darlingを探せ！ 欧州編

このページの目次：【15日20時30分】→【15日24時】→【16日2時45分】→【16日8時30分】→【16日9時30分】

【7月16日９時30分更新】 （ハリー） 気づいたら、メリー木村もお寝み中。 「殺人マシーン」とあだなされる仕事の鬼も、 やっぱりちゃんと眠るんだなぁ。 ちょっと新鮮な風景です。 もうしばらくのあいだ、 ぼく１人でお相手させていただきますね。 そうこうしてるうちに、すごいメールが来ました！ 読者とdarlingの 接近遭遇、 第１号です！！！ クリュニュー修道院、 ソルボンヌ大学側のダ○ア・リュク○○○ールの ＃２６に滞在中の天野（夫婦）です。 午後７時ごろにホテルを出ようとしたら、ホテルの人に 「あなたたち、日本人のグループとはぐれた人達？」 と聞かれました。 そうではないと言いながらチラッと外を見たら 日本人のグループが・・・ 外に出てみたら、グループのなかの、 確か紫色のシャツにサングラスをした日本人が 携帯電話を使っていて、イトイ氏にそっくりです。 バレエを見に行く時間が迫っていたので、 急いでその場を離れなければなりませんでした。 バレエの最中も、ホテルにもどったら 「ほぼ日刊イトイ新聞」をチェックしようと 夫婦で話をしていて、夜１２時を過ぎて戻ってきて、 部屋でＷＥＢをチェックしたら、ビンゴでした。 みなさん無事そろってお出かけできたのでしょうか？ 本日（１６日）はご出発のよう。 道中のご無事を願っています。 （あまの　げん） （ハリー） そして、このメールを見たdarlingから、 このメールが！！ これ、完全に当たってると思う。 発見されていた！！！！！ しかも、ぼくはこのホテルの四階にいるわけですよ、 たぶん。 すっげぇ！ （ハリー） うおおおおおおおお、 ほんとにすっげえ！！ なんとなんと、 同じホテルに滞在されてるんですねえ〜〜。 いやほんとビックリしました。 天野さんご夫妻とは、まだ、 朝食の席などで、 出会う可能性があるわけですね！ こりゃ楽しみになってきましたよ〜。 天野さん、これをご覧になったら、 ぜひdarlingとのコンタクトを試みてください！ お願いいたしまーす！ ふーっ、興奮さめやらぬところですが、 もう１人、お近くの方からメールです。 ほぼんそわ〜る！ わびすけと申します。 パリ６区、リュクサンブール公園近くに在住です。 なんとかdarling目撃情報をご報告したいものですが、 宿泊されるホテルの近くで お食事されているのでしょうか？？ でも張り込んだりすると ホテルの人とかに怪しまれちゃいそう・・・ お食事の後はチュイルリー公園の移動遊園地で 逆バンジーされるとか？？？ 明日の朝、目覚めたらリュクサンブール公園を お散歩されるようなお時間あるといいですね。 鳥のさえずりが心地よいです。 天気予報によりますと、明日は最高気温２２℃、 最低気温１４℃、雲が多めかもしれませんが ほぼ爽やかな天気となりそうです。 それでは、ほぼんう゛ぉわいやーじゅ！ （わびすけ） （ハリー） おおーーっ、わびすけさんも、 まだまだチャンスあります。 張り込み、 おおいに結構であります！ darlingもいただいたメールは読んでるはずですから、 もし起きられたら、朝のリュクサンブール公園へ 散歩に出かけるかも知れませんよ。 しかし、いまのパリの気候って、 なんだか過しやすそうですよねー。 日本の春から初夏にかけてと、似た感じなんでしょうかね。 午前９時現在、東京魚籃坂の事務所あたりの空は、 台風前のどんより分厚い雲に覆われていて、 雨も強くはないながらも、しっかり降っています。 空気がじっとりして、エアコンなしじゃいられない。 ああパリ、うらやましいなぁ。 次の更新へ↑

