darlingを探せ! 欧州編

(ありません)
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【7月15日18時更新】

ほぼ欧州通信#3(電話編)


(あかり)
「あ、俺俺俺俺。
 今、ベルサイユ宮殿の前にいるんだよ!」


とdarlingから都内の電話と変わらない通話のレベルで
連絡がありました!
日本時間、17時15分であります。
「ベルサイユ宮殿はどうですか!」と聞くと、

「うん。広くて古くてでかい。」

という感想。
ありがとうございます。
恐らくそうでしょうね!
それから、こんなお話を聞きましたよ。

(darling)
「これからはですね、このベルサイユ宮殿の裏にある
 貴族がやってたっていう農園に行くんだよ。」

(あかり)
「ほうほう! 今も機能してるんですか?」

(darling)
「(永田先生に確認して)ふんふん、なるほど、
 あのね大西、ここは国家予算で機能している
 
らしい!」

(あかり)
「ほほう!」

(darling)
「天皇陛下が田植えしているようなもんだよ!
 これからは深く掘り下げないような人生を
 俺たちは送るということを、
 ここにいるメンバーは約束して車を降りたのだ」

(あかり)
「イトイさん、おっしゃる意味がわかりません!」

(darling)
「まあ、意味わかんないかもしれないけど、
 また電話するよ!
 いいわ、この電話、面白い。
 持ってきてよかったわ。
 ほんじゃーね〜〜〜!」
 (電話切れる)

(あかり)
darlingお疲れさまです!
最後は意味不明の、パリの空の下、53歳です。
なんだか、これからもじゃんじゃん電話を
かけてくれそうな勢いでしたよ。
ベルサイユ宮殿近くに住んでいらっしゃる
パリっ子のかたは、
今行けばまだdarlingに会えるかもしれません!
パリの朝一番の、
darlingのエグゼクティブ電話報告でした!

読者の皆さまのヨーロッパメール!


(シェフ)
わーい、みなさんからも
たくさんメールが届いてます!
うれしいです、どうもありがとうございます!
まずはこちら。

ほぼにちわー!
このdarlingを探せ! 欧州編、
楽しい〜〜〜〜っ!!!
darlingのおフランスぢみた文章ってば。
もう、サイコ−ざます。
やっぱり朝食は、
カフェ・オ・レにクロワッサンなんでございましょーか?
ほんの少しの睡眠を取っただけで
フランス人化されたdarling。
夜にはどうなってしまうのでしょう?
フランス語でメールが来たら、おもしろいのにぃ。
(わかんないけど。)
おフランスではおフランスの香り高き文章のdarling。
ということは、ドイツに入ればカシャーンカシャーン!
とした文章になるのかしら?
で、では、オランダでは?
そっちの方も興味むんむんでございます。
私はこの3国の中ではおフランスしか
行ったことがないざーますが、
市場で売られてる野菜が日本のその辺のスーパーに比べると、
色が濃くて美味しそうなんですよね〜。
フランスでは、旬の物しか食さないと聞きました。
今の旬の野菜は何があるんでしょう?
もしもチャンスがありましたらば、
農家で取り立ての野菜と市場で売られてる野菜の食べ比べ、
ってのを贅沢ですがやってみていただけたら、
と思ったりします。

あ、あとそんなことよりって言ったのは、
上のほうで「楽しい〜〜〜っ!!!」って言ったのは、
このコーナーでのみなさまの発言!
さすがほぼ日のスタッフの方々。
忙しいはずなのに、楽しそう、楽しそう!
darlingからのメールがなくても、
更新してもらえると嬉しいですー。
皆さんが、あーだこーだ言ってるのを読むのが、
一番楽しかったから。

すいません・・・今日の私のメール、ぶっ壊れてる。
忙しい中、読んでいただくべきじゃなかったかも・・・。
ゴメンナサーイ!
(TULIP)



(シェフ)
ありゃ。そうでしたか、ありがとうございます。
でもねえ、鬼のいぬ間ってのも、どうかと……。
だってさ……。


(ハリー)
あれ?店長いないな。
育Tのことで相談があるんだけど・・・

あ、ほんとに屋上にいるのか。
いやでも、あれだよな、
いくら「日焼け」なんていっても、
いちおう仕事道具もってってるよな。きっと。
なんてったって、
育T再販中でやること山積みだしな。

階段をとんとんとんっと。
さ、着いた着いた、屋上だ。

おぁあああああーーーーっ!?
な、なんじゃこりゃぁあああ!?




