ほぼ日テレビガイドシリーズ

秋の連ドラチェック2017

あややとふたりのプロフェッショナル
第5回
日曜劇場は、今季も鉄板!
『トットチャン!』に期待の新星が!
そして、3人のおすすめの1本は?

陸王

TBS●日曜21時


あやや
残りが少なくなってきました。
『陸王』、行ってみましょう。
荒井
これは『半沢直樹』のチームですね。
脚本が八津弘幸さん。
森下
演出が福澤克雄さん。
あやや
そうですね、おふたりとも
『半沢直樹』だけでなく、
『ルーズヴェルト・ゲーム』、
『下町ロケット』と、
TBSの日曜劇場を手がけてきた方です。
森下
これは、まちがいない感じですよね。
荒井
原作も『半沢直樹』の池井戸潤さんなんですね。
あやや
で、主演が役所広司さん。
これはもう、観ましょう。
森下
うん。
荒井
はい。
──
あらら。
荒井
お話としてはどういう感じですか。
──
ええと、創業100年の老舗足袋業者の
四代目社長である役所広司さんが、
需要が減ってきた足袋業界に危機感を覚え、
銀行担当者とのやり取りを通じて、
ランニングシューズという新規事業に参入。
零細企業が乏しい資金をやりくりして
世界的なスポーツブランドと競争していく。
あやや
これはさぁ、もうさぁ、まちがいないよ。
荒井
鉄板ですね。
枠もTBS、日曜の9時。
森下
日曜の夜に、これを観て、
「明日から会社がんばろう!」
って気持ちになる枠ですね。
あやや
『下町ロケット』、よかったねー。
『ルーズヴェルト・ゲーム』もよかったねー。
『陸王』もいいですよ、きっと。
荒井
キャストも、手堅いです。
あやや
役所広司さん、阿川佐和子さん、
寺尾聰さん、檀ふみさんっていう、
渋いところを抑えつつ、
竹内涼真くんでしょ、山崎賢人くんでしょ。
もう、ありがとうございまぁーす!
森下
竹内涼真くん、スタイルいいなぁ。
あやや
スポーツ万能な感じですよね。
荒井
隙のない顔ぶれですねー。
──
ピエール瀧さんとか
小籔千豊さんも出ますね。
あやや
ライバル会社の大手企業の幹部が、
ピエール瀧さんと小藪さんなんだ!
いやーー! 絶対、いいイヤな演技しそう!
──
「いいイヤな演技」(笑)。
あやや
キャストよし! スタッフよし! 
原作よし! 枠よし!
もう、万全じゃないですか。
荒井
いや、ただひとつ、
惜しむらくは‥‥
ヤング女子がいないじゃん!
森下
‥‥それですねー。
あやや
‥‥それですねー。
荒井
え、ほんとに、ひとりもいないんですけど、
これ、放送がはじまったら
ひとりくらいは出ますよね?
ほんとにこのままなんですか?
あやや
阿川佐和子さん、かなりかわいい人ですよ?
荒井
いや、かわいい人ですけど、
かわいいの意味がちょっと違うでしょう。
え? ほんとにいないんですか?
森下
ははははは、ほんとに戸惑ってますね。
あやや
でも、荒井先生には申し訳ないんですけど、
そういう割り切ったドラマって、
おもしろかったりしますからねー。
『官僚たちの夏』ってあったじゃないですか。
ほんとに女子が出ない話。
荒井
ああー、ありましたね。
あやや
私、めちゃくちゃハマっちゃって。
だからこれも、これはこれでよくて、
最終的に女子いらなかったじゃん、
っていうことだってあり得ますよ。
森下
あと、キムラ緑子さん、出ますよ?
荒井
ええと、いい役者さんですけど、はい。
あやや
一方、若手男子はけっこう出るんですよね。
竹内涼真くん、山崎賢人くんに加えて
風間俊介くんも出るのがうれしい。
荒井
『純と愛』の人ですね。
あやや
なんか色気ありますよね、彼。
森下
あと、陸上の話ですからね、
きっと若い陸上部員たちもたくさん出るでしょう。
あ、和田正人くんに出てほしかったなぁ。
あやや
あ、彼は、元駅伝選手なんですよね。
森下
そうそう。
(※和田正人さん、出演されるそうです!)
あやや
いやー、いいじゃないですか。
しかもね? それに加えてね?
役所広司さんがずっと出てるわけですよ!
役所広司さん、出ずっぱりなわけですよ!
──
主役だからね。
あやや
こりゃ、おもしろいですよ。
たぶん、このドラマ、私の予想によると‥‥
二部構成で来ますよ、きっと。