【7月16日８時30分更新】 （ハリー） しばらく更新をお休みしてしまいました。ごめんなさい。 といっても、何か動きがあったわけでもないんですけどね。 事務所にいる人数も、 いつのまにか１人、２人と減っていって、 いまはメリー木村とぼくだけになってしまいました。 おっと、もうひとり、和室でROCK西本が寝ております。 あ！そうだ。 メリーは別室にいるし、いま「ほぼ日」は、 ぼく１人の手に握られているも同然だ。 更新だって好き勝手にしほうだい。 そうか、ぼくが権力者なのだ。 わははははははははは。 何をやってもいいのだ。 ちょうど「育Ｔ2002」の原稿書いたとこだし、 育Ｔの話しちゃおうかな。 こんなメールいただいてます。 ダーリンは今回のヨーロッパで 育Ｔのどの色のどのレターを着ているのでしょうか？ どのパターンの使用頻度が高いのか （お気に入りなのか）気になってしょうがないので できましたら、教えていただけると落ち着きます。 （しおちゃん） しまった！ さっきの電話のとき、聞けばよかったなァ。 次に電話あったら、初日からの色とレターの組み合わせ、 聞いておきますね。 ちなみにぼくは、WILDのオレを着ています。 こいつに関しては、３日くらい連続で着て、 洗いはていねいにという、 ややハードな育て方であります。 まあ、単に事務所での泊まりがつづいたわけですが。 あのーそれで、 先週金曜から第２次販売が始まったわけですが、 再販に際しては、「再販ないって言ってたのに〜」 というようなご批判なんかもあって、 それについては真摯に受け止めようと思ってます。 しかし！ やり始めちゃったからには、 やっぱり売れれば売れるほどうれしいわけでして。 はい、もうワタシ、個人的に “数字の鬼”と化しております。 いまさらごちゃごちゃと説明なんぞいたしません。 ぜひ、あなたの お手もとにも１枚！ と、心から訴え、 祈る次第でございます。 バカなことをやってたら、 ７時45分、darlingからメールだ！ ほぼにちわ。イトイです。 なんか、たのんます。 （以下、他のメールの転送部分） （ハリー） なんか業務連絡だ！ この「なんか、たのんます」っていう おおざっぱな頼み方が、われら乗組員を 信頼してくれてる感じするじゃないですか！ うれしいなぁ。 darlingの習性から言って、 このあとも何通かやってくるにちがいないぞ。 わくわく。 ８時ちょうど、 きたきたきたぁっ！！ ほぼ欧州通信#4 ほぼンジュール、darlingdarlingですくせ。 オレがいるときより、「ほぼ日」おもしろいじゃん。 一読者として、たのしんでます。 それにしてもAmazonでの『海馬』第一位、 うれしいわぁ。 ここまでくると、やっぱり内容がおもしろいからだと 言いたいですよねー。 すぐ下になんか性のハウツーみたいな本があって、 「人体の神秘」 が求められているんでしょうかねぇ。 『調理場という戦場』も、 っががっと12位ですか、すごい。 土曜日に銀座の福音館に寄ったら、『海馬』どこにあるのか まったくわからなかったもんねぇ。 頼むよ、リアルの本屋さん、みんなに読ましてくれよ。 さて、ただいまパリの日付が変わるころ。 「博士」のお宅でごはんをごちそうになって 小さなホテルに戻ったら「ムッシュウイトイ」に伝言メモ。 ここから歩いて5分のところにいるという 「ちー」ちゃんから、 鉛筆書きのお手紙をもらったよ。 20：45とあるから、会えなかったけどね。メルシーぼく。 日本、台風襲撃らしいじゃん。 台風が好きだという人もいっぱいいるし、 ぼくもあの「超祭り」感覚は好きなんだけど、 まじめな話、気をつけてくださいね。 さて、フランスの農業視察報告簡略版。 ヴェルサイユ宮殿には、農場があります。 いわば、「王家の食卓」にのぼる野菜をつくる園ですが、 これを、いまでも政府が管理しているらしく、 現役で生きているわけです。 永田先生といっしょに回って、よくわかったのは、 「ヴェルサイユの野菜はうまくない」ということ。 