ショートパンツだけでも、おいおいって感じだったのに、
そ、そのビキニはなんなんだ!
それに、パソコンはおろか、仕事道具、
なーんにも持ってきてないじゃないか!
おまけに変な男なんか連れ込んで、
いったいどういう・・・

あ、なんだ。横にいるのはROCK西本か。
知らない人かと思ったよ。
いやいや待て待て。そういう問題じゃない。
きみら、いくらなんでもそういうのは・・・

あ、また誰か来た。
おお、モギちゃん、菜園に水やりにきたんだね。
ちょっと、二人になんか言ってやってよ。



「やれやれ、どっこいしょ。
 まあ、たまにはいいんじゃないかねえ。
 若い人たちには息抜きが必要だよ。
 はい、そこ、ごめんよ。
 アタシは水をやらなくちゃいけないのでね

えっ、モギちゃん、店長と同い年でしょ?
ほっかむりしてるからって、
なんでそんなお婆ちゃんみたいになってるの!?

こらぁーーーーーっ!!!
 おまえら、何やってるんだぁ!!!」



ああ、シェフ、来てくださったのですか。
もう、シェフだけですよ、信じられるのは。ほんと。
みんなdarlingいなくて浮かれちゃって、
ヘンなんです。

あ。



シ、シェフ、なんでわざわざサングラスしてんですか!?
なんでそんな、ワザとらしいポーズで怒ってんですか!?

「え? ハリさんがカメラ持ってったから、
 写るかなとおもってオシャレしてきちゃった、えへ」
 
まったくもう……

わ。
おいおいおいおい、ちょっとちょっと! 西田店長!
とうとうショートパンツも脱いじゃったよ!



む、ROCKよ、どこを見てるんだ? ああ、そうか、
さすがに反省して、遠くパリの空の下にいるdarlingに
思いをはせている・・・わけないよな。

ああ、これではもう、鬼のいぬ間の“洗濯”通り越して、
なんだ、もう、“祭り”


(シェフ)
……というわけで……いやはや、なんというか、
ちょこっと遊んでみました。
ほんの10分程度の出来事です。
西田店長はほんとは真面目に
ストアの仕事をしています。ほんとです。

では読者メール、もうひとつ!

在イタリアです。
先週、「アクア・フェスタ」に行って来ました。
丘の上にあるバーベキューが出来る場所で、
先ずみんなで夕食を食べ、
飲み、食べ終わったらいざ出陣!
てっきり水鉄砲のかけ合い位の程度を想像していましたが、
違いました。
バケツ、ガソリンを入れる入れ物等も使い、
頭から水をとにかくかける、かける。
用意のいい人は洋服から水着に着替え応戦!
きゃーきゃー、ぎゃーぎゃー言いながら
大の大人20人位で水のかけあいっこを本気で行い、
その後はみんなで焚き火に当たり乾かしました。
暑いイタリアだからできる事だと思いますが、
童心に返ったようで本当に楽しかったです。
今度は水着を用意していかなきゃ、と誓う私です。
(ひ)



(シェフ)
わあ、いいなあ、イタリア。
今回darlingはイタリアは寄りませんが
W杯ではアズーリ応援してた僕ですからね、
このムードうらやましいです!!
明日晴れたら屋上でやろうか……あ、いかんね、
真面目にやろう。

続いては、読者からの
「その町に行くなら」メールです!!

はじめまして!
とりっぱと申します〜。
●その町に行くなら、こういうことしたらいいですよ。
●そこではこういうおみやげ買うといいと思う。
ということでですね、
パリに行ったらもはや迷うことなく、
『チョコレート』と決まっております。
そこで、です。
以前ほぼ日で渡辺真理さんもおっしゃっていた、
『ジャンポールエヴァン』が最高ですよ〜。
マドレーヌからコンコルド広場へとまっすぐ下りて行くと、
右手にGUCCIがありますよね。
そのGUCCIの向かいを左手に入って数百メートル行くと、
右手にジャ〜ン!です。
あ、ジャンだけにね。
これはもう最高に最高に最高にウマい!
食べないと後悔します。
ホントに。
ホントにホントに。
マジでマジでマジで。
(とりっぱ)



