ざっくり、ツイッターのほうへも案内。
2010-08-02
先日、ツイッターをしていて、
ぼくの「ツイート」をフォローしている人のなかに、
「ほぼ日刊イトイ新聞を知らなかった」という人が、
けっこういるということを、
ほぼ日刊イトイ新聞のほうに書いた。
誰もが知ってると思ったら大まちがい。
それは知っていたのだけれど、
ツイッターをやっている人だったら、
インターネットのなかの「ほぼ日」のことは、
たいてい知ってるんじゃないかと、
これまで勝手に考えていた。
そういうものなんだ、と思いこんでいたんだなぁ。
ほんとに、じぶんの身の回りからしか、
世界って想像できないものなんだなぁと、
反省をこめて思った。
ツイッターだけ見ている人たちに、
なんとか「ほぼ日」をみてもらいたいなぁ。
だって、ねぇ、140字で、
ひょいっと思いついたことを書くのもおもしろいけど、
本腰を入れてなにかしようと思ったら、
やっぱり、ここほぼ日刊イトイ新聞でやってるものね。
とにかく、「ほぼ日」は、まだまだ
高校野球で言ったら、県大会優勝くらいの感じかな。
まだまだ優勝を狙えるくらいまで、
力をつけていきたいと思う。
(うぉう、こういう欲はまだまだあるなぁ!)
逆に、なのだけれど、
ほぼ日刊イトイ新聞に訪問してくれて、
いろいろ楽しんでくれている人のなかには、
「ツイッターは知らない」という方が、
おられるはずだ。
だいたい、ぼくがそうだったのだから。
別に、ツイッターが噛みついたりはしないし、
ツイッターで貯金がすっからかん
‥‥なんてことはないのだけれど、
いままで「なくて済んでいた」ものについては、
そのまま「なくてもかまわない」わけだから、
やってない人のこころは痛いほどわかる。
それでも、じぶんの経験からすると、
これはこれで、ちょっと別の脳みそをつかって、
ちょっと別のおもしろいことができるなとわかったので、
「ほぼ日」だけを楽しんでくれてる人たちに、
「ちょっとのぞいてみてごらん」と、
『めだかのがっこう』みたいなことを言いたくなる。
いままで、ぼくがツイッター上に書いてきて、
それなりにおもしろがられたりしたものを、
いくつか見本のように貼りつけておくので、
よかったら、見てみてください。
(ここ半月くらいのなかから、適当に選んでみた)
ここに書かれたことをもとにして、
「ほぼ日」の原稿を書くこともあるし、
「ほぼ日」の原稿を書いてから、
ツイッターで紹介することもある。
(ただ、書かれては過去になっていくという
時間の流れの中で読むものなので、
こういうところにあらためて並べると、
ちょと変かもしれない)
直接「ツイッター」で見たい場合は、
http://twitter.com/itoi_shigesato
ここにアクセスしてみてください。
では。
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あらゆるものに「健康法」が付けられる。そして、あらゆる「王子」は成立する‥‥に続いて、いま思いついた!あらゆる「しょうもないもの」を救済できる魔法のことば、それが「ラッキーアイテム」だ!「今日のあなたのラッキーアイテムは、腐ったすし飯です」という具合にね。
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もう斎藤佑樹投手は「ハンカチ王子」と呼ばれてないし、石川遼選手も「ハニカミ王子」と呼ばれてないので、両王子の名が空いてるわけで。どっかのおじさんが臭い息とか吐きつつ「わたしがハンカチ王子を継ぎます」とかね、宣言しちゃったら取り返しがつかないな。どうでもいいけど。
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アマチュアの釣り好きで、プロ以上にまぐろを釣るという人に会った。「本職の漁師さんより、釣るって?!」と半信半疑で聞きなおした。その答えにしびれた。「漁師さんたちは、みなさん成功体験をもってるんです。だから‥‥」。たしかにそうだ、きっと。しばらくこのことば耳の奥に置いとこう。
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17世紀まで、精子は発見されてなかった。もちろん、それまでも人間は次々に生まれていたのだけれどね。発見された精子は「怪しい小動物」というふうに、まず考えられてしまった。ま、退治されたりしなくてよかったよな。いま、ここにおれたちがいるよろこびよ~♪
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「どういうふうに勉強すればいいのかがわかれば、なんとかなる。」ということを、勉強しなきゃならない時代に、ぼくは知らなかった。しかし、勉強するのが苦手だったせいで、発達せざるを得なかった「なにか」もあった。かくして、現在にいたる、よくもわるくも。
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「上から目線」っていつごろから言われだしたんだろう。「上からものを言う」って、もともとは、先生やら親やら偉いとされる上の人たちの「まね」だったかもしれませんよね。上の人のまねをしろっていう教えに素直に従ったら「上から目線」になっちゃった‥‥っていうことは‥‥ないか。
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「上から目線」という言い方を、昔のまんまに「なまいきだ」というふうに戻したらいいのかもしれない。そしたら、年長者に「なまいきだ」と指摘するのは変だとわかるし、開発途上の若い人については、「なまいきだ」と言われる態度をとったんだとわかりやすくなる。
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ふと思いついた。あらゆることばに「健康法」を付けられる。「かぜひき健康法」「晩婚健康法」「生卵健康法」「ノーパン健康法」「ヒップホップ健康法」「放置プレイ健康法」「遅刻健康法」「下ネタ健康法」「亀戸健康法」「カマキリ健康法」‥‥なんでも成り立つし、あってもおかしくない。
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アルタミラの洞窟の、有名な、赤と黒で描かれた野牛の絵は、ひとりの人の手で描かれたのだという。1万4千年前の時代に「ひとりの人」ということばが、なんと違和感ありつつ、よく似合うことか‥‥。
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昔だったらさ、ダルビッシュの「中島さん、G松本さん、坂本、前田健と中島さんの知り合いの人達とご飯に行きました」こんな話、聞けた? のぞき見雑誌が、隠し撮りして尾ひれつけて記事にしてたようなことを、青空や星空の下にじぶんから出しちゃうんだから、文句ないよねー。みんながんばれー。
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人でも、犬でも猫でも、とかげでも、小鳥でも、「後ろ姿」をいいなぁと思えたら、それは好きだっていうことだと思います。「後ろ姿」を見ている視線というのは、相手からの返事を要求しないものであります。好きだから、そういう視線を送っているのです‥‥と明日の「ほぼ日に書いた。
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組織だったことをするつもりはないのだけど、「無認可詩人組合」というのを考えついた。スチャダラパーのボーズくんとか、祖父江慎さんだとか、荒井良二さんだとか、組合員だよね。じぶんも入れてもらいたいんだけど。あと、谷川俊太郎さんも、入れてあげてもいいような気もする。
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久々に駅弁が大ヒット。侘家古暦堂「ふわふわ卵の鶏カツ弁当」っていうんだけど、からあげっぽく揚げたチキンカツ。下に鶏と卵のそぼろ、キャベツの千切りカレー風味が敷いてあって、甘辛のタレかけて食べる。おしんこもいいかげんじゃなくて好感。
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浅い川で水浴びをしながら、セフティ・マッチ氏はぼくに言ったものだ。「人類がいちばん最初に考え出した法則というのはな‥‥あちらを立てればこちらが立たず、というものじゃよ。ただし、このことにも例外がたんとある」。すごいというか、すごすぎて意味がないような気がした。