大切なお方のためだからということで、 掘って低いところにつくっていること自体が間違い。 肥料も水もやり放題というところも大間違いらしいです。 農学校の学生も、手伝いをしているようだけれど、 専従の農夫の方々もおいでであります。 いいところなんだけどねぇ、景色とか。 「摘んで味見してもいい？」と尋ねたら、 「ああ、いいよ」ってことで、ナスやらトマトやら、 バジルやら、いろいろ試食したけれど、 アクが強くて苦くて、まったく落第の味。 手をかけすぎると、こういうふうにまずくなるという例。 裏手に「マリー・アントワネットの農園」もあって、 そっちのほうは、観光の名所として再生するべく、 大改修工事中だったのだけれど、こっちも同じく．．．．。 改修の計画もなく、かなり雑につくっていた時代には、 もっと品質のいい野菜だったと、永田先生は語った。 「ガーデンセンター」という農機具や、苗などの店が 郊外にあるので、そっちの見学も二軒ほど。 こりゃ、まったく魅力ないわ。 「こんなふうな店をつくって、当たったらもうけもの」 というくらいの軽いコストでスタートさせたんだろうね。 ただし、クマデだのシャベルだのは、 ちょっとオシャレ。 日本でも有名な高級食料品の店に行って、 フランスの「高級」がどの程度のものかを調査。 缶やビンのもので儲かった店は、生鮮野菜の面積を 「アリバイ程度」にまで小さくしてしまっていた。 まるっきり、ダメ。 うまくもなんともないし、あえて言えばまずいくらい。 農業国フランスの力って、こんなものだったのか？ ワインのためのブドウ農園は別として、 「野菜ワールドカップ」があったら、 予選敗退だと思う。 ま、日本にしても、永田先生の野菜を「代表選手」にして、 他の国と戦うってもは、ちょっとずるいかもしれないね。 一般の野菜は、フランスといい勝負かもしれないもんな。 夜は、Ｊ・ステルンナインメール博士と由紀夫人の夕食に ご招待されたもので、ホテルから歩いて出かけた。 食事がおいしかったです、ということはともかく、 この博士の研究というのが、むつかしいような簡単なような やっぱり難解なもので、 「タンパク質に固有の分子振動を、音に置き換えて 　それを聞かせると、どういうことになるっちゃ？」 というようなことでありまして。 早い話が、牛がよく乳を出すとか、 パンの酵母が活発に活動して、発酵が早まるとか、 特定の細胞が活性化して、病気が回復するとか、 そういうような研究なんですよねぇ。 これは、少し浅めに紹介するに留めておきます。 聞いているとわかったような気がするのだけれど、 その聞いた話を、他の人に伝えられるものではないので。 で、夜中近くにホテルに戻って、メールチェック。 あいかわらず全部読んでいるので、時間がどんどん過ぎる。 眠くてしょうがなくなっちゃったけど、 とにかく、これだけは書いて寝ることにしました。 読者の皆さん、とりわけヨーロッパ在住の皆さま、 いろいろとありがとうございます。 明日は、次の国「エマニエル夫人」の主演女優であった シルビア・クリステルの故郷、 オランダに出発であります。 空港にいたりしたら、 必ず声をかけてくださいね。 一瞬のすれちがいかもしれないけれど、 それはそれで縁ってものじゃないですか。 国際ケイタイ電話は、けっこう「圏外」が多くて、 かけてみようとしてあきらめたことが、数度。 明日は明日で挑戦しますから、覚悟しておきなさいませ。 んなこってした。 （ハリー） おおおおーー、充実の内容だぁ。 それにしても、 「ちー」ちゃんさん、 実に惜しい！ もう少しでdarlingと接近遭遇だったのになぁ〜。 こっちまで残念な気分になりました。 でもとにかく、伝言はちゃんと届くらしい。 darlingの近くにいる！という方、 ぜひ接近遭遇を試みてください！ 次の更新へ↑