(シェフ)
生チョコ!! それもおフランス!!
僕ベルギーでだけど、食べて旨くて卒倒しそうになりました!
じつはdarling甘党だから、これ読んだら
ぜったい行くと思うな〜。

次はオランダ

darling,

アムステルダムって、運河沿いに歩いていると、
半地下みたいな部屋で生活しているアーチストたちが、
窓にカーテンなんか引いてないから、
もろに見えたりして、
その生活ぶりが馬鹿にしゃれていて、
「どうそ、見て!」
っていうカンジなので、
どうぞ、見てやってください。
(wa)



(シェフ)
観光ガイドに載ってない情報だ! 半地下って素敵だなあ。
セサミストリートでアーニーとバートが暮らしてるのが
半地下の部屋だけど、NYの建物って、オランダ移民が
建てたものが多いから、似てるんですってね、ムードが。

次は、「ハイデルベルクに通訳できる人いませんか
という
darlingの問い掛けに、メールをいただきました。

私の妹はドイツ通です。
ドイツ文学科を卒業後、ドイツ三越に就職してから、
ドイツ大使館、ドイツの何とかっていう銀行とかに
勤めたりしてました。今も小さな会社だけど、
ドイツ系のとこに勤めてます。
で、その間ドイツに住んでたり、出張で行ったりしてたので、
地元に友人や知り合いも多いし、何かあるかなあと思って
ハイデルベルグの件を今メールで聞いてみてるとこです。
何か糸井さんにお役に立てる、
そしておもしろい情報でもあったらいいなあと思ってます。
妹は仕事をしてるので、夜にならないと
私のメールを見ないだろうなあ。
こういうときってちょっとでも早く
何かを旅の人に教えてあげたいですよね。
妹はマイペースな人なので、
ちゃんと私のメールを今晩みてくれることを
期待してるんですけど。
連絡が取れたら、またメールしますね。
(田岡浩子)



(シェフ)
はーい、ありがとうございます!
さて日本はもう夕方。明るいビルには西日が差してきました。
乗組員はこんなかんじ。早じまいのスガノが
コドモを迎えにいくべく、帰り支度してます。

(スガノ)
パリにいる、darling。
日本はいま、夕焼け小焼けになりました。
スガノは保育園で待つ息子を迎えに行くため
明るいビルを出ます。
そして、おいしい肉ジャガとコロッケと
豆腐とネギのお・み・そ・し・るを
つくります。ああ、日本の夏のゆうげ

(シェフ)
それは「うらやましいだろう、和食」ってことだな。
darling「おこめ」好きだからねえ。
でもわれらの昼飯は……。

(モギ)
フランスのdarlingから、
「これから、朝食をたべてきます。」
なんていうメールがきたあとに、
我らが食べたのは、ケンタッキー・フライドチキン
15人くらいの前に20人前くらいの
チキンやらポテトやらの山が。かたづかない。
「前はさ、油であげたものだってなんだって、
 いっくらでも食べられた気がするんだけど、
 もう歳かね。」
そして、ほぼ全員、胃がもたれるに到る。
歳だね。
darlingは、オホホなフレンチなご飯で
おなかもたれてないかしら〜〜。

(シェフ)
というわけ……。
さあこれからまだまだ仕事!
明るいビル班がんばりますよ〜。
darlingもがんばってください!!

【7月15日16時更新】


(シェフ)
darling起床! さっそくメールが来た!!
それがさー、寝て起きたらもうパリジャンなわけよ。

ほぼ欧州通信#2

パリの朝は早い。
とか言っちゃってるけど、時差ボケで早起きしただけ。
こっちの6時半に「自然起床」した。
窓を開けると、外の空気はけっこう冷たい。
いまいるホテルは、市街地の
けっこうにぎやかなところにあるのだけれど、
相当に古い建物だと思う。
部屋は日本のホテルのシングルルームくらいの広さで、
シャワーはあるけれどバスはない。
フランスの都会のホテルは、旅行者のためというよりは
「恋人たち」の利用のためにあるという話を、
そういうことに(も)詳しいヤマモトさんが教えてくれた。
オレはいま「ひとり恋人たち」です。

