささんが婚活に来たら、 びっくりしますけどね。 |
||||
森下 | いや、でも、観月ありささんって、 意外に婚活しそうじゃない? |
||||
あやや | あー(笑)。 |
||||
森下 | ほら、あんまりスキャンダルもないし。 美人でかっこいいけど、男っ気がなさそうというか。 |
||||
あやや | あああ、わかります。 なんというか、失礼ながら、 きれいなわりにモテなさそうな‥‥。 あの、これ、完全に「もしも」の話ですけど、 荒井先生、もしも、観月ありささんと、 さきほど話題になった木村文乃さんと、 もしも、どちらかとおつき合いできるとしたら、 どちらを選ばれますか? |
||||
荒井 | 夢のような状況ですね(笑)。 観月さんだけならもちろん喜んでOKですけど、 二人から選べ、ということなら 木村文乃さん、って 条件反射的に言っちゃうかも。 |
||||
── | おお(笑)。 |
||||
森下 | やっぱり(笑)。 |
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あやや | そうなんですねー(笑)。はーー。 |
||||
森下 | だから、美人なだけでは、厳しいわけですよ。 まぁ、それは、逆側から見ても同じわけで。 話を聞いてみると、ほんとうに市場価値っていうか、 身長、性格、あと、学歴とか、当然年収とか、 ものすごく細かいところまで条件があって、 絞り込んでいく、みたいなことらしいんですよ。 |
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あやや | はーー。 |
||||
森下 | だから、結婚相手を探すというのは、 きれいごとでは済まないんだなと思いながらっていたら、 NHKにこのドラマのポスターが貼ってあって、 「婚活は、痛い。ひとりは、もっと痛い。」 って書いてあったの。 で、それがけっこう響いてしまって。 いや、私、結婚してるんだけど(笑)、 なんかこう、すごくわかるなぁ、と思って。 |
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荒井 | それはあれですね、やっぱり老後にひとりきり、 みたいな画が浮かんじゃうんじゃないですか? |
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── | あぁ、なるほどね。 |
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あやや | シリアスですね。 |
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森下 | だから、ちょっとね、これはね、 真面目な意味で観たいなぁと思っているんです。 |
||||
── | わかりました。 じゃ、これで、残りのドラマをチェックして、 オススメを決めていきましょう。 |
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あやや | はーーーい。 (次回、最終回です。3人のオススメは?) |