【7月16日２時45分更新】 （ハリー） みんなもう帰るとか言っときながら、 なんだかんだで、まだ事務所には、 シェフ武井、メリー木村、べっかむ３、 ROCK西本、通天閣あかりが残ってますよ。 しかし、アレですね。 現地で行くといいところ、味わってほしいものなんかは、 いろいろ情報いただいてて、 とてもありがたいんですけど、 「これだけは伝えたい日本のビッグニュース！」 ってやつは、なかなか来ないなぁ。 まあでも、ムリに寄越せと言ってもしょうがないし、 のんびり行きますかねえ。 なんて思ってたら、 うわ！木村くん！すごいイキオイで いいいいったいどうしたの！？ （メリー） かかかか海馬が、 「海馬」がアマゾンで １位ですっ！ （べっかむ3） なにぃ〜い！ （べい） おおおおおおお。 すげええええええええええ。 （メールでやりとりに参戦） （ハリー） おおっ、そんなこと言ってたら、 さっそく読者の人からメールが！ Amazonの順位が・・・。 びっくり！ 21時ごろ見たときには３位だったのに、 １位になってますよ。 すごい！ （くら） こーれはdarlingから電話あったら、 ぜひ伝えなくっちゃね！ そう言ってたら、 午前１時50分、電話が鳴ったぞ！ darlingからだ！ 思わず「海馬」編集担当の メリーが駆け寄る！ （darling） 外回りの仕事は終ったよ。 アインシュタイン博士の 同僚だった人とこれから会って、 いっしょに夕ご飯を食べます。 （メリー） （ぼんやりしている） へえー、アインシュタイン博士の同僚ですかー。 楽しそうですねー。 （急に勢いづいて） それでですねっ！ （darling） きょうやったことはさ、 ヴェルサイユ宮殿の王様の農園を見たり、 マリー・アントワネットの農園を見たり、 パリの食料事情を見てきました。 あ、あとガーデンセンターにも行ったね。 フランスってさー、高級食料品があるし、 農業国だと思ってたけど、 案外危ういところがあるように思ったなぁ。 （メリー） あ、あのっ、イトイさんっ！ 海馬が、 海馬が１位になったんですよっ！ （darling） えっ、ほんと！？ うっわぁー、そーれはうれしいなぁ！ この状態がずっと続けばいいのになぁー。 よかった、ほんとよかったよー。 （メリー） ほんとうれしいです！！ （darling） じゃ、またこっちでの話は、あとでメール書くわ。 とにかく、よかった。 それじゃ、ま〜たね〜。 （ハリー） darling、すっごい喜んでたみたいだねー。 あれ？ちょっと待ってよ。 いまのって、darling的には、 「日本のビッグニュース！」 だったよね！ （シェフ） そうだ！別に日本全体が びっくりしたり沸き立ったりするような ニュースでなくてもいいんだよね。 （ROCK） 「これはきっとdarlingが喜ぶ！ 面白がる！」ニュースなら、 全然OKっすよね！ （ハリー） 読んでくれてるみなさん、そういう観点ならどうでしょ？ 「あっ、そうだ！あれがある」と 思いついた方、 ぜひぜひメールをくださいませ！ darlingを相手に、あなたが 「あのくさ　こればい！」の鳥越さんになってください。 もちろん、引き続きほかの情報も募集してますよ。 お待ちしておりま〜す！ 次の更新へ↑

【7月15日24時更新】 （モギ） ちょっと台風よ！　たいへんよ！ いまお母さんからはやく帰ってこいって 電話かかってきたもん。 （ROCK） まじすか。 （モギ） まじよ〜〜。あしたのあさは 関東地方にも台風がやってくるかもしれません。 台風がすぎても大風がふいているばあいは、 江戸川をこえられないのよわたし。 そんな場合は、家から更新します。 台風が去ってから明るいビルに来るわ。 （あや） そういえばdarlingからの電話、 あれきりかかってきませんねえ。 （ハリー） きょうは夜中にかかってきてもいいように 僕がいますからね。 （モギ） 明日の夜中は、わたしが宿泊の道具をもってのぞむわ。 （ニシダ） やーん。明日台風？　日焼けできない！！ 今週は毎日お昼休みに焼こうと思ってたのに！！！ （シェフ） やーん。対抗してトップレスで 焼こうと思ってたのに！ って、そういう話ではなくて、だな、 台風だったらたいへん。 （リカ） もう国内便は九州発着を中心に 欠航が出てるみたいですからね。 台風情報によれば 明日の朝９時に関東地方を直撃です！ （シェフ） ねえ、19時に新潟のひとからこんなメール来てる。 ほぼにちは。 台風、来ちゃいますね。見事なコース選びです。 （全英オープン出場のウッズもビックリでしょう！） 保育園のジャガイモ掘り延期の我が家、 今週はもう諦めております。はぁ〜…。 まだ台風殿は九州鹿児島におわすそうですが、 その台風にしっかり刺激され実力発揮の梅雨前線のお陰で 新潟は既に大雨です！　ザーザー雨です！ 明日、台風本番の風雨を思うと 今からかなり心配なのですが… 『darlingを探せ！欧州編』でほぼ日乗組員皆さんの 「darling発見特徴ポイント」コメントを読みながら ウケてしまっております… 会ってみた〜い！目撃した〜い！ たとえそこが…台風のど真ん中でも…。 日本全国のほぼ日読者皆さん、 台風に負けず 明日もほぼ日読んで 元気にご飯食べて頑張りましょうね〜！ （オオハシムツコ） （ROCK） 元気っすねー。ありがたいっす！ 新潟のお米うまいっすもんね〜！ （シェフ） ううむ、明日のほぼ日、大丈夫だろか！？ なんとかなるかな。 darlingはひとまず安心、ヨーロッパには梅雨ないし。 たぶんすごくいい季節だと思うよ、かりっと暑くて。 というわけでメールです。 こんにちは！ピッピと申します。 darling 、オランダでは、 ぜひジェニーバを、飲んでみてください。 ジンみたいなお酒ですが、体にもいいそうです。 奥様のおみやげは、Delft焼が、いいと思います。 古伊万里みたいで、とってもステキです。 実は、今回うちの夫も、同行させていただいていると 思います。顔の大きなフィリピン系の男です。 ふつつかものでは、ございますが、 どうぞよろしくおねがいします。 ではでは　楽しいツアーを！！ （ピッピ） （シェフ） ありゃ！？　どなたの奥様でしょう。 今回の視察団のメンバーの！？ ピッピさん、旦那様からの報告があったら ほぼ日に知らせてくださいね〜！ （ROCK） darlingお酒のめないけどね。 替わりに飲みに行きたいっす！ 甘党のダーリンさまへ。 凄い弾丸ツアー、おみそれしやした。 今年の３月にアムスとハーグに行きました。 やっぱり、ダッチアップルパイ、本場ですわ。 １回はお召し上がりくださりませ。 それと、オランダ風パンケーキ、 クレープみたいに丸くて大きいけど、あつみがあります。 粉砂糖振り掛けるもよし、シロップもおいしい。 絨毯をまるめるみたいにして、ナイフで輪切りにするのが、 地元の方々のフツーな食べ方。 お土産にココアなんていいよ〜。 （うたた猫） （リカ） おいしそう！　こういうのいただく時間 あるといいけど…… （あや） おいしそうなメールなら こういうのもいただきました！ こんにちは。 darlingがハイデルベルクにいらっしゃると聞き， 矢も楯もたまらず，メールを書いてしまいました。 ハイデルベルクのメインストリートに， とてもよいレストランがあるんです。 レストランの名前は忘れましたが， たぶんメインストリートの157番地だったと思います。 お城を背にして， 教会（右側），広場（右側）を見ながら歩いていって もうちょっと歩いたところの，やはり右側にあります。 細い階段を上って２階の部分がレストランですが， 一階にメニューを書いた黒板がいつも出ています。 ここのレストランの，なんでしょう，雇われマスターかな？ と思われる方がいるんです。とてもとても暖かい方です。 樽のようなお腹で，いつもにこにこしてらっしゃる。 おじさんのいる空間は，空気がとてもやわらかいんです。 おじさんが歩くと，テーブルもグラスも， ちょっと，ふるふるっとするような，そんなおじさんです。 一度，帰りがけに 「とてもおいしかった」と言った （本当においしかったの）ときに， 「ありがとう。また来てね」 といって，握手をしてくださいました。 その手の柔らかかったこと。暖かかったこと。 日だまりに咲くタンポポのような手でした。 うまく言えませんけど， おじさんの心と握手をしたような感じでした。 「157番地のおじさん」は， わたしにとってのハイデルベルクの象徴でした。 ハイデルベルクは，町並みもきれいですし， 川沿いの散歩道も気持ちいいし， 大きな橋にも，また対岸から見る街の光も， 好きにならずにはいられない要素がたくさんあります。 でも，そんないくつもの要素のトップにいるおじさんは， わたしのハイデルベルクになくてはならない人でした。 でも，おじさん，病気になったようで， 去年かな？　に行ったときには， おじさんはもう引退してらっしゃいました。 娘さんが切り盛りをしていらっしゃって。 娘さんって言ってもおばさんです。 このかたも，とても感じのよい，暖かい方でした。 でも，内装も雰囲気も，全部一緒なのに いるはずの人がいないレストランは， ちょっと違って見えました。 町って，こうやって変わっていくのかなぁと思って。 darlingがハイデルベルクでお過ごしなのは 半日足らずのようですので， 「157番地のレストラン」にいらっしゃることは ないでしょうが，旅行を通して，いろいろな 「157番地のおじさん」との出会いがあるのかなぁ， などと想像を馳せております。 ...すみません。 何の役にも立たない情報でしたね。 ご一行の方々も，どうぞお身体にお気をつけて。 すてきな旅になりますように。 （Mar） （シェフ） いえいえ、ほろりときたです！ darlingいい旅だといいですね。 さあそろそろ僕たちは帰ろう。 ハリー、夜中に何かあったら よろしくね！ （ハリー） 了解！ 次の更新へ↑

【7月15日20時30分更新】 （べっかむ3） たった今、darlingの足跡をビジュアルでも追うための 「特製ユーロマップ」が完成いたしました。 （上のバナーをクリックしてね！） ３カ国のご訪問なのに、10カ国ものってるお徳用サイズ。 菜園番長モギちゃんの下絵を元に完成させました。 え？　なんだか、ドイツが能登半島みたい？ よいではないですか。 でももう一度、じーっと見てみると、 「デ、デンマークがない！」 「わたし、おおざっぱだから〜〜♪　るるるん」 と言ってた彼女の言葉がよみがえる。 でも実は私も場所をよく知らなかった。 ごめん、デンマーク。 世界地図をもう一度ひっぱり出してきて、加えたりして。 これで、完成だーっと保存して、 スイカでも食べましょうと思っていたら、 フランスとドイツの間に何やら未知の国発見。 よく見ると、そこにまします「ルクセンブルク」。 また作り直さなきゃー！　奥が深いぞ、ヨーロッパ！ darlingは大丈夫かなあ？ （リカ） （これ↑を見たらdarlingの方が 　不安になるんじゃぁないかな…。ぼそ。 ) (シェフ) 「地図いる？」「いるいる！」なんて勢いでつくりました。 が、これ「darlingを探せ！」の役に立つのかといったら 砂場で米粒探すようなもんじゃないか？　って言わないでね。 「こういうところにいるんだな〜」って思ってください。 べっかむさん、べつにこの地図で darling歩いてるわけじゃないから大丈夫だよ。 読者メールっす。 パリ在住のカメラマンです。 ほぼ日読むのしばらくさぼってたらなんと！ いま糸井さんはパリにいるんですか！ 