日本の建築における「アルミサッシの普及」が、
周囲とそれぞれの部屋のつながりを消してきたのだとよくわかる。
外の暑さ寒さからも、騒音からも、自由でいられるかわりに、
その部屋のなかにいる人間が、どういう地域にいるのかが
わからないような構造になっている。
これはこれで便利なこともいっぱいあるのだけれど、
「どこであろうが、この部屋はこの部屋」と、
つながりが失われてしまうのは、さみしいことでもある。

え〜、なんつーか、ここは、そういうさみしさもなく、
表でさかんに行われている工事の音などが、
ごく自然に部屋のなかまで入ってくるのであります。
ああ、我は、パリの街につながっている。

うるさい、とも言える。

じゃ、またね。シャワー浴びて朝食にするわ。


(ゆーないと)
>パリの朝は早い。
>窓を開けると、外の空気はけっこう冷たい。
>オレはいま「ひとり恋人たち」です。
>ああ、我は、パリの街につながっている。


フランスの匂いに染まり始めてる
53歳のdarlingがここに!!
文章の節々に、
いつもと違うテイストの『詩的』表現
入ってきちゃってるよー。
やばいよー。染まってるよーーーー!
手に取るようにわかるよーーー!!!!

誰かつっこむのか〜〜〜???
ノルか!?ソルか!?
丁か半か!?
ビッグ オア スモール???
ほぼンジュール オア ほぼンソワー???

・・・し、しつこい。

みなさまからのヨーロッパメールです。
オランダにかんする反応が多いのはどーしてかしら。

daringさま、皆さま、ほぼ日は、

い〜いな、いいな♪
日程を拝見したら、
私の大好きな所ばっかりじゃぁ、ありませんか!
ず、ずるいデス。

アムスでの初日が未定になってますが、
ま、まさか飾り窓へ行くのでは!?
いけませんよ、あんな所へ行ったら、危ないですよ。

ところで、オランダの野菜ですが、
ドイツで暮らしていた時、輸入野菜はオランダ産。
お米だってそうでした。
お米は美味しかったけれど、
大きなピーマンなどは、
見た目が綺麗だけれど、水耕栽培&肥料のせいで
大味な野菜でした。
もしかして、間違った認識と思い込みかもしれないので、
その辺のところ、見て聞いて、食べてみてきて欲しいです。

クラインガルテンでは、
きっと皆さんの力の入り方にビックリされるでしょう。
個人的な考えとしては、
もし、あったら、中でも少しうっそうとしている
庭を見ると良いと思います。
きっとBIO=有機栽培をしているでしょうから。

お元気で、楽しい旅になりますように、お祈りしています。
(木村 純子)



(シェフ)
か、飾り窓って。ええと、旧教会の横の(詳しい)。
たぶん、きっと、おそらく、まあ、行かないでしょう。
そういえばパプリカ(大きくて甘いピーマン)は
オランダからの輸入品が多いですよね、日本も。
続いてもオランダの話題でっす。

うちのおねーちゃん夫婦はオランダ在住です。
オランダのスーパーには、巨大な“あましょく”
キスチョコみたいなかたちのパン(カステラっぽい味)
とかがあるそうです。
とにかく日本のもんだと思っていたものが
ことごとく“こっちが本家”といったふうで
巨大化して売られているそうです。
私はまだいったことないけど
アムステルダムにいったらみてみてください。
日本にもって帰れば笑えるおみやげになるそうです。
(えりー)



(シェフ)
オランダ人って世界一でかいっていうからなあ。
甘食もでかいんだろうなあ。
三通めもオランダ! しかも農家のお嫁さん!!

オランダの京子といいます。

だーりんがオランダにも農家を見に来るというような
記述があったのを見て、そわそわしております。
うちも農家ですが、有機農法ではない、
只の普通のじゃがいもや小麦や砂糖大根や牧草なんかを
作っているだけなので、関係ないんですが、
どこの農家へ行かれるかわかりますか??
こそっとだーりんを拝みにいっちゃおうかしら?
きっと通訳さんもつきますよね?
もしかして、山田さんという方かしら?
(彼女は さだまさしさんが来蘭された時に
 通訳につきました)
1日だけの訪問じゃ、全然必要じゃないと思いますが、
私、旅の指さし会話帳、という本のオランダ版を
この間書きました。
もっと早く知っていれば1冊お送りしたのに、
今からじゃ全然間に合わないですね、、、。残念。
(京子 DEKKER)



(シェフ)
オランダで農業を営んでいる人のところに
お嫁にいったんですね。
オランダでどこに行くのかは、ぼくらもわかんないんです。
darling、わかったら教えてくださーい。
なお、京子さんが書かれた本はこちらですね!
『旅の指さし会話帳 (29) オランダ ここ以外のどこかへ!』
どうもありがとうございました!