──
二部構成?
あやや
5話とか6話ぐらいで、
一回、めでたしめでたしになって!
森下
最終章とかはじまる。
あやや
そうそうそう!
で、新たな悪役とかが登場!
いやー、ほんと、死角なし!
荒井
まぁ、ひとつ、ありますけどね、死角が。
あやや
それはそれ。
森下
それはそれ。
荒井
あと、この『陸王』っていうタイトルも
ちょっと気になりますね。
『民王』が人気だったから、
続編っぽくしたのかな?
あやや
あ、そうじゃなくて、
『民王』も原作が池井戸潤さんなんですよ。
荒井
えっ、そっか、そうでしたっけ!
森下
そうそう。
だから、池井戸さんの中で、
「王」シリーズみたいに
なってるのかもしれませんよ。
あやや
『民王』は政治が舞台で
親子が入れ替わっちゃうというお話だから、
つながりはなさそうですけどね。
──
いま、調べてみたら、
「王」がつくのはこの2本だけみたいですね。
『民王』が2010年で、『陸王』が2016年。
荒井
『陸王』はけっこう最近の作品なんですね。
──
しかし、こうして、
池井戸さんの作品のリストを見てみると、
ほとんどドラマになってるんですね。
あやや
そうですよ。
とくに『半沢直樹』が当たってからは、
作品の映像化が早すぎて、
池井戸さん、かなりお忙しい状況だと思いますよ。
荒井
もう原作待ちの状態なんでしょうね。
森下
そうだと思いますよ。
あやや
最近だと、WOWOWで
『アキラとあきら』がありましたね。
荒井
「次の作品はうちで!」みたいな感じで、
並んで待ってるような。
──
そうだろうなぁ。
あやや
完全にそういう状態みたいですよ。
池井戸作品への需要が多すぎて、
供給が追いついてないんですよ、いま。
池井戸さん、がんばって書いたほうがいい。
──
言われなくてもがんばってるよ(笑)!
あやや
そ、そりゃそうですね。
──
池井戸さんにアドバイス送ってどうする。
森下
あははははは。
荒井
しかし、この池井戸さんの作品リスト、
ちょっとすごいですよ。
2004年に漢字四文字のタイトルが
3作品出版されているんですけど、
『最終退行』が2月、
『株価暴落』が3月、
『金融探偵』が6月に出てます。
森下
うわっ、すごーーい。
あやや
が、がんばってる。
──
めちゃめちゃがんばってるよ。
荒井
しかもその3作品、
小学館、文藝、徳間、って、
ぜんぶ違うところから出版してます。
あやや
うわーー。
──
めちゃめちゃがんばってるよ。
森下
ドラマ化されるときも
いろんなテレビ局で放送されてますね。
WOWOW、フジ、NHK、TBS、日テレ、テレ朝、
いやー、これは、すごい。
──
そんな池井戸さんに
「いまがんばったほうがいい」って
アドバイスしたやつがいるらしいぞ。
あやや
池井戸潤さんは、
めちゃめちゃがんばってます!
荒井
池井戸潤さんって、たしか、
北川悦吏子さんと同郷で
同時期に同じ学校にいたんですよね。
あやや
えっ!
森下
そうなの?!
荒井
たしか、同じ高校で、北川さんが高3のときに
池井戸さんが高1だったのかな。
──
ちょっと調べてみます‥‥
あっ、岐阜県立加茂高等学校!
同じ高校に、北川悦吏子さんと
池井戸潤さんがいらっしゃったそうです!
あやや
そのふたりが
同じ時期に同じ高校にいたって、すごいよ。
森下
すごいね。
あやや
あ、そういえば、
丸川珠代さんと森下佳子さんも。
森下
うん、同級生だよ。
いまでも年に1回ぐらい、同窓会で会ってる。
荒井
えー、ほんとですか!
あやや
すごいですよねー、そこも。
私の学年にも誰かいないかなー。
──
すっかり話がドラマから離れました。
あやや
まぁ、これは、きっとおもしろいですよ。
森下
そうですね。
荒井
鉄板です。
あとは現時点でキャストに名前がないですが、
ぜひヤングな女子を。
あやや
きっと陸上部には女の人がいますよ。
森下
それに、女の子並に
かわいい山崎賢人くんいるし。
荒井
それ、ヤング女子じゃないし。
森下
だって、めっちゃかわいくないですか。
荒井
それは女性目線で男の子を見た
「かわいい」でしょ。
森下
かわいいんだけどなー、山崎賢人くん。
──
ハイ、つぎ、行きましょう。