目撃・・・ きょうはベルサイユ方面ですか。 ちょっとむずかしいですね。 とりあえず誰でも知ってるパリ情報でも。 スターバックスなんか探さなくても そこら辺のカフェでおいしいコーヒー飲んでください。 ちなみにカフェラテが飲みたいのなら “アン カフェクレーム、シルヴプレ” っていえばでてきます。 パリのギャルソンはそこそこ英語はなしますけどね。 農業のこと。 パリでは日本食材がけっこう安く手に入ります。 イタリア産のお米やスペイン産の白菜。 ほかの野菜類もスペイン産が多いよう。 イタリアは米の生産がヨーロッパで最大だそうです。 なんでもEU圏の国々は植民地支配時代に 植民地に生産物を分担させていたので 世界大戦で自給化の重要性を認識して 経済性よりも自給性を優先して農政を行ってるんだそうな。 とりあえずはこんなところで。 それでは。 （Yusuke KOMIYAMA） (シェフ) へええ、パリって日本食材安いんだ！ じゃあKOMIYAMAさんも和食の自炊くんでしょうか。 コーヒー好きのdarling、カフェオレ飲めてるといいけど。 （ROCK） ねえねえ、トルシエがフランスに帰国したけど darling、パリでトルシエに会うことってないかなぁ。 通訳のダバディさんがいないと話してくれないかぁ。 (シェフ) そりゃ、むりだ。 てゆーか、アンタ頭の中まだワールドカップかい！ BONJOUR! パリに住んでいる者です。 週末ちょっと旅行に行っていて、 帰ってほぼ日を見てみたらダーリンがパリに！ という事でなんかすごく嬉しいんだけれど、 予定では今日はヴェルサイユに行ってらっしゃるんですね。　 こっちはここずっと天気が悪く今日も例外ではありません。 せっかくダーリンが来てくれたのに、、、。 今日は土曜日でパリのあちこちでマルシェ（市場）が 開かれているハズです。 ダーリンはそこで野菜を見てみたりしたのかしら？ と思いつつ私も家の近くのマルシェに今から行って来ます。 あ、でも明日の日曜の朝もいろんな所で マルシェやってますよ。 ダーリンのホテルの近くにもあるハズ。 Boulevard Raspail（６区）とか。 あとちょっと離れるけどPlace Aligre（12区）は すごい大きいマルシェです、値段も一番安いです。 ホテルの人に聞いたらきっとその他のマルシェの場所も 曜日も知っているハズです。 興味があったら早起きして行ってみて下さい。 良い御旅行を！ （ぐーも） (シェフ) マルシェ！　カレーマルシェのマルシェ。 市場って意味なんですね。 たぶん市場見学って行くんじゃないかなあ。 どこに行くかはわからないけど…… と思ったら、パリ最強のマルシェ情報が！ こんにちは。 今年の初めに「ユーロ日記」を掲載していただいた フランス在住の柚子です。 ダーリン様、このスケジュールは半日ずらせば もっとよかったのにー。 どうしてかというと、 日曜の朝はパリのラスパイユというところで、 「バイオ市場」が開かれているんですぜーい。 有機農業でつくられたすんばらしく美味しい野菜、 肉、チーズ、それらを使った素朴系のお菓子や、 キッシュ、じゃがいものガレットも屋台で売られていて、 うまい、うまい。 ベルサイユの御用農場で売っている ジャムも美味しいのですが、買われましたか？ （柚子） (シェフ) ひゃあああ！　市場好きの僕としては、 たまらんものがあります。しかし残念ながら 柚子さんの言う通り、日曜の朝はdarlingは機上の人。 バイオ市場には行けなかったですよね。惜しい！ スケジュールは、と…… （ROCK） そういえば明日はオランダに入国なんだよねえ。 アムスの空港でオランダの読者が 「おいでませdarlingオランダへ！」とか 外タレ入国時の成田のように迎えてくれたら楽しいなぁ。 (シェフ) お、ちょうどそんなメール来てるよ！！ こんにちは！ 在オランダです。 