ほぼ日には、見習い乗組員として働いていた
「フェザード・シジュ」という名の
おかしな銀色の宇宙鳥がいました。
その鳥が、ある日活動を止めてしまいました。
Twitterの更新も滞り、
「体調が悪くなったのではないか」などと
心配の声もいただきました。はたして何が起こったのか。
これはそれを解明しご報告するコンテンツです。
前回お伝えしたとおり、
宇宙鳥フェザード・シジュは、全日本テルミンフェスに
元気いっぱいで出演していたことがわかりました。
さらにその後、9月13日にほぼ日で掲載された
「うまけりゃうれるべ市。」の
「夕ごはんそのあとに。」というコーナーで
田島貴男さんとトークしていたことも判明。
そのあとに行方不明がわかった福島出張、という順序です。
そこまではなんの不安もなく元気だったわけです。
ほんとうの最後の最後に
シジュを見たのはいったい誰だったのでしょうか。
調査が必要です。
やはりポイントは、
9月に行くはずだった福島出張です。
あの旅で、シジュは人間たちより早く
東京を出発する必要がありました。
なぜなら、あの大きさでは新幹線に乗れないからです。
その「はやめの身支度」を手伝った
ほぼ日のスタッフがおりました。
そのスタッフによれば、身支度も問題なく順調で、
ただ出張を待っていただけ、とのことでした。
身支度までは完璧だった。
言い換えれば、準備をしたあとは、
誰も気にかけることがなくなった、というわけです。
ある者がつぶやきました。
「あとは、防犯カメラに頼るしかない」
防犯カメラ。
ついにその言葉が出てしまいました。
シジュはひとりでに外に出た形跡も、
動機も、動力も、ありません。
最後の記憶が「仲間による身支度」だったのですから、
社内の映像記録を洗い出すのが捜査としては定石です。
防犯カメラに写っていたのは、
まずシジュちゃんの身支度の箱を用意して伝票を貼る、
ほぼ日のスタッフの姿でした。
そして、その防犯カメラの映像を、
みんなで確認しました。
ほぼ日のオフィスで聞いたことのない
悲鳴があがりました。
みんなが見た映像は、
いったいどのようなものだったのでしょうか。
みなさまもどうぞごらんください。
出張の身支度をしたシジュちゃんを、
宅配便の方が福島に
連れていってくれると思っていたのに、
宇宙のほうの使者が来て、
シジュちゃんを連れていったとは!
明日につづきます。
明日は関係者がずらり登場。
2018-03-28-WED