トットちゃん!

テレビ朝日●平日12時30分


あやや
最後の1本、『トットちゃん!』です。
森下
黒柳徹子さんのドラマですね。
あやや
これもおもしろいんじゃないですか。
そして、主演の清野菜名ちゃん!
私、このあいだ、この子、舞台で観て、
ほんとうに感心しました。
劇団☆新感線の『髑髏城の七人』。
──
あ、オレも観た観た。「花」ね。
この子、すごかったー。
あやや
身体能力すごいですよね。
体育会系で、しかもかわいい。
──
声もすごかった。
なにしろ人を惹きつける。
森下
そうなんだ。
あやや
飛び蹴りとか、躍動感すごかったよね。
この永田さんが
「あの子は誰?」って聞いたもんね。
森下
永田さんが聞くってことは、そうとうすごいね。
野球選手のお嫁さんにいいな、
って同時に思うみたいな(笑)。
──
ああ、いいですね!
アスリートのお嫁さんに、ぜひ。
あやや
黒柳さんそっくりになってるみたいですね。
森下
玉ねぎヘアで?
あやや
こういう感じです。
(公式ページを見せる)
美人です。
森下
かわいい!
荒井
うん。かわいいです。
あやや
清野菜名ちゃん、もともと人気が
出てきてたところでしたけど、
これで一気にスターダムですかね。
──
テレビのドラマでは主演ははじめて?
あやや
はじめてですね。
あれに出てたね、『ウロボロス』。
あと、よかったのは、あれですよ、
2年くらい前のソフトバンクのCM。
野村周平くんが大学で講義室で、
かわいい子を見つけたよ、
みたいな会話してて、
えー、絶対好みだよ、とか話してるわけです。
どんな女の子がくるんだろう、って、
CM見てる私たちも思うわけですよ。
すっごいかわいい子が
来るんだろうなぁ、来るんだろうなぁ、という、
すっごいプレッシャーのなかで登場するのが、
この清野菜名ちゃんなんです。
荒井
ハードルをみんながどんどん上げてるのに。
森下
OK!
あやや
ってなるんですよ。
みんなが、たしかに! ってなる。
だから、この子、そうとうかわいいですよ。
荒井
しかも、実力があるという。
あやや
さっき、森下さんが
おっしゃってたじゃないですか。
役者さんはフィジカルエリートだって。
この子もまさにそんな感じなんですよ。
すっごいよかったですもんね、舞台。
──
殺陣とかすごかったですよ。
なにしろ、新感線の殺陣ですから。
あやや
いまこの瞬間のこの子にしか
できない演技という、
そういう感じがするんですよ。
ほんとにみずみずしいし、
こなれてないし、非常にいいですよ。
森下
おーー、すごいね。絶賛。
荒井
あれも出てますよね、映画『TOKYO TRIBE』。
あやや
そうそうそう。
森下
鈴木亮平さんも出てたやつね。
荒井
そこでもアクションがすごかったですよ。
そして、脱いでましたね。
あやや
観てないんだけど、そうらしいですね。
荒井
けっこうびっくりしました。
いきなり脱ぐのか、と思って。
そのあたりから売れはじめた感じはしますね。
あやや
だから、アイドル的には売ってないですよ。
森下
うん、うん。
あやや
そんな清野菜名さんが主演の
『トットちゃん!』ですが、
内容的にも期待できると思います。
前の『トットてれび』のときにも
言ったかと思うんですが、
黒柳徹子さんはご自身の経験された
実際の話がとにかくおもしろいので、
それをドラマにしたら
おもしろいに決まってるんですよ。
森下
『トットてれび』もそうでした。
あやや
おもしろかったですねー。
荒井
この『トットちゃん!』は、
昼ドラなんですか?
──
そうみたいですね。
月曜から金曜の12:30から12:50。
脚本は大石静さん。
森下
でも、これ、昼なんですけど、
なんていうか、すごく朝ドラっぽいね。
荒井
そう思います。
顔ぶれもなんだか朝ドラっぽいというか、
NHKっぽいというか。
あやや
お母さんが松下奈緒さん、
お父さんが山本耕史さん。
ほんとだ(笑)。
荒井
聞けば聞くほど、朝ドラっぽいですね。
あやや
そして、黒柳徹子さんのこれまでが
ドラマになるということは、
向田邦子さんとか渥美清さんとか、
大御所の方々が役として登場するわけですが、
注目は、野際陽子さんです。
野際陽子さんを演じるのは、
真瀬樹里さん。
野際陽子さんの娘さんです。
──
え、そうなんだ?
あやや
そうなんですよ、見てください。
‥‥そっくりです。
森下
おおー、これは(笑)。
あやや
真瀬樹里さん、野際陽子さん役で出ます。
荒井
実際の娘さんってこと。
あやや
そうなんです。
森下
おもしろーい。
なんかドラマがリアルを侵食していく感じ。
荒井
前の『トットてれび』と
重なる役もあるでしょうね。
あやや
そのへんもおもしろそうですね。
役者さんはやりづらいのかな。
──
けど、あれだね、連続でやるものなんだね。
森下
ああ、そうですね。
満島ひかりさんの『トットてれび』は去年?
あやや
去年ですね。
たしかに、タイミング的には、
「またやるんだ?」っていう気はしますが。
荒井
まあ、テレ朝は
『徹子の部屋』がありますからね、
むしろ、NHKに先にやられちゃった、
くらいに思ったのかもしれません。
あやや
あー、なるほど(笑)。
──
と、このへんで、
この秋のドラマはだいたい話しました。
あやや
ああ、そうですね。
じゃあ、恒例、おすすめのドラマを
みんなで選びましょう!
森下
はーい。
荒井
わかりましたー。
 
