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『ZED』がはじまって1年。
『コルテオ』も東京に帰ってきて、
出演するアーティストのみなさんも
日本に馴染んできたころだと思うんですが、
なにか、エピソードはありますか?
こんな日本語が流行ってる、とか
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浅野 |
ええと、なんか、英語の会話の最後に
「ですか」とか「です」を
つけたりするのが流行ってるみたいです。
だから、そうですね、たとえば、
「Are you going to eat lunch ですか?」
っていう感じで質問すると、
相手が、「です」って答える(笑)。
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中村 |
(笑)
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浅野 |
「Did you have fun ですか?」に対して
「です!」って答えるとか。
あと、「オマカセ」っていうのも
よく使われてるみたいです。
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中村 |
「オマカセ」?
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浅野 |
ご飯食べに行った時とかに。
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中村 |
ああ、なるほどー、すごーい。
吸収はやいですねー。
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浅野 |
なんか、いちおう、
日本語講習会のようなものが
開かれていたらしいんですけど、
ま、徐々にみんな脱落していって(笑)、
最後に残った人たちが
そんなふうにして
しゃべってるみたいです。
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『ZED』の人たちはどうですか?
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中村 |
いや、『ZED』の人たちのあいだでは、
あんまり聞きませんねぇ。
あ、でも、ちょっとまえに
エドはるみさんの「グーグーグー」が
流行ったって聞きました。
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浅野 |
(笑)
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── |
(笑)
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糸井 |
こんにちはー。
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中村 |
あっ、糸井さん。
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浅野 |
こんにちは。おじゃましてます。
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今日は、『ZED』と『コルテオ』の
広報対談なんですよ。
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糸井 |
うん、そうだってね。
これが、初対面なんですか?
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中村 |
そうなんですよー。
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糸井 |
たいへんそうですね、
シルク・ドゥ・ソレイユの
広報活動っていうのは。
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中村 |
(笑)
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浅野 |
(笑)
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糸井 |
やっぱり、どうしても、
イニシアチブが
シルク・ドゥ・ソレイユの
ほうにあるからね。
きっと、もっと日本人にわかりやすい
やり方というのはあるんだろうけど、
そこをゆずらないのが
シルク・ドゥ・ソレイユのよさだから。
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浅野 |
そうですね。
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中村 |
はい。
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糸井 |
また、観に行きますね。
今日はわざわざ、ありがとうございました。
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中村 |
ありがとうございました。
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浅野 |
ありがとうございました。
(おわり) |