私のつれあいが勤務しているライデンの某大学図書館で なぜか何十年も定期講読している『婦人公論』座談会や、 「さんま御殿」ご出演録画ビデオなどで だーりんさまのお姿拝見いたしております。 あ、『ミッケ』シリーズ翻訳もだーりんさまでしたね。 あれはとても楽しく良いご本で、 子どもが小さい頃、定期講読（！）しておりました。 今回は超お忙しいご滞在のようですね。 日頃ご多忙のだーりんさまですから ご無理は承知しておりますが、 いつかオランダにゆっくり おいでになるようなことがございましたら、 ライデンへもどうぞ足を延ばして下さいませ （スキポール空港から車で20分ですし）。 某大学日本学科では、オランダ人教授をはじめ 他のオランダ人スタッフ一同皆さま （ライデン訛りの）日本語をお話しになりますので、 いかがでしょう、だーりんさまを囲んでの 「婦人公論特別企画　〜 だーりん in Leiden 〜」？ オランダという国は、時々、日本では考えつかないような 突拍子もなく面白いことをする国ですので、 今回もなにか新しい発見のある実りのある ご滞在になりますよう、お祈りいたしております。 P.S. 明日『ミッケ』持って15:00に空港へ行ったら、 サインしていただけます？ どの航空会社のフライトなんでしょうか？ （国森由美子） (シェフ) ライデンって学園都市ですよね。行ったことある。 いいところでした。シーボルトの家とかあったな。 で、国森さん、空港、行ってください！ サインがもらえるチャンスがあるかどうかは わからないのですけれど フライトはこうです。 16日（火曜日） パリ13：40　 KL1234　 アムス15：00 KLMオランダ航空ですよ。 一緒にいるのは背の高い「ヤマモトさん」とか 「永田先生」。 ちょっと奇妙な団体でしょうから、一目でわかるはず。 「歓迎darling」なんてカードで出迎えてくれたら 喜ぶかも。 ただ、そこからどう移動するのか不明なんですよ。 ちなみに、宿泊はアムステルダムじゃなくて デルフトになってる。 焼物の町ですよね。（大ざっぱな知識） 続いてはフランクフルトから。 在フランクフルトのwanchanです。 うわー、フランクフルトにいらっしゃるのですね。 その日は街中で、張り込みしなきゃー。わくわく。 ちなみに、帰国便は、青いマークの会社、ですか？ 赤いマークの会社の出発の時間帯ではないですね。 その日の青いマークの会社のパイロットの一人は、 私の友人です。 一応、彼にもインフォメーションしておきました！ 機内をうろうろ探し回っているパイロットがいたら きっと彼ですので、宜しくお願いします。 ちなみに通訳は見つかりましたか？ フランクフルトにある、日本語普及センター　 TEL　+49-69-20727　に問い合わせてみられては いかがでしょう？ きっと通訳の手配をしてくれるはずです。 それではー。Gute　Reise! （wanchan@Frankfurt） (シェフ) わお、ありがとうございます！ でも空港をうろうろしてるパイロットって いっぱいいるから、たぶんわからないと思う…… wanchanさんよかったら空港行ってください！ フライト情報教えちゃう。 7月17日（水曜日） アムス18：35 　KL1771　フランク19：50 です。帰国便は 7月18日（木曜日） フランクフルト20：30　ANA210 ですよん。 気が早いか。 東京はもうじき台風の暴風雨圏内だよ〜。 （べい） 明日から台風ですねぇ。 僕も今日、屋上で日焼けしたかったなぁ。 次の更新へ↑

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2002-07-15-MON〜16-TUE

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