2017年秋、おすすめのドラマは?
──
まずは、いつものように、
おすすめのドラマを、
ひとり3本ずつ選びましょう。
あやや
じゃあ、私、いいですか。
──
はい、あやちゃん。
あやや
『監獄のお姫さま』
『明日の約束』
『先に生まれただけの僕』
『トットちゃん!』
──
4つ言ってるよ。
森下
(笑)
あやや
どうしようかなぁー。
この4本から1本削ろうと思うんですけど、
うーーーん‥‥迷うなぁーー。
──
じゃああとで、1本減らしてください。
森下さん。
森下
はい。決めました。
『監獄のお姫さま』
『先に生まれただけの僕』
あと‥‥どうしよっかなー‥‥。
『陸王』にします。
あやや
うーー、なるほど!
──
じゃあ、荒井先生。
荒井
うーん、決まらないなぁ‥‥
まぁ、『監獄のお姫さま』ですね。
‥‥それと『明日の約束』と。
うーん、3つ目が出ない‥‥。
ちょっと考えていいですか。
──
はい、考えてください。
森下
あっ、いまはじめて気づいた!
言ってもいいですか!
あやや
な、なんですか。
──
森下さんが「言ってもいいですか」を。
荒井
なんですか?
森下
今クール、
ラブストーリーがひとつもない!
あやや
はぁ!
荒井
あ!
──
あーー、そうかも!
森下
わぉ、時代は変わったなー。
あやや
‥‥ほんとだ‥‥ほんとだ。
純粋なラブストーリーがない!
森下
話の中でなんかしらのラブは
当然、あるんだろうけど、
主題がラブっていうのがないよね。
あやや
ないね、ないね。
ラブストーリーほんとに、ない。
あ、『オトナ高校』は?
森下
コメディーだからねぇ。
荒井
童貞じゃなくなったら卒業、
みたいな設定ですから。
あやや
ラブストーリーじゃないか(笑)。
じゃあ、ほんとにないね。
荒井
ないですねえ。
あやや
でもね、ラブストーリーは‥‥
いいもんですよ、ほんとに。
あっ、『直虎』がある!
『直虎』はラブじゃないですか!
──
ほんとだ(笑)。
荒井
なるほど(笑)。
森下
400年前の話だよ(笑)。
──
でも、だいぶラブ入ってる。
森下
入ってるけど。
うちもラストクールは少ないし‥‥、
あやや
でも、『直虎』は、
ラブをたのしみにしてますよ、私。
荒井
恋愛ドラマがないっていうのは、
需要が少ないっていうことですかね。
少女マンガとか、どうなってるんだろう。
森下
あ、映画はラブやってるね。
少女マンガみたいなラブストーリーの
映画、よく予告編で見るよ。
──
ああ、たしかに!
予告編、じゃんじゃか流れてますね。
森下
それなりに、
お客さんも入ってるみたいですよ。
あやや
そうか、『ストロボ・エッジ』とか、
『アオハライド』とか、
映画はラブ、ありますね。
森下
『兄に愛されすぎて困ってます』とか。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』とか。
荒井
少女マンガとか、ライトノベルの
ラブストーリーが
映画になってるんですね。
森下
