みんなで行った、 阿寒きのこの森。
 


橋の上から。  

ちょっと国道を歩くと、
橋の上に出ました。
ごく普通の橋です。

「あのあたりが‥‥」
と、下を指さす新井さん。

‥‥わああぁぁぁぁ。


みんなでカメラ。  

今回の阿寒湖の森には、
「ほぼ日」の全員が
カメラをもって入ることにしました。

それぞれが森を取材し、
それぞれが記録して、
たくさんの目で森をみるんだ、
と思ってのことでした。

ここにある写真も、
メインで写真をとっていますが、
の写真も
中に混ざっています。

ま、そんなわけで、
この橋の上で、全員がカメラを構える、
というへんてこな光景になるわけです。

この先、
大丈夫か?

超序盤でこの
全員の構えっぷりだったから、
先が心配でしたよね。
車から降りて、
まだ2分だよ??? みたいな。
たった2分で、
こんなになっちゃうくらいの
感動が、もうあったんだもの。
こんな道路沿いで。
ペース早いわ〜。










これが
みんなの写真。
 

橋の上から見えたのは
みごとな滝のある風景。

上から、さんカメラ、
カメラ、
カメラ。
カメラ。
カメラでございます。




国道から。  

国道からはずれて、
下の方へとおりていきます。

わっし、わっし、
わっし、わっし、わっし‥‥。

どうやらこの、
「下へおりていく」ということが、
「森へ入っていく」ことのようです。

わっし、わっし、わっし‥‥。

普通だったのは。

この、
森へ降りていく感じのところは、
案外ふつうの風景だったんです。
野外活動をする時に
よく見るような、
緑の濃さというか、
自然の雑然とした感じというか。


視線の先に‥‥。  

わっし、わっしと、
下におりることしばし。

新井さんが、
ふと立ち止まりました。
「このあたりが森の入り口ですね」

その森の入り口で
が何かを見つめています。
左斜め前方・下を見つめています。
その視線の先にあるものは‥‥もしや?


第一きのこ発見!  

先をあるいていた
新井さんと
地面にしゃがみ込みました!

どうやら、
第一きのこを発見したようです。
どれどれどれどれ〜〜〜〜〜っっっ!


お名前は?  

が撮影した、
「第一きのこ」の写真がこれ。

ついに、
阿寒の森の、きのこに遭遇!

やったぁ!
とわれわれは、よろこびました。
これで、釣りで言うところの
「坊主(一匹も釣れないこと)」は
まぬがれたのですから。
やったぁ! よかったぁ!

で? 新井さん、
このきのこの、お名前は?


ヒトヨタケ  

ようこそ、阿寒の森へ!
と、川沿いの森の入り口で、
最初に出迎えてくれたのが、ヒトヨタケ。

その名の通り、ほぼひと晩で、
傘がどろどろに溶けて液体になってしまいます。
英語名は「inky cap mushroom」。
これまた、実に、的を射てますな。

このきのこは、一応食用なのですが、
食事の前後にアルコールを摂取すると、
ひどい悪酔いにさいなまれるという、
酒飲みにとっては、ほとんど毒きのこ!
ゆえに、ゆえに、
ぼくは、食したことがありません。
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2010-11-16-TUE
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