(ニシダ)
お昼休みに屋上菜園の横で
日焼けにいそしんでいたのに、
すぐ呼び戻されちゃった。ふぅぃ〜。
さ、お・し・ご・と。

【7月15日14時更新】


(シェフ)
シェフざんす。パリのdarlingからメールが来た!
って、パリに愛人がいるみたいな言い方ですが、
そういうわけではありませんからね。

(darling)
>ぼんそわ〜。
>ほぼにちわ。イトイです。
>またまた苦戦はしましたが、つながりました。
>もうちょっとしたら、寝ます。
>さすがに、眠いです。
>つながるまでは覚醒していたんですけどね。

(シェフ)
ということで、なんと「欧州通信」なる原稿も
添付されておりました!
さっそく更新だーい!!

ほぼ欧州通信#1

おフランスざんす。
徹夜に近い状態で成田に向かって、飛行機のなかで仮眠して、
めずらしく機内食なんかも二度も食べちゃって、
こっちの夕方に空港に着いたざんす。
トランジットの通路に辻仁成さんとかいるかと目を凝らすが、
そういうもんじゃないらしい。
機内では、とんねるずの石橋くんといっしょになって、
「ホームランのことなど」を話す。
彼は、ケビン山崎に筋肉関係を、
掛布雅之にバッティング技術を指導してもらって、
東京ドームの観客席にホームランを叩き込むという
挑戦をしていたのでありました。
結果は、番組の興味に関わることなので言えないけど、
とにかく、その話をたっぷり聞いた。
さらに、石橋くんは「永田照喜治」という人のことや、
永田先生のつくる野菜のことを、けっこう詳しく知っていた。
「いつから売り出すんですか」と、真剣にたずねたり。
そんなに有名になっているんだなぁ、とつくづく思った。
着いた日が、なんと「パリ祭」だったらしい。
花火や爆竹がうるさいくらいだとか言われたけれど、
ぜんぜんそんな気配もなく、静かなものだ。
いつものように、ネット接続に四苦八苦。
なんとまぁ、あきらめかけたころに、方法を発見。
つながるって、ほんとにうれしいですね。
国際ケイタイ電話のほうも、家にかけて試したが、サクセス!
なんやかんやゆーたかて快調だぜ。
ところで、17日はドイツに行くんだけれど、
通訳の手配が不安な状態のようです。
ひょっとして、ハイデンベルグあたりに行けて
通訳できる人とかいたら、メールください。
この次の「ほぼ欧州通信」は、たぶん電話で入れます。
(7/14 23:40 St.Michel 7005 Paris)


(シェフ)
うほほーい! よかったよかった。

(ROCK)
最後のセントミカエルって何よ!?

(シェフ)
それはサンミッシェルと読むざんすよ。

(あかり)
気取ってはりますねえ。なんやろ。

(メリー)
ホテルの住所じゃないですか?

(あかり)
このホテルに泊まってはります〜。そこやね。

(モギ)
なんか、かっこいいわー。パリだわー。くやしいわー。

(シェフ)
いま何時なんだろう?

(モギ)
東京の午後2時は、パリは朝の7時でごんす。

(メリー)
まだお休みですよねー。
あ、でも「農」の取材だから朝早いかも!

(シェフ)
とはいうものの、まだ「探せ!」なんていっても
探しようがないかもね。
パリにいるほぼ日読者のかた、メール待ってます!

というわけで、みんなで考えてみました。
ひと目でわかるdarling判別ポイント!