そうそう。
うちの娘とかが映画館で予告編みると、
「見たい、見たい!」って言うんですよ。
あやや
女の子たちが見に行くのね。
友だちと見に行ったりするのかな?
森下
そうなの、そうなの。
だからもう、最近は、娘の見たい映画に、
ついて行かなくなっちゃった。
「そんなのは友だちと行け!」とか言って。
「ママは『ダンケルク』を見ます!」みたいな(笑)。
あやや
『ダンケルク』ってなに?
森下
イギリス軍がダンケルクから撤退する話。
監督は、クリストファー・ノーランだよ。
──
『ダークナイト』とか
『インセプション』とか
『インターステラー』の監督です。
あやや
あ、絶対おもしろいじゃん。
森下
おもしろそうでしょ。
すっごい見たいんだよ。
もう、イチオシ。
あやや
イチオシ!
じゃあ、今回のおすすめの1本は
『ダンケルク』で!
──
『ダンケルク』は連ドラじゃありません。
あやや
だめかー。
──
だめかー、じゃないだろう。
荒井先生、最後の1本、決まりましたか?
荒井
うーん‥‥どうしようかな‥‥。
──
じゃあ、先にあやちゃんが1つ削りますか。
あやや
はい。
『監獄のお姫さま』と
『先に生まれただけの僕』と、
うーん‥‥『明日の約束』にします!
──
はい、荒井先生。
荒井
決めました。
『奥様は取り扱い注意』です。
──
おおー。
森下
おおーーー。
荒井
本田翼が見たい。それだけです!
──
いいと思います!
あやや
いいと思います!
森下
いいと思います!
──
じゃあ、おさらいしましょう。
あやちゃんが、
『監獄のお姫さま』と
『先に生まれただけの僕』と
『明日の約束』。
森下さんが、
『監獄のお姫さま』と
『先に生まれただけの僕』と
『陸王』。
荒井先生が、
『監獄のお姫さま』と
『明日の約束』と
『奥様は取り扱い注意』。
あやや
じゃあ、3人の票が入ってるのは!
──
『監獄のお姫さま』です!
これはもう決まりかな。
森下
そうなりますね。
あやや
そうですね。
──
はい、今季は見事に満場一致。
3人が選んだ、おすすめの1本は、
『監獄のお姫さま』に決まりました!
あやや
いいんじゃないでしょうか!
荒井
すばらしい。
森下
さくっと決まっちゃったねぇ。
なんというか、今季は、
ツッコミどころがあんまりなかったですね。
あやや
そうですね。
みんなおもしろそう、ともいえるし、
ちょっとまとまりすぎともいえる。
荒井
ラブストーリーはないけど、
まあまあ豊作といえるクールなのかな。
森下
うん。そう思います。
──
そんなわけで、今回もたっぷり、
ありがとうございました。
あやや
ありがとうございました!
おつかれさまでした。
森下
おつかれさまでした。
荒井
おつかれさまでした。
あやや
ああああ、終わっちゃった。
また春に!


( お し ま い )
2017-11-06-MON

(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN