さて、そして、 チェコ大使館で 『アマールカ』のお話をうかがってから数日後に、 東京・千代田区へと向かいました。 |
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アマールカちゃんの、 かわいいイベントをみるために。 こんどは山下さんもいっしょにね。 |
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ぼくもいっしょにイベントに行きました。 いやー、おもしろかった! |
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興味深かった! | |
イベントのタイトルは、 『アマールカのねむりの部屋 展』。 |
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「カラーワークス」という会社の、 パレットビルという建物で開催されていました。 こちらがその、パレットビルでーす。 |
思いっきり目をつぶってる写真ですけど‥‥ 大丈夫なんですか? これを載せて。 |
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大丈夫もなにも山下さん、 これは「ねむり」の表現でしょうが。 テーマは「ねむり」ですよ? |
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‥‥わかりました。 レポートを続けましょう。 |
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続けましょう。 | |
『アマールカのねむりの部屋』は、 このパレットビルの 4階ギャラリーに設置されていました。 |
このイスが、もう! | |
チェアータイプのハンモックですね。 | |
これに座って『アマールカ』を観る。 これが‥‥もう! |
このゆらゆらは、寝ますよねぇ。 | |
寝ます。5秒で。 | |
まぁ、こうして『アマールカの部屋』を 満喫したわけですが、 この展示でいちばんおどろいたのは、 実は「色」に関することだったんです。 |
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そうそうそう、色彩! | |
そもそも「カラーワークス」さんは、 生活の中の「色」をコーディネートする会社です。 |
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だからこの『アマールカの部屋』も、 ポイントは「壁の色」なんですよね。 |
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そうです、壁の色です。 ご覧のように、この日のギャラリーは、 二色に塗りわけられていました。 |
紫っぽい部屋と、オレンジ色の部屋。 | |
これはねー、 ちょっと、目からうろこでしたね。 |
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うろこでした。 | |
気持ちよくスッと眠りにつけることが 「いい睡眠」だと思ってましたが、 それだけではないと。 |
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気持ちよくスッと起きることも大事。 | |
そのふたつがそろって、「いい睡眠」。 つまり、 夜に不眠ぎみの人には、 落ち着いたこういう色の壁を。 |
朝、目覚めが悪い人は、 あざやかなオレンジ色の壁で、スカーーーっと。 |
ああー‥‥ゆーないとさん。 いつかきっと、この写真みたいに、 スカッと起きられる人になりたいですよねぇ。 |
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‥‥でも、あたしけっこう、 毎朝こんな感じで目覚めてるかも。 |
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それはありえないと思います。 | |
なんでよー。 | |
スカッと目覚めている人は、 ああいう「遅刻しますメール」を書きません。 |
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‥‥あれは、たまたまちょっと間違えたのを 山下さんがわざわざ集めただけですよ。 もう、ないですから、ああいうメールは。 |
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‥‥では、ご好評におこたえして、 ゆーないとさんの「遅刻しますメール」を さらにいくつかお届けしましょう。 これから並べるメールの文面は すべてほんとうです。 ノンフィクションです。 例によって微妙におかしくなるので、 どうぞじっくりとお読みください。 |
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うーーん‥‥。 |
たいへんもうしわけありません。 携帯の電池が切れており、 大幅な寝坊をしてしまいました。 急ぎます。 (ゆーないと) |
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ほんとうにもうしわけありません。 寝坊しました。 急いで向かいました。 (ゆーないと) |
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再びるみません。 半までに到着します。 よろしくおねがいいたします。 (ゆーないと) |
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もうしわけありません、寝坊してしまいました。 む かいます。やろしくおねざいいたします。 (ゆーないと) |
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で際に服のチャックがおかしくなってしまい、 脱ぐこともできぬままに、 四苦八苦していました。 すみません。 ぶじ、脱げたので、向かいます。 (ゆーないと) |
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おはようござかあます。 本日、 (ゆーないと) |
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おはうこたa (ゆーないと) |
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ああか (ゆーないと) |
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朝から、ハラマキの撮影です。 なにかありましたら、お手数ですが 携帯電話まで、お願いします。 fっっっっっっっっっっっっっっっっっっ cmMNBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBどうぞお使いください。 (ゆーないと) |
うーーん‥‥。 | |
再びるみません。 | |
やっぱ、覚えてないわー。 | |
やろしくおねざいいたします。 | |
なんじゃそりゃ。 | |
ああか | |
どういう意味だろう? | |
最後のやつは、なんか怖いです。 | |
うーーーん‥‥。 | |
「遅刻しますメール」の話になると、 もう、なにもかも吹っ飛んでしまいますね。 『アマールカ』もギャラリーレポートも。 |
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すみません。 | |
戻しましょう、話を。 | |
戻しましょう。 | |
色彩です。 壁の色です。 ペンキのお話です。 |
そう。 パレットビルでは、 こんなにたくさんの色数のペンキを、 その場で調合してくれるんです。 |
あのシステムはすごかったですね、 この壁から色を選んで‥‥。 |
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あたしはパープル系を探しました。 |
色を選んでるだけで、あくび! ‥‥ていうか、 なんで寝るための色を選んでるの? 必要なのは、目覚めのための色でしょう。 |
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あ‥‥そういえばそうだわ。 けっきょく、これにしちゃった。 |
まあ、それはそれとして、 このマシーンがすごかったですよね。 |
選んだ色の番号をコンピューターに入力すると。 |
番号を入力するだけでぇ! |
食いつきすぎ、そこ食いつきすぎ。 | |
ベースの白いペンキに、紫色がタラーリ。 |
これにフタをして、マシーンでかくはん。 |
すると、おのぞみの紫色が! |
あたし好みの、ねむたい色が! |
ゆーないとさんが、 ねむたくなりすぎているのはともかく、 すばらしいですよね。 微妙な色の希望まで、 これで応えてもらえるんですから。 |
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そしてさらに、 その場で試し塗りまでできるんですよね。 |
これにもおどろきました。 白い壁に塗ったら、実際どうなるのか、 そこまでこの場で確認できるなんて。 |
ちなみにこれはまさしく、 あたしの求めていたねむたい色でした。 塗りながら、ねむかった。 |
‥‥つらぬいてますね、その自己演出。 | |
つくったペンキは、なんと、 プレゼントしていただきました。 もらった瞬間に、はげしい睡魔が! |
もういいからそれは。 | |
「カラーワークス」のみなさん、 スタッフのみなさん、ありがとうございました! |
‥‥すごい、徹底している。 | |
最後にもう一度、ご案内を。 「カラーワークス」さんのHPは、 こちらからどうぞ! |
(この後われわれは、
ここで出会ったハンモックのショールームへ!
よりよき眠りを求めて‥‥つづきまーす)