(モギ)
姿勢がよくあるきつつ、
足はちょっとガニまた気味(モギよりはマシ)。
で、猛スピードで、往来をあるく。
普通の人間がそれについていくためには、
小走りが必要なほどである。
が、行き先がわかっているわけでは無いことも多い。

(あかり)
・機内での禁煙がうまくいっていなければ、ですが、
 「PEACE LIGHT」を鬼のように吸っている人がdarlingです。
・すれ違ったときに、鼻歌や
 「作詞作曲自分」のような歌を歌っている人がいたら
 それはdarlingである場合が多いです。
・「ガキの使い」の釣りロケの後なので、
 けっこう焼けています
・おそらく4人以上の団体で歩いている場合が
 多いと思います。

(スガノ)
いまdarlingのなかで流行っているのが
ザ・ピーナッツ(矢野顕子さんも
ニューアルバムで唄ってる)の、
「ウナセラディ東京」です。
♪あの人はもう私のことを忘れたかしら♪
という箇所を、
午後8時をすぎると
くりかえしくりかえしくりかえし

エンドレスで唄います。

(あや)
通天閣あかりの着メロを聞きすぎて、
うつってしまったと思われる、
ABBAの「ゆーきゃんダーンス♪」っていうヤツも
根強くここ数カ月の
“ダーリン鼻歌基本ソング”になってます。

(メリー)
パリなのに、スターバックスを探している人

( ROCK)
さらにカフェラテを
グランデかトールにしようか迷っている人

(あや)
飲み物なら、ピーコさんからもらった
豹柄のペットボトルカバー
おフランスでも、ぶらさげているはずです。
ちなみに、その豹柄カバー、
なぜか、笑っていいともで昔やってた
「ともだちの輪」みたいなポーズをとっています。
意味がわからんです。
あと、現地の“達人”っぽい人の話を
「ほお、ほお」
「へえ〜〜! そうなんですかあ」

とうなずきつつ感心しまくりで聞いている人がいたら
それは、ダーリン率45%です。声はでかいです。
その人が、もしも育Tを着てたら
ダーリン率95%です。

( ROCK)
エッフェル塔の前でTIMの「命」をしながら
記念写真を撮っているかも。
しかもその時、あごを出して
「猪木」とかけていることをアピールしているかも。

(シェフ)
……なんか、かえって混乱するんじゃ。
豹柄のペットボトルを下げて
スタバを探しながら
夜のパリをウナセラディ東京を歌い歩く
けっこう日焼けした人。

ロック西本の判別ポイントはガセネタだと思います。
もっとないの、わかりやすい特徴!

(ゆーないと)
彼は〜・・・
みなさん気づいてないかもしんないけど、
わりと目が「3」なんですよ。
で、鼻の穴が神業的に大きくてらっしゃいますから、
いわゆる↓こんな感じですね。

この顔に近い日本人の人がいたら、
ガッツ石松さんか、
うじきつよしさんか、
はたまたdarling
でしょう!!!
きっと。絶対的に!

・歩きながら、
「パリジャン!」「パリジャン!」と連呼しながら
満足そーな表情をしている人。
・リリーフランキーさんが描いた
油ギッシュなトップレスのおやじのTシャツを
胸張ってさわやかな顔して着ている人。
それは、darlingであるでしょう。

(シェフ)
トップレスおやじは「Mon Oncle」と
おフランス語で「ぼくのおじさん」という意味の
ジャック・タチな言葉が添えられてるはず。
でも、ブリーフ一丁なんだよね。
着るかな、パリで。

さーて、darlinそろそろ起床かなあ?
エグゼクティブ用携帯国際電話からかかってくるかなあ?
そしたらまた更新しますよ〜〜!

みなさまからのヨーロッパメールです。

TBSの「世界不思議発見」で
オランダの特集をしているんですが、
そこでオランダでは天敵栽培というのが発達していて、
植物の茎に約千匹のダニが入った袋を下げておいて、
葉ダニを退治するんですって。
葉ダニの天敵のダニが入ってるらしいですよ。
これって糸井さんに
持って帰ってきてもらえないのかなぁ、
検疫でひっかかるのかしら。
これがあれば随分菜園の虫退治に役立ちそうなんですけど。
では、また。
(かみ ひさこ)



(シェフ)
ぎょえ〜〜!
むかしやってた「愛されない虫の広場」を思い出しました。
運搬途中にうっかりその袋がやぶけちゃったりしたら
どーすんのかしら。

鬼のいぬ間のほぼ日。


(モギ)
西田店長が、いきなり、
「今日はさ〜、天気がいいから、
 屋上で仕事しようとおもって、
 服のしたに水着をきてきたんだよね〜。」
といって、奥の部屋へいって、
ショートパンツになってでてきた。
しかも、奴は、ビーチマットも持ってるぜ。


それをみたシェフ。
いらぬ対抗心をめらめらともやして、
「ニシダのは、ビキニだろうけど、
 ボクは、日焼けするときはトップレスだからね。」
   
嗚呼、darlingがいないことをいいことに・・・。

【7月15日11時更新】

「おれは一週間いなくなるぜ。ヨーロッパ行くんだ!
 おれがいない間、更新上等夜露死苦!」

とdarlingが言っていたのはいつのことだっけ。
「はーい! いってらっしゃーい!」
「おみやげー」
「いいなー、パリ。ボンジュ〜〜!」
などと元気に答えたのは憶えてます。
でも出発こんなに早かったっけ?
今日はもう7月15日。月曜日。
darlingはきのう、成田空港からANA205便で
おフランスに飛んでいっちゃいました〜〜〜!!!
もういないざんす。びっくりざんす。困ったざんす!
というわけでシェフでございます。

われらほぼ日乗組員、もとい、
「われら馬鹿の子組」(ハラマキ、育T着用中)が
「darlingがいない一週間」のことを
真剣に考えはじめたのは、先週のなかば、
あと数日でdarling出発! の夜でした。
そりゃあ、慌てました。だってこの一週間、
「裏E3」でぜんぜん机に座ってない人(おれだ)、
取材に飛び回ってる人、会議のハシゴの人、
ページ制作しながら屋上菜園とパソコンを往復する人、
デザイン徹夜でほとんど毎日明るいビルにいる人、
「強力カフェインドリンク」とか飲みながら
目を真っ赤にしてストアの対応メール書き続ける人、
って、われら全員、そんなんだったんですもの。
金魚カメラを明け方に見た人が
「まだ電気がついてます!」とメールをくださいましたが
そうなんでした、たいてい、誰か、いたのでした。

そんなさなかにdarlingが出張。不在。どろんぱ。
先週末、慌てたわれらはミーティング。
「ちょっと旅程表見せて!」
「移動のは、これですがな」
「ふむふむ、けっこう急ぎ足ですねえ」

現地日付 現地時間 日本日付 日本時間 発着地 発着
7/14 11:25 7/14 11:25 TOKYO NARITA
7/14 16:40 7/14 23:40 PARIS DE GAULLE
7/16 13:40 7/16 20:40 PARIS DE GAULLE
7/16 15:00 7/16 22:00 AMSTERDAM
7/17 18:35 7/18 1:35 AMSTERDAM
7/17 19:50 7/18 2:50 FRANKFURT
7/18 20:30 7/19 3:30 FRANKFURT
7/19 14:35 7/19 14:35 TOKYO NARITA

6日間の旅行といっても、実質4泊。
そのうち2泊がパリで、
あとはアムステルダムとフランクフルトに1泊ずつ。
つまり「移動・仕事・仕事・移動・仕事・移動・仕事・移動」
という過酷なスケジュールなわけです。
その仕事がまた、ぎっしり。
「てことはだよ、いままで海外出張のときは、
 パソコン持ってってもらったけど
 今回はパソコン開く時間もないんじゃ!?」
「しかも今回は一ヶ所に長期滞在じゃないしねえ。
 アメリカみたいに誰か知り合いがいるわけでもないし
 darlingが自分で、毎日ちがう設定しないと
 ネットにつながらないってことだよね?」
「そのとおーり」
「……それって、あのモバイル音痴のdarling
 できると思う?」
「思えなーい!!!」
全員一致。そう、darlingはモバイル通信系の技術には
とんと疎いのでした。
だからいちおう、この町ではこう設定して
この電話番号にアクセスしてね、という一覧を
マニュアルにして、渡すことにはしたんですけれど。

「でもさあ、やっぱり今回のスケジュールだと、
 期待しすぎないほうが、いくない?」
「じゃあどーすんのよ?」
「ホテルからファクス、ホテルへ電話」
「それも手だな」
「でもねえ……部屋に戻るのは眠るとき、だけかも。
 いっそ携帯通じませんかねえ」
「通じないでしょ〜〜〜〜」
「待った。通じるんじゃない?
 たしかあるんだ、レンタル国際携帯電話ってのが」
「調べます! ありました!
 この『エグゼクティブ用』ってのを
 持ってもらいましょう!」
さすが21世紀です。エグゼクティブ21えもんです。
これで随時連絡をとりあえば、darlingのようすはわかる。
それをじゃんじゃん更新していくってのはアリですわん。

「待て、でも、時差がある。
 向こうの昼はこっちの夜じゃ!?」
交代で起きてればいいんじゃない?
 一週間くらい、なんとかなるわよん。
 だいたい、宵っぱりの人と早起きの人がいるんだから
 それをちょっとずらせばいいのよ」
そりゃそうだ! そうしようそうしよう!
ほんでもって、なにかわかったら
「今日のダーリン」もどんどん更新しちゃえ!
(いつもは一日一回の更新だけど、
 テキスト中継みたいに、書き換えていくわけです)
 
と、いうわけでお調子者のわれれが
最強お調子者ボスのdarlingを
「行ってらっしゃいませ〜〜〜〜!」と
送りだしたのが金曜の夜@明るいビル。
今日のぶんまでは予定校として「今日のダーリン」を
書いてもらいましたが、明日からは、
それが届くかどうかもさっぱりわからないという
スリリングな日々が、始まってしまいました。

そ・こ・で。

みなさまに、ご協力のお願いです!
このページのタイトル、もいちどごらんください。
そうです、「darlingを探せ! 欧州編」でございます。
世界に広がるほぼ日読者の輪、
フランス・オランダ・ドイツに住んでらっしゃる人も
いらっしゃるでしょうし、
ちょうど旅行に行くという方もいることでしょう。
そこで、募集します。
darling目撃情報を!!!
ほぼ日からは、きょう(月曜)からのdarlingの足取りを、
エグゼクティブ用国際携帯電話で取材、
いまどのあたりにいるらしい、
という報告をいたします。ので、
●空港で乗り換えてた
●駅にいた
●なんか食ってた
●踊ってた
●歌ってた
●似てる人がいた
●酒飲んでぐてんぐてんだった
●じつは札幌にいた
など、何でも結構です、
darling目撃情報をお寄せくださーい!

でもそれだけじゃ、参加者が限られちゃうわねー。
こっちからdarlingに発信することがあってもいいわねー。
そうだ、
●その町に行くなら、こういうことしたらいいですよ。
●そこではこういうおみやげ買うといいと思う。
●あそこに行くなら、ぜひこんなことして!
なんていう、darlingに役立ちそうな旅行情報もいいですねー。

それから、帰ってきて浦島太郎になったらかわいそうだから、
「これだけはdarlingに伝えたい
 日本のビッグニュース!」
を教えてあげることにしましょう。
でも電話代、高いから、
10秒くらいで伝えられるようまとめてください。
でも「おらの家に牛の子が生まれました」みたいな
個人的すぎるのは、やめましょうね。
明るいビッグニュースがいいな。
そーだなー、たとえば、
◆景気急激回復、日本にバブル再び!
なんかうれしいなー。ぜいたく言わないけど。

というわけで、投稿はpostman@1101.com
タイトルを「EUROPE!!!」としてお送りくださいまし!

じゃんじゃん更新しちゃうから。

それでは出発前に聞いた、すごく大ざっぱな旅程表を。
表示はすべて現地時間です。

7月14日(日)東京〜パリ
成田11時25分発
パリ16時40分着
トマトを見に、フォーションに行ったらしい。
パリ泊
7月15日(月)パリ
ベルサイユ宮殿裏の貴族農園見学をするらしい。
J・ステルンナインメール博士と、
由紀夫人に会うらしい。
パリ泊
7月16日(火)パリ〜アムステルダム
パリ13時40分発
アムステルダム15時着
アムステルダムでの行動未定。
アムステルダム泊
7月17日(水)アムステルダム〜フランクフルト

アムステルダムで大規模トマト先端温室、
育苗センター、鉢植え野菜・
花の施設栽培技術視察。
フランフフルトへ移動。
アムステルダム18時35分発
フランクフルト19時50分着

フランクフルト泊
7月18日(木)フランクフルト〜
ハイデルベルクのクラインガルテン見学。
市民農業学校へ。
フランクフルト20時30分発
機中泊
7月19日(金)〜東京
14時35分成田着
 

(ありません)

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postman@1101.comに送ってくださ〜〜〜い。

2002-07-15-MON

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